朝ドラ カーネーションの20週ネタバレあらすじの1話ごとの詳しい内容です。タイトル「あなたを守りたい」話から話まで
カーネーション20週ネタバレあらすじ予告[あなたを守りたい]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
第110話
昭和34年6月の優子が接客でへまをやらかしてしまった日に、小原家に東京の直子から電話がかかってきました。
内容はデザイナーの登竜門である装麗賞を直子が最年少で受賞したというものだったのです。
恵と昌子がその話で盛り上がっているところに糸子が帰ってきて何事かと訊きます。
すると優子が自分が獲ることができなかった装麗賞だと教えますが、そのようすは明らかに妬みと悔しさで落ち込んでいるように見えたのでした。
平静を装って優子に接しようとした糸子でしたが、直子の受賞は雑誌などにも取り上げられ八重子も知るところになります。
興奮気味にみんなが騒いでやってくるんじゃないのかと糸子に話しかけますが、優子の姿をみて思わず声を小さくすした八重子。
そんな折に北村が直子が受賞した記事を読んだといって花束を抱えてオハラ洋装店に姿をあらわします。
そして鼻が高いだろうとか孝行者だと糸子に話したあとで、優子に向かって負けるなよと励ましたのです。
すると優子は花束で北村を叩くと泣きながらどこかに行ってしまったのでした。
そのあと糸子とふたりで喫茶『太鼓』で話をすることにした北村。
そして優子に悪いことをしてしまったと気を落とした北村は、封筒を取り出して糸子に手渡します。
中身を見て驚く糸子に、年末につくった既製服が完売できたというのでした。
驚く糸子がどうやってと訊きますが、北村は詳しい話は教えてくれなかったのです。
その優子は暗い顔のままで店にでます。
すると糸子は接客を昌子に任せて店の裏に優子を引っ張っていき苦言をていしたのです。
何と糸子はしみったれた顔をするなら店にでるなと優子を一喝したのでした。
すると優子は恵と一緒になってテレビを見始めたのです。
それを見た糸子は激怒して、甘ったれるなと優子の頬を平手打ちしたのでした。
そんなときに和田警察署の警察官がオハラ洋裁店に糸子を訪ねてきたのです。
優子との騒ぎを聞いた近所の誰かが通報したのかと思ってのに、何と詐欺罪で前々日に北村を逮捕したと聞かされ驚く糸子。
そして警察官はその件で糸子にも話を訊きたいというのでした。
第111話
警察が糸子に北村の話を聞かせて欲しいと言っているとき、東京の直子から電話がかかってきて恵みが受話器をとります。
すると直子は一生に一回だけだと前置きして、幼いころより自分の前を走っていた優子にこれからも自分の先をいってくれなきゃ困ると伝えろと言うのでした。
しかし恵は警察の事が気になって直子の言葉はひとつも頭に残りません。
警察が帰ったあとから恵も昌子も心配して何があったのかを糸子に訊きますが、余計な心配はしなくてイイとだけしか言わなかったのです。
翌日になって組合に三浦を訪ねることにした糸子。
何と北村は在庫になってしまった服のタグをディオールの偽タグを付け替えて売りさばいていたのでした。
三浦は北村がその前にも大きな失敗をしていて焦っていたのだろうと糸子に許してやるよう言います。
すると北村を追い込んでしまったのは自分だと肩を落としながら、詐欺がどの程度の罪になるのかを心配した糸子。
すると三浦は初犯なので実刑を食らうことはないのではと言うのでした。
糸子が家に戻ってくると店の前で優子と聡子と千代が爆竹を鳴らしていて驚かされます。
何事かと訊く糸子に、気が伏せっているとこは爆竹だという話になって自分が買ってきたと千代。
そして千代と聡子はすっきりしたと言い残して家の中に入っていきます。
すると残った優子は晴れやかな顔をして心を入れ替えて明日から店に出させて欲しいと申し出てきたのです。
店があるのが当たり前ではなく糸子が必死に守ってきたものだとわかったと話す優子は一緒に守っていきたいと言うのでした。
昭和34年10月のとある日、『本日休業』の紙が貼られていたオハラ洋装店。
その日は優子の結婚式が執り行われる日だったのです。
ところがそこにあらわれた直子は派手なドレスに身を包んでいていて周囲を驚かせます。
糸子は直子に着物に着替えるよう渋々従わせていると、袴姿の北村が店の前に立っているのに気付きます。
北村は結婚式に招待されていたのですが、遠慮した方がイイと言って紙袋を渡して帰ろうとしたのです。
するとそれを引き止めにかかった直子。
さらに直子は優子に呼びかけて二人で結婚式にでるように頼み込んだのでした。
第112話
昭和35年10月、聡子はテニスで秩父宮賞をもらいますが糸子にはその意味するところがわかりません。
一方の聡子は何とか糸子の自分の方も向いてもらえないかと思っていたのでした。
そんな糸子を千代がたまには聡子のことも褒めてやるようにとたしなめます。
すると糸子は聡子がいる前で仏壇に手を合わせて秩父宮賞をもらったことを報告したのでした。
そのあと糸子がどこかに行ってしまうと足をバタバタさせて喜んでいた聡子。
そんなある日、北村は組合事務所で女性経営者たちに既製服商売について講義をすることになります。
そのころになると既製服の需要も大きくなってきていてオーダーメイドだけでやってきた経営者も考えるようになっていたのです。
自分が若いころは時代の変化を待ち望んでいたのに、47歳になってそれを怖いと感じるようになっていた糸子。
下駄は靴に取って代わられ、呉服屋の看板を善作がおろしたのは50歳だったと糸子は過去を振り返っていたのでした。
そんなある日のこと高級クラブのママとなった着物姿のサエが若い女性をつれて店にあらわれます。
ドレスは女を良く見せてのもので流行などどうでもいいと口にするサエに優子はタジタジです。
そして流行っているシンプルなデザインとは真逆のものを注文したのでした。
そのようすを傍らでみていた糸子が惚れ惚れするくらい根性が座っていると話しかけます。
すると自分は欲張りじゃないから昔から欲しいものはひとつだけだと返してきたサエ。
そんなサエの言葉に糸子は自分が欲張りすぎだったことを悟ったのでした。
昭和35年のクリスマスでケーキを食べながら談笑していた糸子たち。
すると北村が直子にむかって卒業したらどうするのかを尋ねます。
すると東京の百貨店での出店することを明かした直子。
一方で聡子は糸子がテニスをする自分を余り喜んでくれないと悩み続けていたのです。
そして翌年の正月に優子が長女である里恵を出産したのでした。
第113話
直子は昭和36年4月に東京の百貨店に自分の店をだします。
ところがそれからひと月がすぎようとするころには毎日のように岸和田に電話をかけてくるようになり家族を心配させた直子。
そんなある日、千代が糸子に様子を見に行ってみればと促しますが、へそ曲がりの直子は自分が行っても喜ばないと返したのでした。
それでもと翌日に電話がかかってきたときに、それとなく直子に観光ついでに店をみにいきたいと伝えて見た糸子。
すると何と直子からイイよとの返事が返ってきたのです。
出来たばかりの新幹線に乗って銀座の百貨店を訪れた糸子はショーケースのオブジェを見て顔をしかめてしまいます。
すると直子は支配人からその”鉄くず”を撤去しろと言われていたのでした。
直子はアートして飾っていたのですが、理解されていなかったばかりか、店員からも嘲笑されてしまうありさまだったのです。
タイミングをはかった糸子が店に入ると、今度は客からクレームを付けれてしまった直子。
返品された衣類をチェックした糸子は修正すべきポイントを指摘しますが、デザインだと言って聞く耳を持たない直子。
そんな直子に向かって糸子は服は気持ちよく着れて初めて完成するものだと諭したのでした。
その日の夜、直子のアパートで源太たちにも夕食を振る舞った糸子。
すると直子の店で撤去させられたオブジェが源太の作品だったことが判明したのでした。
それでも糸子は自分で理解できない若者の感性を闇雲に間違っているとは言わないと持論を展開したのです。
岸和田に戻った糸子は北村から呼び出しを受けて聡子と出向きます。
すると北村は有名なデザイナーと組めなかったことを明かして、預かりデザイナーに育てたいと言いだしたのです。
洋裁とは無縁の道を歩いてきた聡子にも才能が眠っていると話す北村。
そんな北村の話に呆れかえる糸子でしたが、何と聡子はその話に興味を示したのでした。
第114話
長女の里恵を出産した優子は昭和37年7月になって仕事に復帰します。
子供を保育所に預けてきたという優子に糸子は店に連れてこれば千代が見てくれるのにと心配しますが、千代に負担がかかるほうが気になると返されてしまったのでした。
一方で東京の直子は店員から愛想をつかれて独りぼっちになってしまします。
そんな直子から電話があったオハラ洋裁店では恵や昌子も一緒になってどうしたらイイのかを話し合います。
すると辛抱のしどころだと言う糸子に応援を出すべきだろうけれど余裕はないと悩む面々。
縫子も接客もできるのは自分しかいないと昌子が言うと何と自分が行くと優子が手を挙げたのです。
直子を本当の意味で手伝えるのは自分しかいないと口にした優子は里恵も連れていって旦那の実家に預けると言うのでした。
直子の服の良さは糸子や昌子では理解できないと言う優子。
そして聡子も直子の服が理解できて自分も着たいと言われて糸子は何も言えなくなってしまったのでした。
東京の店に着いた優子が見たのは、独りになってチラシ配りをしている直子の姿だったのです。
そして優子に気付くなり泣き出してしまった直子。
同じころ、聡子はテニスの大阪府大会で優勝していましたが、直子のバタバタのせいもあって誰にも言い出せずにいたのです。
翌朝になって千代が仏壇の扉を開けると賞状が落ちているのに気付きます。
その賞状は聡子が大阪府大会優勝したものだったのですが、千代は気づかぬまま仏壇の上に片づけてしまったのでした。
第115話
優子はさっそく百貨店の支配人に満面の笑みで挨拶をします。
するとたちまち支配人から気に入られうえに、巧みな接客術で来店した客も上手にあしらいはじめた優子。
しかも客に媚びを売ってまで売りたくないと反発する直子に、優子は誰もいないところで商売に必要なことだと岸和田弁で叱りつけたのでした。
その一方で大阪大会で優勝した聡子は近畿大会も制して全国大会の切符を手にしていたのです。
しかも試合会場の近くのホテルではなく離れた直子たちのアパートから全国大会に挑むことにした聡子。
そうして姉たちの仕事ぶりを横目で見ながら試合に臨んだ聡子は数日後に大きな荷物を持って店にあらわれます。
驚いた優子が接客を中断して聡子に話しかけると、何と全国優勝したと言うのでした。
ところが聡子は何故か岸和田には優勝したことを連絡しなかったので、中学時代の顧問が店を訪ねてきて初めて知ることになった糸子。
それでも聡子は商店街に全国一位の快挙を祝う横断幕を掲げた岸和田商店街の面々が待ち受けるなかで凱旋してきたのです。
そして喫茶『太鼓』で祝勝会が催され、木之元や木岡たち近所の顔なじみたちが集まってくれます。
ところが快挙をはたした聡子の祝勝会だというのにそこに糸子の姿はなかったのです。
その日の夜、母親が踏むミシンの音を聞きながら眠りについた聡子は、翌朝になってラケット置いて糸子の前で正座します。
そして今日限りでテニスをやめると告げた聡子に驚かされた糸子。
もったいないと口にした糸子に充分やったし、もう寂しいからと聡子は涙ぐんだのでした。
そして千代にもテニスをやめることを明かした聡子。
驚く千代に向かって自分もこれからは洋裁をやると明かした聡子は、これでやっと家族の仲間に入れると晴れやかな表情をしてみせたのでした。
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