今回は朝ドラ『おちょやん』の46話(第10週)2月8日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん46話のあらすじネタバレ>
初稽古の日に千之助の横暴な振る舞いでいきなり不穏な雰囲気に包まれてしまった『鶴亀家庭劇』の稽古場。
千之助は一平が書き上げた台本である『母に捧ぐる記』を、喜劇じゃないと否定したうえに客からそっぽを向かれてしまうと酷評してから、自分が作った台本の『手違い話』を演目にすると言い出したのです。
『手違い話』は千之助を主役にして書かれた台本で、自分の意見が通らないなら何時でも降りると脅迫じみた言葉で一平に迫ったのでした。
千之助が一平を睨みつけながらそう言い放つと、一触即発の事態に慌てた千代がふたりをなだめようします。
ところが、そんな千之助の態度はあらかじめ想定内のことだと言って一平は千代の心配をよそにあっさりと千之助が書き上げた台本を受け入れてしまったのです。
自分の台本が通ったことに気を良くした千之助は調子に乗ったように配役まで勝手に決め始めてしまうのでした。
しかも、彼が選んだ配役は本人と一平以外は喜劇未経験者ばかりで、座員たちからは多くの不安の声があがりますがまったく聞く耳を持たない千之助。
さらに大山社長が選りすぐった優秀な役者たちだから楽しみにしていると不敵な笑みさえ浮かべる千之助だったのです。
ところが、いざ稽古が始まってみると問題が続出してしまいます。
小山田が長年の歌舞伎の癖から抜け出せずに大げさな見栄を切る芝居になってしまうかと思えば、香里も歌劇団出身だけあって台詞を節に乗せてしまい今にも踊りだしそうな口調だったのです。
ルリ子は東京新派のプライドで台本を完璧に覚え込んでいて千代が少しでも言い間違えようものならすぐに指摘してくるかと思えば、千之助は棒読みのやる気のない芝居を繰り返していたのでした。
そんな問題だらけの稽古が終って千之助が稽古場から姿を消した途端に小山田と香里とルリ子から喜劇や千之助に落胆したという不満が飛び出します。
すると、それを聞いた天海一座だった座員たちが彼らに反発して怒りをぶつけます。
またまた怪しい雰囲気に包まれた『鶴亀家庭劇』の座員たちでしたが千代が仲介に入って事なきを得たのでした。
それから千代は自分に当たってくる気位の高いルリ子を何とかしようと機嫌をとろうとしますが、逆に一番嫌いな女優だと言われてしまうありさまで、自分でもどうしたら良いのかが分からなくなってしまうのでした。
そんな一日が終わって『岡安』に戻った千代が一平の部屋に夕食を運んでいきます。
するとその時の一平は机に向かって必死の様相で台本を書いていたのです。
そんな一平にその日の稽古を振り返ると先行きが不安になると告げた千代。
しかし、一平は小山田と香里とルリ子は何とかなると言ってから問題は千之助だと告げます。
危機感を募らせている一平を見て千代の不安もさらに高まったのでした。
⇓次話⇓
おちょやんネタバレ10週47話あらすじ【初演が終っても未だバラバラな一座!
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