朝ドラ カーネーションの2週ネタバレあらすじ
の1話ごとの詳しい内容です。7話から12話まで
カーネーション2週ネタバレあらすじ7話から12話
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
第7話
昭和2年のこと、糸子は女学生になっていましたが学校では奈津意外には友達といえる仲間はいません。
そんな中でも相変わらず裁縫に夢中になっていた糸子。
学校の裁縫の授業は週4回あり、糸子にとって楽しみでもあり退屈でもあったのです。
裁縫好きの糸子は浴衣づくりの実技は飛びぬけて早く縫い終わってしまったため、先生から言われて教科書を読まされます。
ところが何回も繰り返し読んだことで糸子は教科書の内容を全部覚えてしまっていたのでした。
しかも学校の授業が遅くまであることや宿題が多いことで家で裁縫をする時間も少なくなっていた糸子。
少しでも裁縫時間を確保しようと学校から駆け足で帰る糸子だったのでした。
一方で善作は謡の教室を開いて月謝を取りながら、ついでに呉服を売ることを目論みます。
ところが思うようにはいかず、祖母のハルと糸子の女学校の学費が払えなくなったらどうすると口喧嘩が絶えませんでした。
方や妹たちのための”アッパッパ”をつくるために、職代のことを忘れて深夜まで裁縫する糸子。
そんな糸子は早く寝ろとハルから咎められて、思う存分に裁縫ができる大人に早くなりといと思うのでした。
ある日のこと、糸子は善作から言われて呉服の集金に出かけますが、初めての町だったこともあり道に迷ってしまいます。
そんなときに、パッチ屋のミシンが目に飛び込んできて釘付けになってしまった糸子。
布が走っているのに心を奪われた糸子は、自分が乗れるだんじりを見つけたと大喜びするのでした。
第8話
女学校にいった糸子は裁縫の授業が始まるとすぐに自分がみた布が走るものについて先生に名前を訊きます。
“キレを縫うだんじりみたいなやつを何て言うんですか”
ところが訊かれた先生は何のことやらさっぱり分かりません。
すると同級生がミシンであることを教えてくれ、糸子はさっそくその名前をノートに書き留めたのでした。
それからの糸子は雨の日も風の日も桝谷パッチ店に通い続け、窓越しに暗くなりまでミシンを見るようになります。
そんなある日、善吉から上等な服は着るなと言われて泣いている静子を連れて千代が糸子のところになってきました。
事情を知った糸子は善作にアッパッパが駄目な理由を問い詰めるも、おかしいとだけしか言わなかったのでした。
心の中で娘の婚姻を控えた地主の神主から立派な紋付の注文が入るのを期待していた善作は、ドレスと燕尾服で執り行われることになってしまい当てが外れてしまっていたのです。
時代の変化が押し寄せてきているなか、近所の木之本がビリヤード店から電気店に商売替えすると聞かされた善作。
すると善作や履物屋の木岡はそれを騙されていると嘲笑したのでした。
善作からアッパッパを作ることを禁じられていた糸子でしたが、パッチ店でミシンを眺めるていると嫌なことも忘れることができます。
そんなある日のこと、桝谷パッチ店の店主である桝谷幸吉が覗いている糸子に声をかけてきたのです。
何と中に入って見てもいいと言われた糸子。
しかも少しだけ布を縫わせてもらった糸子は、筋がイイと褒められたのでした。
それからの糸子は桝谷パッチ店で雑用な職人の手伝いをするようになり新たな楽しみと出会います。
すると糸子は家に帰ってからも家事の手伝いを率先してするようになり家族を驚かせたのでした。
第9話
パッチ店で手伝うようになった糸子は大人の自覚がでてきます。
早起きした糸子は妹たちの布団もあげ、遅刻することなく学校に向かうようになったのです。
その反面で糸子は女学校が退屈に思えてきて、歌の授業などで欠伸をして先生に注意されたりするのでした。
その一方で大地主の神宮寺に呼ばれて吉田屋の座敷にやってきた善作。
善作が部屋の前までいくと吉田屋の克一が小原呉服店の悪口を言っているのが漏れ聞こえてきます。
それでも善作は声がかかるのを待って、作り笑顔で部屋に入っていったのです。
そして店主が席を外すと、善作に娘のための振袖や訪問着などの婚礼衣装一式を頼んできたのでした。
同じころ、パッチ屋の桝谷から店でちゃんと働かないかと誘われて糸子は舞いあがってしまいます。
ところが、その一方では糸子が仕事を手伝っていることが噂になって、小原呉服店は娘を外で働かせるほど苦しいと囁かれてしまっていたのでした。
糸子はパッチ屋から家に帰る途中で久々に勘助と出会います。
そんな勘助に自分は女学校を辞めて働くと伝えて、勘助には学校を辞めるなと告げた糸子。
そして勘助が学校で虐められているのを察した糸子は、何かあったら自分が仕返しをしてやると言うのでした。
そんなある日に神戸で祖父の貿易商を手伝っている千代の兄である正一が呉服店に姿を見せます。
正一は仕事で岸和田に立ち寄ったときは必ず小原呉服店に顔をだすのですが、何故か善作にとっては極めて苦手な相手だったのです。
そして正一がやってきたことが分かった途端に善作は裏口から逃げるようにどこかへ出かけて行ったのでした。
第10話
善作は正一が好きでなかったが、叔父の清三郎はもっと苦手だったのでした。
それは自分が呉服屋の番頭時代に出入りしていた松下家から娘である千代を連れて逃げていたからだったのです。
千代から借金のことについて相談受けるも、子供たちのことが心配だと口にした正一。
そして帰り道で糸子がパッチ屋で手伝いをしていることを耳にした正一はそこに連れ戻しに向かったのです。
正一から訊かれてミシンがあるからパッチ店にいるのだと告げた糸子。
ところが糸子が自分で働きたいと言っているのが信じられない正一は善作を守るために嘘をついていると疑うのでした。
それでもお金はもらっていないと何とな理解してもらおうとした糸子。
その日の夕食が終わると、糸子は女学校を辞めてパッチ屋で働きたいと善作に申し出ます。
ところが頭を下げて頼み込む娘を善作は激怒して足蹴りしたのでした。
蹴られた痣が残ったままの糸子は翌日に学校にいってもずっとぼんやりしたままです。
すると帰りがけにすれ違った泰蔵が痣をみて心配そうに声をかけてきます。
すると自分のだんじりを見つけたことを泰蔵に明かした糸子は決意を新たにしたようにも見えたのでした。
同じころ、善作は神宮司から頼まれた婚礼衣装の買い付けに出かけますが、不景気もあって上物は店では売れないと言われて出来ずじまいだったのです。
そんな善作は帰り道で電気屋への改装をしている木之本が呑気そうに見えて益々機嫌が悪くなってしまったのでした。
そうとも知らずに帰ってきた善吉に、また女学校を辞めてパッチ屋で働きたいと懇願した糸子。
まったく聞く耳を持たない善作から湯呑を投げられてしまいますが、そのあとも事あるごとに繰り返し頼み続けた糸子。
そんな状況を知ってか知らずか、近所ではパッチ屋の店主夫妻が小原呉服店のようすをうかがうために近所まで足を運んできていたのでした。
第11話
善作は雨にもかかわらず実家である松坂家に借金を申し込みに行った千代が帰ってくるのを待っていました。
しかし父から借金できずに戻ってきた千代は、清三郎から自分で来いと言われたことを善作に伝えます。
すると金さえあれば問屋から最高の品物を手に入れて神宮寺からの依頼に応えられ、そうすれば借金も返せると明かした善作。
すると千代は母からもらった髪飾りのことを考えたのでした。
夏休みに入って朝寝坊している糸子をみた善作は、海に誘いに来た勘助と平吉を追い払って神戸へ連れていくことを決めます。
善作は糸子が気に入っている清三郎の機嫌をとるための策を考えたのでした。
神戸の松坂家に糸子があらわれると清三郎は大喜びしますが、善作も来ていると知って驚きます。
すると糸子にはおやつとしてバームクーヘンをだして、勇たちと一緒に食べるようにと清三郎。
ところが善作には厳し顔で迫ります。
清三郎は商売自体が死に体の時流に合わない呉服屋を畳めと迫ってきたのです。
洋服がますます普及していく世の中では、限られた優秀な呉服屋しか残れないと口にした清三郎は小原呉服店はほどなく潰れると言うのでした。
さらに千代と子供たちは自分が面倒をみるから、善作はひとりで働きにでろと言われて何も言い返すことができなかったのです。
岸和田への帰り途中、完膚なきまでに叩かれた善作は糸子が話しかけて気の抜けたような返事しか返してこなかったのでした。
そんなある日、善作はだんじりの前にいた泰蔵に声をかけます。
善作は自分が子供のころ、だんじりの屋根の上に乗りたかったのに根性がなくて乗れなかったことを力なく笑って明かしたのでした。
夏祭りの夜に娘たちとでかけた千代は、清子の鼻緒が切れたこともあって帰りが遅くなってしまいます。
怒鳴られることを覚悟して家に戻った千代でしたが、何と善作は自分で布団を敷いてさっさと眠っていたのでした。
第12話
それからしばらくすると木之本の電器店が開店します。
開店の日にはチンドン屋で客を呼び込んだり、近所の子供たちを集めて電気は洗濯も掃除もしてくれると説明したりする木之本。
さらにラジオは箱の中から日との声や音が聞こえてくる言われると、子供たちは理解できずに帰ってしまったのでした。
その一方で、金策が叶わなかった善作は神宮司の家を訪ねます。
そして花嫁衣装を買い付けることが出来ずに手ぶらできたことを土下座して神宮寺夫妻と娘たちに詫びたのでした。
すると事情を察した神宮寺が妻と娘に席をはずさせてから善作に尋ねます。
店を閉めるのかと訊かれて迷っているとこたえた善作は、はやく辞めたほうがイイと助言されたのでした。
やがて新学期がはじまり女学校に通い始めた糸子。
ある日のこと糸子は帰り道に勘助が虐められているのを見かけて仕返ししようと試みるも腹を蹴られて逆にやられてしまいます。
しかも動けなくなってしまって勘助に背負われて家に戻ることになってしまったのです。
そして自分は力では男にかなわない上にだんじりにも乗れないし、増してヘタレな勘助に助けられたと大泣きする糸子。
すると女にはやることがあると口にしたハルが糸子に裁縫をすればいいと話しかけてくれます。
それでもドレスも着れないし、ミシンも使えないと半ばやけくそになってしまったのでした。
翌朝になると糸子は善作に呼ばれて前に座らせられます。
するとだんじり祭りが終わったら女学校を辞めて桝谷パッチ店で働くように言われたのです。
それを聞いて大いに喜んだ糸子でしたが、善作からはあくまでも勉強であることを忘れるなと釘をさされたのでした。
やがてだんじり祭りの日がやってきて、糸子はいつものように小原呉服店の2階で待っていると山車がやってきます。
その年も大工方は泰蔵で、引き手には何と勘助が加わっていたのです。
奈津が泰蔵の勇姿に見惚れている傍らで、糸子も自分がだんじりに乗れるようになることを心の中で伝えたのでした。
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