今回は『おちょやん』の1話から3話(第1週)11月30日のあらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん1話のあらすじネタバレ>
大正5年。
大阪の南河内に9歳ながら口が達者な女の子の竹井千代が住んでいました。
竹井家は父親のテルヲと弟のヨシヲの3人で暮らす家族でした。
母親がいないことで千代はヨシヲの世話をしながら家事とテルヲの仕事を手伝う幼いながらも小学校にも行けずに忙しい毎日を送っていたのでした。
テルヲは観賞用の鶏を育てることで収入を得ていましたが、それらは自ら酒と遊びに使ってしまっていたため千代たちは極貧生活を余儀なくされていたのです。
それでも、優しい近所の人たちはそんな可哀そうな姉弟を見かねて、たまに千代たちに食事を与えてくれたのでした。
そんなある日、鶏を売りに出掛けていったテルヲが何日も家に帰ってこなくて不安を抱いていた千代。
数日がたって、テルヲが戻ってきたときにはひとりの女性を連れて帰ってきていたのです。
父親が連れ戻ったその女性は栗子と云う名前で、千代たちの新しい母親だったのでした。
<おちょやん2話のあらすじネタバレ>
テルヲから栗子と再婚したしたことを聞いた千代は大喜びします。
というのも、母親が出来たということは自分が家事やヨシヲの世話などをしなくてもよくなって、千代は念願の小学校にも通えると幼いながら考えたからでした。
ところが千代の淡い期待がものの見事に裏切られて失望にかわるための時間はほとんど掛からなかったのです。
栗子は、趣味の三味線の練習には熱心に取り組んでいましたが、その一方で家事とか弟の面倒などまったくする素振りさえみせなかったのです。
そんな栗子の様子を見ていて次第に新しい母親に不信感を募らせていく千代。
しかも、その後にちょっとした事件が起きてしまったのです。
千代がヨシヲのためにとせっかく貰って帰ってきたおはぎを、あろうことに栗子が横取りしてしまったのでした。
<おちょやん3話のあらすじネタバレ>
栗子が結婚して貧乏一家にやってきたのにはそれなりの理由があったのでした。
テルヲは栗子に贅沢な暮らしをさせてやるとどう考えても果たせないような口約束をして口説いていたのです。
しかし、極貧生活の竹井家にはどこを探してもそんな金の余裕はありません。
このままでは、約束が違うと栗子に逃げられてしまうと困り果てたテルヲ。
散々悩んだ挙句にテルヲは大きな決断を下すことにします。
テルヲが下した決断とは、自慢の一匹の鶏を売ってしまうことでした。
テルヲにはこれまで手塩にかけて育ててきた『流星丸』と云う自慢の鶏がまだ手元に残っていたのです。
そして、しばらくしてある屋敷で観賞用の鶏の品評会が開かれることになります。
『流星丸』を品評会に出品すべく千代とともに会場になっていた屋敷に足を運んだテルヲ。
そうして、テルヲは高値で売り払うべく手塩に育ててきた自慢の1羽を品評会に出品したのでした。
⇒4話5話
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