朝ドラ カーネーションの6週ネタバレあらすじ
の1話ごとの詳しい内容です。タイトル「私を見て」31話から36話まで
カーネーション6週ネタバレあらすじ[乙女の真心]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
朝ドラカーネーション第31話
善作があらたにお灸の治療をはじめたことで、小原呉服点はますます何の店か分からなくなり先行きを心配する糸子。
そんなときに糸子は昭和8年の春から印刷屋に務めていた静子から洋裁のチラシをつくって配ることを勧められます。
できあがったチラシを前にした糸子はハルから店の名前である小原呉服店が親のすねかじりに思えると言われたのでした。
さっそくチラシは近所の店などに置かせてもらうことにしたのです。
すると吉田屋に出入りしている芸子の駒子がチラシを見て、髪結いの八重子に相談してから一緒にやってきます。
吉田屋では掛け床の間にかけられた婚礼打ちかけを前に、克一や奈津と芸子たちが集ったときに洋裁のチラシが話題となっていたのです。
駒子は、心斎橋の洋裁店で作った洋服が気に入らなくて失望してしたことを明かします。
そんな駒子に自分ならもっと引き立たせられる洋服がつくれると腕を叩いてみせたのです。
さっそく採寸した糸子でしたが大きな問題がありました。
糸子はチラシをつくったことで金欠になっていたのです。
それでも善作を拝み倒して何とかお金を工面してから、駒子に合う生地を探しに奔走した糸子。
一方で吉田屋では娘の婚礼を控えた克一が奈津に洋装は糸子に頼んではと話します。
しかし奈津はそれだけは絶対に嫌だと拒絶していたのでした。
ところが翌日になって克一が倒れてしまったのです。
そのことを生地を見にやってきた駒子から聞いた糸子は奈津のことが心配になるのでした。
第32話
奈津の父親が倒れたと聞いた糸子は勘助が働く菓子屋でお見舞いの饅頭を持っていこうと立ち寄ります。
すると勘助から何かと糸子と張り合っている奈津だから止めておいた方がイイと助言されてしまったのです。
ミシンを踏みながら勘助が口にした言葉を思い出した糸子は、へたに心配しないほうがイイのかも知れないと納得します。
そんなところに回転焼きを持って店にあらわれて一緒に食べようと糸子を誘った駒子。
いつしか糸子と駒子は友達のように仲が良くなっていたのです。
そんな駒子に糸子は出来上がったばかりの洋服を着せて布がかかっている鏡の前に立たせます。
糸子が布をめくると鏡にはピンクの洋服を着た駒子がうつり、前のと全然違うと大喜びしたのでした。
そして感激のあまり涙ぐんでしまった駒子を糸子は出来上がったばかりの洋服を着たまま商店街を歩くように頼んだのです。
するとすれ違う人達が口々に駒子のことを褒めたのでした。
やがて2人が橋のたもとまできると、駒子を見送ろうとした糸子。
すると驚いたような顔の駒子はまだ代金を支払っていないと財布を取り出します。
ところが自分も勉強になったからと代金を受取らない糸子は、その洋服をきてどんどん宣伝してくれればイイと告げたのでした。
そんな糸子が家に戻ると、善作から謡を教えてもらっている弟子のひとりからチラシを見た娘が洋服を欲しがっていると言われます。
弟子が帰ったあとで調子がイイと言われた糸子でしたが、駒子の代金をもらわなかったことを知って豹変した善作。
糸子が商売は慈善事業ではないと父親から殴られ布団にもぐりこんでいると、隣からすすり泣くような声が聞こえてきます。
それは善作の声で娘が商売人としてあまりにも不甲斐ないと声を出して泣いていたのでした。
第33話
糸子に自分で商売するのは100年早いと言う善作は、せっかく配ってチラシをすべて回収してきます。
そのうえで修行のために外で働けと告げられた糸子は紳士服店で働くように善作から命じられたのでした。
その頃には女物の洋服より早い広がりを見せていた男物でしたが糸子が働くことになったロイヤルは店主は横柄で職人たちも好きになれません。
お茶ひとつとっても店主は威張って入れなおせしか言わないし、職人たちは無反応だったのです。
そんな中でひとりだけ愛想よくしてくれる男がいたのです。
川本勝という名前のその男だけが会釈してくれたのでした。
その一方で糸子が小原家に帰ってきたときにハルと髪結屋で勘助の母親である安岡玉枝が話し込んでいました。
糸子の姿をみた玉枝は勘助に会っているかと訊いてきます。
勘助は帰りは夜遅いし菓子屋から給料がもらえないと言って家にお金を入れないと言う玉枝。
どこか変なところに通っていのではと心配する玉枝は糸子に探って欲しいと頼んだのでした。
するとすぐに出かけた糸子は、勘助の親友である平吉をカフェに訪ねます。
同じころ、勘助はダンスホールで踊ってるサエという女性を見つめていたのでした。
手にダンスチケットを握りしめた勘助は、ダンスをし終えたサエに声をかけます。
ところがサエは横から割り込んできた違う男とダンスを始めてしまったのでした。
するとそんな自分を糸子が睨みつけていることに気づいた勘助。
そして糸子に詰問されると勘助はサエが好きになってしまったと明かしたのでした。
勘助を強引に連れて帰ろうとする糸子でしたが、言い合いのすえに乱闘騒ぎになってしまいます。
そして糸子はダンスホールの支配人とこの先は勘助を出禁にする約束を交わしたのです。
そのあとで大泣きする勘助を引き連れて帰路についた糸子は、途中で出会った泰蔵に引き渡したのでした。
第34話
ある夏の日のこと店主は職人たちを集めて商売を大きくする夢をかたります。
そのあと糸子が店の裏で手拭いを濡らしていると川本が呼びにやってきたのです。
店に戻った糸子は店主の前にサエが立っているのを見かけて、ダンスホールでの騒ぎの件だと勘違いしてしまいます。
ところがイブニングドレスが欲しくて糸子を探し回っていたサエ。
サエの話によると懇意にしてくれてるお客から東京辺りではイブニングドレスだと大阪の着物にエプロンを子馬鹿にされていたのでした。
見返してやりたいと話すサエは少々高くなっても構わないから自分に作って欲しいと言います。
作れると言ってしまった糸子でしたが、イブニングドレスを見たことがありません。
それでもロイヤルの別室でサエの採寸をはじめた糸子は勘助のことを訊きます。
するとサエは勘助は支配人の言いつけを破ってまで会いたい客ではないと言い切ったのでした。
そして採寸を終えると前金だと10円を支払って帰っていったサエ。
サエが去ったあとから糸子は店主にイブニングドレスのことを訊こうとします。
ところが知らないのかと顔色を変えた店主は自分が知っているわけがないと言うのでした。
帰宅した糸子が頼ったのは八重子で、今度はイブニングドレスを作るのかと訊かれます。
糸子が口にしたダンスホールという言葉で新聞を探すために席を外した八重子。
それを待つ間に糸子が玉枝に奈津のことを訊くと、父親の克一は入院したままで奈津の結婚は延期されたと言うのでした。
そこに新聞を探し当てた八重子が戻ってきます。
写真では普通のドレスに見え自分にも作れそうだと思いますが、記事に書かれていたダンサーの稼ぎがイイことに驚かされた糸子。
家に戻った糸子は神戸の貞子に電話してみます。
すると見せてくれることになったため、糸子は松坂家に出向いてイブニングドレスをすみずみまで調べたのでした。
ところがその日の貞子は体調が悪いと寝込んでいたのです。
奈津の父も入院したままになり、善作も以前のような威勢のよさがなくなっているなど、糸子は自分が大人になった分だけ自分の周囲が年をとってしまったと思うのでした。
第35話
ロイヤルの裏で糸子が休憩しているところに職人の川上がやってきて話しかけます。
そんな川上にサエのイブニングドレス制作の仕事に気乗りしないことを打ち明けた糸子。
そんな糸子に川上はこの仕事がうまくいったら大きな商売につながるかも知れないと言います。
岸和田にはイブニングドレスを作れる店はないので、他の踊り子たちがこぞって糸子に頼みにくると言うのです。
そして紳士服しかやっていない店主がわざわざ請け負ったのもそんな読みがあると言うのでした。
それを聞いた糸子は迷いが吹き飛んでやる気になります。
そして早めに帰宅した糸子は貞子から借りてきたドレスを解体し始めたのです。
そして安い生地で試作品を作ってみることにした糸子。
糸子はハルの許しもあって夜遅くまで縫製をつづけて完成させます。
朝目を覚ました糸子は千代が試作品のイブニングドレスを着ているのを見て驚かされます。
以前は何着もイブニングドレスを持っていたと口にした千代はその場で踊りだしたかと思うと、幾つかの修正点を教えてくれたのでした。
そして外人の洋裁師が家にやってきて採寸してくれたと話す母に詳しい話を訊こうとしますが忘れてしまっていた千代。
すると糸子は貞子からも教えを乞うことにしたのです。
糸子は仮縫いを繰り返しながら身体にあわせるためにロイヤルの試着室でサエに試作品を着せます。
するとたちまち気に入ってしまい試作品を売ってくれと言い出したサエ。
すると糸子の職人魂に火が付きます。
不完全な試作品を売ることはできないと拒絶する糸子とサエは言い合いになってしまったのです。
店主が顧客を失うと心配する中、糸子は自分は本気でつくるのだから本気で着てくれる人にしかつくらないとサエを追い返してしまったのでした。
第36話
サエが店から出て行ったあと、店主は糸子を怒鳴り始めます。
店主は紳士服が売れない夏場を乗り切るためにドレスを売ろうと考えていたのでした。
長々と怒られた糸子が説教から解放されて店の外にでると、川本勝が待っていて氷でも食べようと誘ってくれます。
落ち込んでいるのではと思っていたのにケロッとしている糸子に驚ろかされた川本。
すると糸子は川本に向かって自分には儲けのことが飛んでしまう癖があると明かして家に帰っていったのでした。
翌日になって糸子が店主が散らかしたゴミ箱を掃除しているときに、雷雨の中をまた店にやってきたサエ。
そして自分のことを褒めてくれた大成しているお客のいうことを聞かなかったことで指名されなくなってしまったと打ち明けはじめます。
その人がサエにイブニングドレスのことを教えてくれた男だったのです。
するとイブニングドレスを着てまたその男から指名されたいというサエの気持ちに糸子が動かされます。
そしてサエのために上物の一流のドレスをつくるから、自分自身を少しずつでも磨けと告げた糸子。
その日から糸子とサエのイブニングドレス作りが始まります。
生地選びも繰り返しおこなわれた仮縫も辛抱強く糸子に付き合ったサエ。
やがてドレスが完成すると糸子はサエからダンスホールに見に来てほしいと言われます。
ところがダンスホールで糸子が見たサエの意中の男は何と歌舞伎役者の中村春太郎だったため、その場で脱力したように座り込んでしまったのでした。
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