明治時代から大正時代にかけて活躍した女性新聞記者の描いたこの人気ドラマは2020年の春からBS放送で再放送が始まっています。
今回ははね駒第131話と第132話と第133話のあらすじについて紹介します。
はね駒第131話のあらすじ>
りんの体調不良は仕事と家事での過労だけではなく3人目を妊娠していたからだったのです。
花田と浦野は結婚して出て行ってしまいましたが後藤だけは独身で相変わらずの橘家の下宿人をしていてやえからも色々言われていました。
そんな時に、取材を申し込んでもなかなか承諾がもらえなかった京都祇園にある加藤楼の女将から芸子の雪の取材を許可する連絡がありました。
おゆきへの取材のためにたりんは東京から京都まで13時間をかけていくことになります。
しかし、妊娠を知らない編集長の津村もりんの体調のことを心配します。
3か月の身重での長時間の電車移動は無理だと言う源造に対してりんは自分が考えた企画だから人には任せられないと激しい口論になります。
弘次郎もやえもふたりの言い争いをみて心配します。
そして今回は徳右衛門も気にしていたのでした。
<第132話のあらすじ>
家族の反対を押し切って京都祇園に芸子の雪への取材を敢行したりん。
りんが出かけていってからやえはことやみつの仏壇に向かってりんの無事を祈り続けていました。
ところが予定では4日で戻ってくることになっていましたが5日目の朝になっても帰ってきません。
身重のりんに何かがあったのではと心配する家族。
実はりんが京都祇園につくと取材相手の雪が雲隠れしてしまっていたのです。
りんは雪がアメリカの富豪に落籍されるというのを聞きつけて取材を申し込んでいたのでした。
そして当人が若狭にいると聞いて会いに出向いていたのでした。
しかし、そこでも雪を見つけ出すことができなかったりんは新聞記者の厳しさを思う知らされます。
新聞社に戻ってことの次第を報告しすると周囲から散々な事を言われます。
打ちひしがれて家に戻ったりんは仏壇に向かって無事に帰ってこれたことを報告しようとします。
ところが長時間にわたる汽車の揺れや歩き回ったことでの疲れと身体を冷やしてしまったことでりんは流産をしてしまうのでした。
悲しさと悔しさで枕を濡らすりん。
源造は外に出かけて行ってひとり屋台の蕎麦をすすっていました。
<第133話のあらすじ>
明治37年2月に日本はロシアに戦線布告して戦争状態に入ってしまいます。
3月になると明治新聞社も戦争関連記事を掲載する紙面を確保するためにりんが担当していた婦人向けの欄を縮小することを決めます。
一方、活動写真の仕事を始めていた嘉助は満州に渡って戦争の記録を撮影して日本で上映することを考え弘次郎の許しと費用の援助を頼みにきます。
しかし二本松の少年隊の経験がある弘次郎は嘉助の話には賛同してくれません。
教会の中河鶴次も従軍宣教師として戦地に出向くことになりキヨを橘家で預かる事になります。
そんな状況下で新聞社では勝ち戦の前祝だと酒盛りが始まってしまいます。
息子の弘の小学校の入学について源造と相談したかったりんですが会社での酒盛りに加わらないことでの自分へのバッシングを心配します。
結局は帰らずに酒盛りに参加したりん。
その日の夜半、泥酔して編集長の津村に送ってもらうことになってしまったりんの醜態をみて温厚な源造が激怒するのでした。
<第131話と第132話と第133話の感想>
りんは自分で立案企画した京都祇園の雪への取材が徒労に終わって打ちひしがれただけでなく流産までしてしまいました。
強引に取材に出掛けたことが仇になってしまいましたね!?
新聞社で周囲からのバッシングを失くしたいりんですが思うようにいきません。
そんな折に日露戦争が始まってしまい世間の様相が一変してしまいます。
戦争で益々男社会が強まりそうな環境をりんは乗り切れることが出来るのでしょうか?
スポンサード