光る君へ19話ネタバレあらすじ伊周が花山院を,長徳の変

NHK大河ドラマ「光る君へ」１９話のネタバレ あらすじ内容です。

まひろは、かつて道長との逢瀬の場だった廃邸を訪れていました。すると偶然、道長がそこに現れましたが、何も話さず、その場を去ります。

ここから19話は始まります。

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光る君へ19話ネタバレあらすじ

19話ネタバレ①伊周と道長の対立

吉高由里子演じるまひろは、高杉真宙演じるのぶのりから「新楽府」という宋の国の書物を借りて写本を作成していました。その経験を通じて、彼女は政治に興味を持つようになりました。

その頃、内裏では大きな問題が発生していました。民衆から税金の免除を求める声が上がっていたのです。その要求に対して、賛成派と反対派で意見が分かれていました。

藤原伊周 民衆を甘やかすと、彼らは我が物顔になる。施しは必要ない。

藤原道長 疫病から立ち直れない民衆を救うのが政治の役割だ。 その日は、出された意見を一条天皇（塩野瑛久）に報告することで一旦は収束しました。しかし、伊周（三浦翔平）は道長（柄本佑）に対して攻撃的な態度を見せました。

藤原伊周 父と叔父を呪詛したのは、右大臣殿ではないか。女院さまを利用して、帝を騙したのも右大臣殿ではないか。 伊周は道長に襲い掛かろうとしますが、道長は巧みに避けます。伊周の見苦しい姿を目の当たりにした公卿たちはその場を去りました。

その日から、伊周と藤原隆家（竜星涼）は内裏に姿を見せなくなりました。

19話ネタバレ②道長の策略

長徳元年8月、藤原実資（秋山竜次）は権中納言に昇進し、藤原俊賢（本田大輔）は参議に、藤原行成（渡辺大知）は蔵人頭に任命されました。

俊賢は、伊周と隆家の元を訪れて言いました。

源俊賢 一条天皇も心配しております。右大臣様に対抗する力がなければ、内裏も陣定も公平に行うことができないと思われているのではないでしょうか。 どうか、ご参内ください。内大臣様、中納言様のいない陣定は許されないと思います。

この俊賢の行動は、道長の指示でした。道長は伊周を軽視していると批判されることを予想し、先手を打っていたのです。

そんなある日、ききょう（ファーストサマーウイカ）がまひろに会いに来ました。ききょうは、道長の活躍をまひろに伝えました。

道長は、疫病に対する税の免除や70人もの宋人を越前の館に受け入れたことで、公卿たちからの評価も非常に高かったのです。

まひろ 租税の免除は、ただの施しに過ぎません。宋の科挙のように身分の壁を越えられる制度の方が望ましいと思います。

ききょう そのような話は、男性たちに任せておけばいいのではないでしょうか。私はただ、中宮さまの側にいられれば幸せです。

まひろ 私も一度、中宮様にお会いしてみたいと思います。

ききょう 中宮様にお伝えします。 後日、登華院を訪れたまひろは、藤原定子（高畑充希）と会いました。そして、定子から一条天皇を紹介されます。

藤原定子 この方は、ききょうの友人です。女性でありながら、政治にも興味を持っているそうです。

一条天皇 朕の政治について何か言いたいことがあれば、遠慮せずに言ってみてください。

まひろ 宋の科挙のような制度を導入することを夢見ています。庶民が、希望を持って学べば社会は活気づくでしょう。

一条天皇 そなたの夢、覚えておこう。 その後、まひろが一条天皇に政治について意見を述べたことを道長は知ります。

この頃、道長のもとには官職を求める文が多数届いていました。その中には、まひろの父・為時（岸谷五朗）からのものもありました。

為時は、淡路守を希望していましたが、為時にとっては手の届かない地位でした。しかし、まひろの勧めでそのような文を送っていたのです。

そして、道長のおかげで為時は再び官職を得ることができました。為時は、道長とまひろの関係が深いことを感じていました。

この頃、伊周は藤原斉信（金田哲）の妹・光子に恋をしていました。そのため、度々彼女の屋敷に忍び込んでいました。

ある日、伊周が光子の屋敷に行くと立派な牛車が停まっていました。そのため、伊周は別の男性がいることに気づきました。

藤原隆家 相手の男を懲らしめてやりましょう。 伊周と隆家は、光子の屋敷に行きます。そして、男が出てくると隆家は矢を放ちました。大きな悲鳴が聞こえて、斉信が出てきました。

藤原斉信 院、大丈夫でしょうか。 矢を射られたのは、花山院だったのです。これによって、長徳の変が始まったのです。