NHK朝ドラ 「まんぷく」でヒロインの福子の勤務するホテルの料理人の野呂幸吉もドラマを引き立てています。野呂は、福子に3年間恋をしていました。その愛情表現にホテルの厨房で使う缶詰、通称「野呂缶」をプレゼントしていました。まんぷくのキャスト藤山扇治郎さんとはどんな人なのかをまとめていたら、家柄や子役時代など様々なエピソードがありました↓
こんなロマンの無い愛情表現では恋が実りませんでした。萬平が現れて福子は、萬平を選び野呂は、振られました。その後に福子の職場の先輩の恵に恋をします。
やはり同じように愛情表現に缶詰をプレゼントしていました。恵みは、歯科医に交際を申し込まれました。野呂は、歯科医と恋のライバルとして戦いますが案の定振られました。
ホテルの厨房の缶詰プレゼント攻撃を愛情表現にする不器用な野呂を演じる役者は、誰なのでしょうか?
それは、藤山扇治郎です。
〈まんぷくのキャスト藤山扇治郎とは〉
藤山 扇治郎(ふじやま せんじろう)は、日本で活躍する役者です。舞台やドラマやラジオのパーソナリティ等で幅広く活躍しています。
本名は、酒井扇治郎(さかい せんじろう)です。京都府生まれの京都府育ちです。生年月日は、1987年1月21日です。比較的小柄な体格でも身長は、163cmで体重52kgです。子供時代から活躍しており1993年から2003年まで子役で活躍していました。しかし高校1年生の時に伯母・直美主演の舞台『夢噺 桂春団治』に出演して以降学業優先で芸能活動を控えていました。高校は、京都府内で名門の東山高等学校を卒業しています。
大学は、関西大学文学部国語国文科を卒業しています。関西では名門私立4大学と呼ばれる関関同立の中の関西大学卒業しています。まんぷくでは鈍臭い不器用な野呂幸吉役とは裏腹に名門高校に名門大学を卒業しており大変頭の良い人です。
芸能活動は、大学に入ってから2009年から再開しました。
〈家族・家柄〉
まんぷくの野呂幸吉役から想像できませんが家柄も良いです。趣味は、三味線や日本舞踊というお坊ちゃまです。それもそのハズです。家族には芸能関係者が多く華麗なる家族がいます。松竹新喜劇で活躍した藤山寛美(祖父)、女優の
藤山直美(伯母)がいます。父は小唄白扇派の家元・白扇夕樹夫です。
母親は、藤山寛美の5女です。歌舞伎にも松竹にも縁のある家系です。祖父の寛美は、扇治郎が3才の時に他界しています。ほとんど祖父の寛美の記憶が無いそうです。しかし将来的に藤山寛美の名前も襲名の可能性も期待されています。扇治郎は、それが叶うように頑張りたいと目標にしているそうです。
〈子役時代〉
芸能一家で小唄の家元という事もあり幼い頃より日本舞踊や小唄の素養を習っていました。それが歌舞伎にも活用できる取り柄を持っている人です。
1993年の6歳の時に祖父・寛美と親交のあった中村勘三郎(当時勘九郎)の勧めで東京・歌舞伎座での『怪談乳房榎』で勘三郎の子供役で初舞台を踏みました。この時の以来、名子役として有名になりました。子役時代は、歌舞伎や伯母の直美の舞台やドラマで活躍していました。
子役時代は、藤山扇治郎で活動していました。
関西大学を卒業後の2009年7月に劇団赤鬼公演『FOR LIFE!』に客演以来本格的に芸能活動を再開しました。本名の酒井扇治郎でデビューしました。
なぜか2013年から藤山扇治郎に改名しました。
〈上方芸能期待のエース〉
松竹新喜劇にも入団しています。次世代の上方文化を継承させ発展させるエースとしても期待されています。ドラマや舞台は、勿論こなします。関西風のお芝居にも精を出しています。それが評価されて平成27年度咲くやこの花賞(演劇・舞踊部門)を受賞に繋がりました。
自ら若手俳優の勉強会「若藤会」を設立してお芝居の研究や発展に積極的に貢献しています。自ら企画してメンバーと共に自主公演も積極的に実施しています。自ら演技をする役者のみではなく関西風のお笑いを込み入れたお芝居を開発できる新人育成にも力を入れている実力派役者です。
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