今回は『おちょやん』の48話(第10週)2月10日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん48話のあらすじネタバレ>
『福富』の菊から本当に引き留めたいなら自分達で説得しろと言われた千代は一平と一緒に劇団を辞めようとしている高峰ルリ子が寝泊りしている宿を訪ねます。
自分は何処へいってもうまくいかず、今回の喜劇は最後だと思っていたのに見放されてしまったとやる気を失っていたルリ子。
千代と一平が必死になって劇団に戻ってきて欲しいと説得しますが何を言ってもルリ子には届かず投げやりになって役者を廃業するとまで言うのでした。
そして自分のことなど何も知らないくせにと愚痴りながらルリ子は自身にたてられている噂話について明かし始めたのです。
ルリ子から話を聞かされた千代と一平は『福富』の喫茶店に千之助と百久利以外の座員を集めてその噂話の内容を明かします。
それはルリ子が新派劇団の『花菱団』に居た頃の話で、ルリ子の主役を奪おうとした女優を絞め殺したと云うものだったのです。
そんな噂がたったことでルリ子は何処に行ってもお払い箱になる扱いを受けていたのでした。
しかし、座長の一平はルリ子だけでなく『鶴亀家庭劇』はそれぞれが暗くて辛い過去を持った座員が集まった集団だからこそ新しいものが生み出せるはずだと前向きな発言をします。
そんな話をしていると『福富』の女将の菊が口を挟んできます。
ルリ子のことを良く知っていると言う菊はルリ子が自分の役を演じる為に努力に努力を重ねる女優だと教えてくれたのでした。
その話を聞いてルリ子を見る自分の考えを改めてもう一度彼女の宿を訪問した千代。
相変わらず怪訝そうな顔をするルリ子に向かって千代は済んでっしまったことはどうでもいいから劇団に戻って欲しいと頭を下げたのです。
するとルリ子が自分の噂話の真相を明かしてくれます。
実際にはルリ子から主役の座と婚約者を奪った女優を引っ叩いただけでだったのに尾ひれを付けて吹聴されていたのでした。
しかも、その女優が映画出身で千代に似ていたことで毛嫌いしていたことを話してくれたルリ子。
そして、周囲に何を言われようが婚約者だけは自分の味方であって欲しかったと自分の心の中を寂しげに明かしてくれたのです。
ルリ子から真実を知らされた千代は彼女に向かって自分は絶対に裏切らないことを約束してから、今まで頑張ってきた自分自身を裏切るようなことはしないで欲しいと告げたのでした。
こんなことで役者を辞めては駄目だと千代から言われたルリ子は涙を浮かべながら文句を言ったかと思うとその後で笑い出します。
こうして千代と心を通わすことができたルリ子は劇団に戻ってきたのでした。
ようやく座員たちの間で士気が高まってきたというのに千之助だけは蚊帳の外で芝居での笑いは自分がとるから何もするなと言います。
そんな千之助に向かって我慢の緒が切れた千代が文句を言うと悔しかったら自分より笑いをとって見せろと挑発してきたのです。
そうして千代と千之助が笑いの勝負をすることになり、千之助は劇団の座長の座を千代は千之助に自分勝手な芝居をしないことを賭けたのでした。
次話☆彡
ネタバレ10週49話あらすじ【大事なことに気づかせてくれた師匠の千鳥!】
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