今回は『おちょやん』の49話(第10週)2月11日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん49話のあらすじネタバレ>
ことの成り行きで千代は千之助より芝居客から多くの笑いを取る宣言をしてしまいます。
そうして千之助が勝てば一座の座長となり千代が勝てば自分勝手な芝居はしないことを賭けた勝負の幕が上がったのでした。
アドリブを想定しながら芝居をする千代たちをあざ笑うように変幻自在の動きで芝居客からの笑いを独占していく千之助。
千代が最後まで千之助にまったく歯が立たないまま芝居の幕が降りてしまって舞台を終えますが、このままでは千代たちの負けは火を見るより明らかだったのです。
一平や徳利は自分達が千代の方が受けていたと言えば良いなどと口裏合わせの相談をしているところに千之助が大きなカメを抱えて客席から戻ってきました。
千之助は千代や一平たちには内緒で芝居客に誰が一番面白かったかを書いてもらうアンケートをとっていて勝敗をはっきりさせるつもりだったのです。
そのカメを座員の前でひっくり返した千之助。
しかし、バラまかれた紙には千之助の名前しか書いてなく一同は絶望に打ちひしがれたのでした。
翌日以降もアンケートは続けられますが千之助の名前ばかりが積み重なっていきます。
そうして遂に千秋楽を明日に控えてしまうのでした。
千秋楽の前夜の稽古場でまったく歯が立たないままで終わってしまいそうな状況に悔しさを爆発させる千代に対し、ルリ子や小山田や香里は完全に諦めモードで負けを受け入れようとしていたのです。
そんな重い空気に包まれたときに突然草履が飛んできて千代に命中します。
千代が怒って草履が飛んできた方向に目をやると、そこには京都で世話になった山村千鳥が立っていたのです。
久し振りの芝居の師匠との再会に千代は感激しますが、千鳥はたまたま千代の芝居を見かけたのだと冷静な口調で話しかけます。
しかし、そのあと千鳥は千代の演技の酷さに驚いて黙って帰るのをやめて破門を言い渡すために来たと言うのです。
それでもと、千代が千鳥に自分達を助けて欲しいと懇願すると諦めかけていた3人も一緒に頼み込んだのでした。
すると今の皆は千之助に勝つことだけを考えて芝居をしているから駄目なんだと話す千鳥。
千鳥は演じる事は自分の役を愛した時間そのものだと皆に向かって説いてから、それが理解できないようなら役者として失格だと言放ってその場を足早に立ち去っていったのです。
師匠の言葉に今までの自分が役柄について何も分かっていないことに気づかされた千代。
そして他の3人の胸も千鳥の金言は打ち込まれていたのです。
千秋楽を明日に控えて四人は初めて自分の役についての人物像について徹底的に掘り下げ始めたのでした。
あくる朝、千代はびっしりと書き込みされた台本を見つめながら師匠の千鳥に感謝しています。
千代はとことん追い詰められた最後の最後に師匠の千鳥から大事なことを気づかせてもらったのです。
そして千秋楽の幕があがる前の千代の気持はいつになく高ぶっていたのでした。
次話↓( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆
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