朝ドラ カーネーションの17週ネタバレあらすじの1話ごとの詳しい内容です。タイトル「隠しきれない恋」話から話まで
カーネーション17週ネタバレあらすじ予告[隠しきれない恋]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
カーネーション第92話あらすじネタバレ
突然抱きしめられた糸子の手は自然に周防の腰に回ります。
“おいもすいとった”
頭のなかで長崎弁を繰り返したときドカンという扉を蹴ったような音が聞こえてサッと周防から離れた糸子。
誰？と糸子が言うと周防は北側と目が合ったことを明かします。
大切な開店の日に悪いことをしてしまったと北村に謝りに行こうとしますが、周防が自分が謝っておくからと止められてしまった糸子。
その場を周防に任せて小原家に戻ってきた糸子は家に入るなり料理をしていた千代からかけられた言葉で狼狽えそうになります。
“何や綺麗になったな、、、何かあったんか”
今日は化粧をしているから綺麗にみえるだけだと返した糸子はそのまま自室に入って鏡の中の自分を見つめたのでした。
そして仕事場に洋服を着てあらわれた糸子は、驚いた昌子からが褒められ恵からも絶賛されたのです。
その日の夜、糸子は新しい洋服をつくります。
すると翌日にそれを見て興奮気味に千代にも見せた昌子。
すると糸子はその新しい服をショーケースに飾るように言うのでした。
それからというもの糸子は毎晩のように新しい服を作り続けます。
そんなある日のこと三浦から呼び出されて泉州繊維商業組合の事務所に向かった糸子。
糸子が着ていた洋服をみて感嘆の声をあげた三浦でしたが、すぐに真顔になって話を切り出します。
何と周防と糸子が共謀して北村から金を巻き上げたという噂話が広まっていると言うのでした。
しかもそのせいで周防には働き口がなくなっていたのです。
その噂を流したのは北村本人だと憐れむように明かした三浦。
そして三浦は北村が糸子に惚れていたことを明かしたのでした。
方や周防は遊びでゃなく本気だという三浦。
でも周防は原爆の後遺症に苦しむ妻と別れることはないと明かしてくれたのです。
それを知った糸子は聞かなきゃ良かったと涙を流します。
ところがそのとき事務所の扉が開いて周防本人が姿を見せたのでした。
第93話
周防が事務所に入ってきたので糸子は話を切り上げて帰ります。
ところが三浦からわざとらしく見送られた糸子は周防との偶然の遭遇に運命めいたものを感じたのでした。
小原家に糸子が戻ると千代が何やら小物を見ています。
何とピアノが欲しい子供たちは自分で作った小物を売って貯金しようとしたのです。
そんな小物の出来栄えに感心した糸子でしたが子供の遊びに店先は貸せないと全てを撤去して千代に手渡します。
ところが千代が帰ってきた子供たちに完売したと嘘をついたことでやる気に火が付いてしまった三姉妹。
その夜に優子たちが寝ずに何かをしているのに気づいてさっさと寝るようにと押入れから布団をだそうとした糸子。
ところが布団と一緒に千代が隠していた小物が出てきてしまったのです。
すると千代が嘘をついていたことが分かった三姉妹のやる気は失せてしまったのでした。
翌日になって糸子が接客していると電話がかかってきます。
応対して声を上ずらせた昌子は周防からだと替わろうとしますが、動揺して持っていた鋏を落としてしまった糸子。
周防から喫茶『太鼓』に呼び出された糸子でしたが、服を着替えようとするといたるところに”ピアノこうて”の張り紙がしてあり唖然とさせらてしまったのでした。
和服を着た糸子が店に入ると怪我をした周防が待っていて、足の骨にヒビが入ってしまい治るのにひと月かかると言います。
そして三浦に仕事を紹介してもらおうとしたら、糸子に雇ってもらえと言われたと明かした周防。
するとしばらく考えた糸子は最初は婦人服の手伝いになるかも知れないと前置きして、明日からオハラ洋装店に来るよう伝えたのでした。
第94話
周防はオハラ洋装店で働き始めて、足もあと1週間で完治するというタイミングで紳士服用のミシンを頼んだ糸子。
そしてショーケースに背広のサンプルが飾られるとさっそく注文が入り始めるのでした。
そんな昭和23年6月のある日のこと、糸子は三姉妹の執拗さに根負けして中古のオルガンを購入します。
ところが今度はそのオルガンの取り合いで争うようになってしまった優子と直子と聡子。
しかも順番を決めても時間になったならないで揉めてしまうのでした。
別の日に安岡美容室に子供たちを迎えにいった糸子は店の前で風鈴を持った中年男が立っているのを見かけます。
そして仕事を終えた奈津は男から風鈴を受取ると一緒に何処かに向かったのでした。
その日の夜に千代が子供たちの布団を敷いていると直子も手伝います。
そして学年で自分が一番絵が上手だと自慢する直子。
その一方で優子は自分には裁縫の才能があると自覚するようになっていたのでした。
そして優子が裁縫で小物を作っているのを見かけると自分も負けじと裁縫を始める直子。
しばらくすると周防用のミシンが届けられ2階に設置されます。
ミシンをチェックしながら糸子に謝意を伝える周防。
糸子はそんな周防にこれからイイものをつくってどんどん稼せぐようにと言うのでした。
洋装店の棚卸の日に奈津と一緒に安岡美容院から消えていった中年男性がやってきます。
その男は店が休みではないことを確認すると、紳士服もやっているのかと尋ねてきたのでした。
第95話
桜井と名乗った中年男が結婚式のための燕尾服を注文してくれたと周防が糸子に紹介します。
そして桜井はもうひとつ注文したいのだと言う周防。
すると桜井は周防から内容の話して欲しいと目くばせをしたのです。
桜井のもうひとつの注文が花嫁のドレスだと知らされた糸子は、もしかしてと花嫁のことを訊きます。
すると桜井は萎縮しながら相手が吉田奈津であることを明かしたのでした。
しかも花嫁衣裳を頼んだことは内緒にして欲しいという桜井。
奈津は今更花嫁衣装なんか着たくないと言っていたのです。
すると花嫁が奈津と聞いた周防が糸子に尋ねます。
吉田奈津っていつかの闇市の人かと訊いた周防は二人とも血まみれになって帰ってきたと笑いながら話したのです。
それを知って青くなった桜井に糸子は奈津が別嬪だけで訳ありだと伝えます。
するとすべてわかった上でのことで奈津を幸せにしてあげたいと告げた桜井。
そんな桜井に座りなおした糸子は両手をついてよろしくお願いしますと頭をさげたのでした。
糸子と八重子と玉枝はドレス採寸するために一芝居打つことにします。
何と偶然を装って汚した奈津の制服から採寸しようとしたのでした。
しかも糸子は客を装ってパーマをあててる間にも目視で奈津の容姿をチェックしたのです。
やがて桜井の燕尾服と奈津のウェディングドレスが出来上がります。
安岡美容室では何も知らない奈津の髪を八重子が念入りにセットしていました。
そしてそれが終わると玉枝と八重子に世話になったと挨拶をした奈津と桜井。
そんな奈津の姿をみていた糸子は自分が泣いているのを見られないように周防の後ろに隠れていたのでした。
しばらくして大のファンだという恵は仕事中に春太郎のラジオを聞くことを許してもらいます。
そんなときに電話がかかってきて受話器をとった恵。
ところが何を言われたのか恵みの顔色がみるみる変わってしまったのでした。
第96話
電話を切った恵は糸子を喫茶『太鼓』に誘います。
そして電話の内容を糸子に伝えた恵。
それは以前に三浦が話していた、周防と糸子が北村を騙したという話の続きで、組合を追放された周防を糸子が雇ったというのもだと言います。
そしてオハラ洋裁店も好きだし糸子も尊敬していると前置きした恵は、他所様の旦那を囲い込むような真似はしないで欲しいと涙ながらに訴えてきたのです。
噂は噂を呼びいつしかオハラ洋装店の前には人が集まって話をするようになります。
そして糸子は近所から声をかけられても逃げるように家に入るようになるのでした。
家に戻ってすぐに2階の周防がいる部屋に向かい窓を締め切った糸子。
背中から手を回してきた糸子に周防は店を辞めた方がイイのかと聞きます。
すると糸子は何を言われても自分は耐えれるから傍に居てほしいと訴えたのでした。
ところがそのあとさまざまな人が小原家に押しかけてきて二人を引き離そうとしたのです。
亘るも木之元も木岡も神戸の正一も亡くなった勝や善作がどう思うかと糸子を責めてきます。
そして遂には昌子まで泣きながら訴えてきたのでした。
ところが糸子は皆に言われた通りだとそのまま受け止めますが、それでも自分は周防と離れないと言い切ったのです。
そして子供たちがどう思うかを考えたことがあるのかと糸子が言われたとき、自分たちの母親が責められているのを2階で聞き耳をたてていた三姉妹が大人たちの前に降りてきます。
そして糸子の好きなようにさせてやって欲しいと手をついて頼んだ優子と直子と聡子。
すると子供たちから絶対に間違ったことはしないと信じられた糸子の目からは大粒の涙が溢れでます。
さらに正一たちも何も言えなくなってしまったのでした。
第97話
糸子は隣町に紳士服の店を構えるために古い店舗を買い取りリフォームをかけます。
そして昭和24年の年明けより『テーラー周防』を開店させることにしたのでした。
そして開店の準備ができたことを周防に向かってあれこれ話しかけますが何故か薄い反応しかしません。
そのころのオハラ洋装店は極めて順調で利益もしっかりあがっていたため、恵みも昌子も糸子のやることに口出しすることはなかったのでした。
そんなある日のこと、姉弟らしい子供が小原家を覗き込んでいるのを優子が見つけます。
何をしているのかと訊いた優子は、何と男の子から付き飛ばさまったのです。
しかも去り際に自分たちの父親を返せと長崎弁で言い残して立ち去っていった姉弟。
優子はそんな姉弟らしい子供の後姿を茫然と後姿を眺めていたのでした。
そして昭和23年12月30日になって初めて周防を『テーラー周防』に案内した糸子。
店の調度品など糸子が自分がこだわったことを饒舌に話しますが、周防の表情は曇っているように見えます。
そんな様子をみて自分が周防の夢を勝手に叶えてしまったことが良くなかったのかと糸子は思うのでした。
その日はそのまま『テーラー周防』に泊まることにした糸子。
それは糸子にとって生れて初めての無断外泊だったのです。
翌朝になって糸子が用意した契約書に捺印した周防。
周防は店舗費用を月々2000円で返済することにしたのでした。
それから別れの挨拶を交わした糸子と周防。
小原家では娘の朝帰りを千代が凄い剣幕で迎えますが、糸子はひたすら謝ってから三姉妹の寝顔を見つめます。
それから糸子はまた前に進んでいこうと自分に言い聞かせたのでした。
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