朝ドラ カーネーションの7週ネタバレあらすじ
の1話ごとの詳しい内容です。タイトル「移りゆく日々」37話から42話まで
カーネーション7週ネタバレあらすじ[移りゆく日々]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
朝ドラカーネーション第37話
糸子はハルから早く喪服に着替えろといわれますが自分は吉田家に行かないほうがイイと言います。
それでも説き伏せられた糸子は善作に連れられて吉田克一の通夜に向かったのでした。
睨みつけられながら心の中で奈津にごめんと謝りながら焼香した糸子。
父親が亡くなったことで結婚式は延期となってしまった奈津でしたが入籍だけは済ませます。
そしてすっかり肩を落としてしまった女将の分を補うように若女将とし家業に没頭したのでした。
一方で糸子がサエに作ったイブニングドレスを見た踊り子たちはこぞってロイヤルに押しかけるようになります。
しかし店主は押しかける客をさばくために1着を3日で作れと糸子に命じたのです。
未だにドレスを子馬鹿にして背広が一番と考えていた店主は、ダンスホールで着るような服に手間をかけるなと言うのでした。
そして店主のせいもあってドレスをおもちゃ扱いする職人たち。
しかも店のミシンは背広を優先したため、糸子は家のミシンでドレスを作らなければならなかったのです。
何とか客の要望に応えたち思った糸子は新たな方法を見つけ出します。
それは採寸と裁断を同時におこなうために、身体に生地を直接当てて裁断する方法だったのです。
格段に早く作れるようになった糸子でしたが、職人たちは依然として非協力的で空いていてもミシンを貸してくれません。
しかたなしに小原家で縫製することにした糸子のもとに久々に駒子がドレスを注文するために訪ねてきました。
そして吉田屋に出入りしている駒子は奈津が案外元気にやっていて大丈夫そうだと教えてくれたのです。
やがてだんじりの日がやってきます。
いつものように糸子が自宅の2階から人通りを眺めていると八重子が息子の太郎がいなくなったと駆けこんできました。
一方で河原を歩いていて小さな子供が独りでいるのを見つけた奈津。
川に入らないようにと奈津が子供の手を引いたときに、何と泰蔵があらわれ礼をいわれたのでした。
動揺する奈津に泰蔵は克一のことで大変だったなと言ってくれます。
奈津は泰蔵が吉田屋のことや自分の名前を知っていて驚かされたのでした 。
第38話
ロイヤルでは踊り子たちからイブニングドレスだけでなく普通の洋服の注文を請けるようになります。
そんなある日のこと、ケーキを持って小原呉服店に姿をあらわしたサエ。
そしてサエはロイヤルの店主は自分たちのことを子馬鹿にしているから嫌いだと言います。
糸子はと訊いたサエは金を支払うなら店主ではなく作ってくれた本人に渡したいと、何と店を出すことを勧めてきたのです。
さっそくその日の夜に善作にロイヤルは客が来るようになったから小原洋裁店に戻って仕事がしたいと頼んだのでした。
機嫌が悪くて酒を呑んでいた善作はちゃんと成長してからだと耳を貸そうとしません。
そしてもう一軒他の店を繁盛させたら考えてもイイと言うのでした。
そしてロイヤルの店主に店を辞めることを告げた糸子。
動揺する店主から理由を訊かれた糸子は父親から他の店を繁盛させろと言われたと答えて困惑させたのでした。
同じころ、安岡髪結店に奈津がやってきていて、玉枝に丸髷に結ってほしいと頼みます。
そして明日入籍すると告げた奈津は、泰蔵が自分のことを知っていて驚いたと言います。
すると玉枝は吉田屋の”なっちゃん”はこの辺では有名な別嬪さんだと言ってくれたのです。
すると幼いころから泰蔵が好きだったことを明かした奈津は号泣し始めてしまいます。
そんなときに帰ってきた八重子を追い出して、店の看板もしまい込んでしまった玉枝
そして奈津に向かって泣きたいだけ泣けばいいと優しく声をかけます。
玉枝は大泣きしている奈津の髪を優しく結っていったのでした。
第39話
糸子がロイヤルを辞めて小原家に戻る帰り道で、自転車に乗った勘助が追いついてきて声をかけます。
奈津に仕事帰りかと訊いた勘助は安岡家の夕食がカレーライスだからと食べていかないかと誘ってくれたのです。
安岡家に入った糸子は奈津が号泣していったことを玉枝から聞かされます。
それを知った糸子は奈津が泣けて良かったと口にして安堵したのでした。
善作が店を繁盛させろと糸子に働かせたのは末松商店という生地屋でした。
初日に店主は糸子をセーラー服などの縫製をしている部屋に案内します。
糸子の仕事は生地の販売ではなく縫製だったのです。
縫製の仕事をする部屋の面々は和気あいあいとしていて居心地は悪くなかったものの、裏方で店を繁盛させることはできないと心配する糸子。
そして糸子は店主に売り子をさせてほしいと直談判したのです。
戸惑う店主に繁盛させる必要があると明かす糸子は、昼間は売り子をして縫製の仕事は持ち帰って家でやってくると伝えます。
そうして小原家では心斎橋百貨店の制服つくりのときのように家族総出による縫製の仕事が始まったのでした。
ところが売り子に立った糸子は生地屋にやってくる客は予め買うものが決まっているのがほどんどであることを知ります。
そんなある日、なかなかきっかけが掴めない糸子が独りで店番をしていたとき、ワンピースを作りたいという婦人客がやってきます。
婦人客の名は長谷ヤス子で糸子はどのくらいの生地が必要かを訊かれたのでした。
糸子が長い時間をかけてヤス子に生地を選んであげると、上手くできるか不安だと口にしたのです。
すると糸子は周りを見回し誰もいないことを確認したうえで、何とヤス子を立たせて裁断し始めたのでした。
しかも縫製の仕方まで丁寧に教えてあげた糸子。
ところがその頃になると小原家では誰も糸子の縫製を手伝ってくれなくなっていたのです。
しかも糸子を働きに出した善作は機嫌よく飲んだくれていたのでした。
第40話
ある日のこと、小原呉服店の前で千代が仕事から戻ってくる糸子を待っていました。
そして糸子の顔を見るなり山口と名乗る男の人が訪ねてきたと伝えた千代。
何故か興奮がおさまらなかった千代でしたが、桝谷パッチ店の職人だと知って落胆のようすです。
母親の期待を裏切って申し訳なさそうな糸子は待っていた川本に声をかけます。
すると川本が糸子の顔を見に来ただけだと口にしたため、またしても千代は動揺してしまったのでした。
近くの喫茶店にいって話をすることにした2人でしたが、勘助の友達でもあるマスターにも誤解されないように説明した糸子。
あらためて川本にやってきたわけを訊いた糸子でしたが、やはり顔を見に来たとしか言いません。
そんな川本はまた来ると言って帰っていったのでした。
そのころの糸子は生地屋での売り子と小原家での縫製で疲れきっていて、食事の最中だというのに居眠りし始め家族を心配させます。
そんなある日、糸子は店主から呼ばれてでていくと先日の長谷ヤス子がやってきていました。
自分でつくりあげたワンピースを着こんだヤス子は、何と自分たちも作りたいという主婦友達2人を連れてきていたのです。
さっそく糸子が直接裁断をはじめると、奥の縫子たちも気にし始めます。
そして終業時間になった途端に縫子たちは糸子を取り囲んで自分たちにも裁断を教えろと言うのでした。
それからというもの縫子たちは自分たちの休憩時間をつかって分担しながら糸子の縫製を手伝ってくれるようになります。
そのおかげで小原家でゆっくり休息できるようになった糸子。
しかもヤス子と2人の主婦友達はあらたなお客を連れて店にやってくるようになります。
ほどなくして末松商店はお客で混み合う店となったのでした。
第41話
末松商店にやってきたヤス子は今度は2人の娘を連れてきます。
正月用の服を作りたいと新たに3着を頼みにきていたのです。
2着目はシルエットがでる形にしたいと言われた糸子はギャザーを入れることを提案。
ところがギャザーが通じなかったため糸子はスケッチを描いて見せたのでした。
すると客たちの間で糸子のデザイン画も評判になり、店にはますます多くの人が押しかけるようになったのです。
夜になっても順番を待つ客の列を見た糸子は、岸和田にも洋服が浸透してきたと感じます。
そして自分が洋裁店を開くタイミングは未だと善作と対峙することを決めたのでした。
さっそく泥酔して帰宅した善作に生地屋を繁盛させたから、年明けから洋裁店を始めることを告げます。
すると烈火のごとに激怒した善作でしたが、糸子はひるむことなく立ち向かいます。
それでも最後は善作は糸子を殴って出て行ってしまったのです。
そして善作と顔を合わせたくない糸子はしばらく神戸の松坂家に身を寄せることを決めます。
そして小原呉服店をあとにして神戸に向かった糸子。
ところが松坂家は清三郎と貞子が隠居生活してのを見て代替わりを知った糸子は、もう自分が甘えられ場所ではなくなったことを悟ります。
そして祖父母は自分を守ってくれる人から自分が守らなければならない存在になったのだと思い知らされたのです。
そして翌日には仕事をほったらかしにしてきたことを理由に糸子は岸和田に帰っていったのでした。
第42話
昭和9年になると年明けから連日大勢の客が詰めかけ末松商店。
そんな中で糸子は食事をとる暇もないほど忙しく、握り飯をかじっては来客対応する日々が続きます。
おなじころ、小原呉服店では謡の稽古を終えた善作が年配の弟子に向かって今日が最後だと告げて頭を下げていました。
一方で木岡履物店では店主の保男が出かけようとして妻の美代に咎められます。
すると善作に呼ばれたことを明かしてから木之内電気店に向かった保男。
そして奈津が忙しそうに働いていた吉田屋に前触れもなく泰蔵があらわれて驚かされます。
すると泰蔵も善作に呼ばれてきたと言うのでした。
何と善作が催した吉田屋での宴会に商店街の顔馴染みが招待されていたのです。
泰蔵が部屋に通されるとおもむろに挨拶をしはじめた善作。
そして集まってもらった理由は今までお世話になったお礼と頼みたいことがあってのことだと明かし始めたのでした。
それを襖越しに聞き耳をたてていた奈津でしたが、別の部屋の客の見送りだと呼ばれて仕方なくその場を離れます。
そして奈津が戻ってきたときには善作の挨拶は終わっていたのでした。
翌日になって糸子や静子たちが出かけたことを確認した善作は店先に出ると、全ての張り紙をはがし始めます。
そして小原呉服店の看板を愛おしそうに見上げる善作のようすを家の中から涙目で見守っていた千代。
夕方になって仕事を終えて帰ってきた糸子は、店が様変わりしているのに驚かされます。
何と店の張り紙は全てなくなっただけでなく”小原呉服店”の看板まで降ろされていたのです。
びっくりした糸子が家の中に飛び込むと、玄関に大きな板状のものに布が被されているのが目に入ります。
しかしその荷物のことより家の中がいつもと違って静まり返っていることが気になり不安を覚えた糸子。
そんな糸子は声を出して善作や千代を呼びますが返事はありません。
そして台所までいった糸子は、そこでハルが夕食の支度をしているのを見つけて話しかけます。
するとハルは今日から自分と糸子の2人だけになったと告げたのでした。
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