おしん子役キャストについて 現在 子役時代の内容です。
4月1日(月)からBSプレミアムで、再放送が始まった朝ドラ『おしん』。
おしんは、昭和58年(1983年)4月4日から昭和59年(1984年)3月31日まで放送され、
歴代最高の平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録し、現在もその記録は
どのドラマにも抜かれていない伝説的なドラマです。今期の朝ドラ『なつぞら』も視聴率が良く、話題になっていますが、おしんの再放送が開始されてから、おしんを見たことのない若い世代の間でも、話題に
なっているようです。
そして、現在放送されているなつぞらには、おしんの子役を務めて注目を集めた
小林綾子さんが登場しています。そこで今回は、おしんの子役を務めた小林綾子さんの子役時代(おしん時代)と現在について紹介したいと思います。
おしん子役キャスト:小林綾子さんの子役時代
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(引用元:https://orionfdn.org/kobayashiayako/)
おしん子役時代に演出を担当していた江口浩之さんは、おしんの子役をしていた
小林綾子さんについて、とても頭が良くて記憶力が抜群の子だったと語っています。
そして、おしんの子役を演じた小林綾子さんは自身で、幼少紀の頃から絶対音感
を持っていたと話しています。
｢私はいわゆる絶対音感があるせいか、テープを聞いたときに方言が音楽的な
感じで耳に入ってくるので、それをコピーするような感覚で取り組んだことを
覚えています。｣
(引用元:https://www.nhk.or.jp/archives/sp/search/special/detail/?d=selection146)
おしんのセリフは全てが山形の方言のイントネーションと言葉遣いで構成されて
いましたが、小林綾子さんがその地域の人だったわけではありません。
そのため、小林綾子さんは方言の先生にセリフを録音してもらったものを
聞きながら、台本にアクセントをメモしていく作業を行っていたようです。
さらに小林綾子さんには幼い頃から、前述したような｢絶対音感｣があったため、
イントネーションのついたセリフは音楽のように聴こえ、その音楽を覚える
ようにすぐに頭に入ったことから、記憶力が良い子だと思われていました。
そして、おしんの子役は一般オーディションにより、小林綾子さんに決まった
のですが、その選考時の話を演出担当の江口浩之さんが後に色々語っています。
江口さんが見た最初の面接での小林綾子さんの印象は、そんなに美人でもないし
目立つ子でもなかったそうです。
しかし、小林綾子さんには何かある！と皆が感じていた様で、オーディションの
最期の方になると、もう断然小林綾子が良い！となり、結局、彼女の人間性だと
語っていました。
小林綾子さんは子役時代から、物語を通して伝えていきたい空気や感情を、
真っ直ぐに表現できる逸材だったのでしょう。
確かにおしんの放送を見ていても、おしんは加代と比べて、残念ながら美人でも
可愛くもありませんが、その温かな演技や表情に心奪われますよね。
そして、演出担当の江口浩之さんの期待以上の演技で、小林綾子さんはおしんの
少女時代を熱演し、日本だけでなく世界からも涙を誘う天才子役となったのです。
おしん子役キャスト:小林綾子さんの現在
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(引用元:https://www.nhk.or.jp/archives/sp/search/special/detail/?d=selection146)
小林綾子さんは現在、第100作となる朝ドラ『なつぞら』に、山田天陽の母･
山田タミ役として出演されています。
小林綾子さん演じる山田タミは、正治の妻で、近隣の農家を手伝い、その
アルバイト収入で家計を支えています。
東京育ちでなかなか十勝暮らしになじめず、農業も苦手。
同じく東京で育ったなつがお気に入りで、天陽を訪ねて遊びに来ると
ついつい話が弾んでしまうという役柄になっています。
小林綾子さんは、朝ドラにはおしん以来36年ぶりの出演となっています。
小林綾子さんは、東京･渋谷のNHKで行われた出演者発表会見で、
｢月日が経つのは早いなと感じていますが、私の原点となった朝ドラにまた
このように参加させていただくことができてとてもうれしく思っています｣
と喜びを語っています。
また、小林綾子さんは2013年にリメイク版の映画『おしん』にも、おしんの
奉公先の裕福な家庭の娘･加代の母親役として出演していました。
(引用元:https://orionfdn.org/kobayashiayako/)
余談ですが、リメイク版映画『おしん』には、朝ドラ『おしん』でおしんの母親
役だった泉ピン子さんも登場されているようです。
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ここまでが、おしんの子役を務めた小林綾子さんの子役時代(おしん時代)と
現在の紹介でした。
小林綾子さんには、絶対音感があったんですね。
しかし、絶対音感があるとは言え、おしんは山形の方言が強く、時には長ゼリフ
もあるので、大変だったのではないかと思います。
また、おしんに小林綾子さんが選ばれた理由が小林さんの人間性と演出担当の
江口さんは語っていますが、正に小林綾子さんはおしんにハマり役だと思います。
小林綾子さんだったからこそ、おしんは大ヒットしたと言っても過言ではない
でしょう。
今、放送中のなつぞらも話題ですが、おしんが話題になっているのは、今の時代
でも、おしんの演技は人々の心を揺さぶるものだからだと思います。
再放送でも、あと数回しか小林綾子さんの子役時代のおしんは登場しませんが、
最後まで見逃さずに見て行きたいですね。
また、現在放送中のなつぞらにも小林綾子さんは出演されています。
吉沢亮さん演じる山田天陽の母ということで、あまり出番は多くはないですが、
おしんから成長された小林綾子さんの演技が見られるかどうか、毎日楽しみな
放送となっていますね。
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