今回は『おちょやん』の53話(第11週)2月17日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん53話のあらすじネタバレ>
一平が考えた芝居が失敗におわりシズから福助と結婚を認めてもらえないみつえ。
シズは菊から虐められると猛反対して早く別れるように迫っているころ、『福富』でも菊が福助にみつえと別れる様に言っていたのです。
すでに道頓堀界隈ではみつえと福助の噂話で囁かれていてそれが菊の耳にも入ってしまったのでした。
それを聞いていた福松はふたりの仲を認めても良いのではと菊に話しかけると、自分が認めてもシズが大反対すると返します。
そんな中で『鶴亀家族激』でも問題が勃発。
何と、千之助が認めたはずの一平が書いた『母に捧ぐる記』の台本を真っ赤に修正したうえにタイトルまで『マットン婆さん』に変えてしまっていたのです。
一平が描きたかった母親の無償の愛は無惨にも消されて主役はお婆さんになっていました。
一座にお婆さん役を演じることができる役者が居ない事を心配する一平に千之助は自分がやると言い放ちます。
そんな千之助に納得がいかない一平でしたが公園までの時間がないことと前回同様に二言目には辞めるとの脅かし文句に何も言えずに従うしかなかったのです。
翌日になると『岡安』に久し振りの大口の新規客がやってきて店は俄かに活気づきます。
その頃、またしても一座をかき回されて怒りがおさまらない千代は帰り道でみつえと出会います。
みつえは一平と千之助の話をする千代がふたりの間柄が水と油だと話すのを聞いて思わず顔を曇らせたのでした。
水と油のシズと菊が仲良くなるなんて無理な話なんだろうと、通りすがりで『福富楽器店』の中を覗いたみつえ。
みつえは最初から分かっていた事なのにどうして福助のことなんか好きになってしまったのかと嘆きます。
その頃、『岡安』では新規の大口客が帰ろうとしていてシズと立ち話をしていました。
しかし酒も入ってご機嫌な客はついつい口を滑らしてしまったのです。
客から今までは『福富』を贔屓にしていたが商売替えした菊から『岡安』を勧められたことを知らされたシズでしたが笑顔だけは崩しません。
ところが、客が帰ったあと早々に『福富』に出向いたシズは最初こそ大口の客を紹介してくれた菊に礼を言いますがシズの余分な一言で状況が一変してしまったのです。
シズの口から飛び出した大きなお世話だと云う言葉に菊も怒り心頭になります。
自分は本家だから分家の『岡安』に客を回しただけだと言い返してしまう菊。
ふたりの話は次第にヒートアップしていき遂にシズは菊に向かってみつえを嫁がすことなど出来ないと言い放ってしまったのです。
それに対してみつえは『福富』には相応しくないから願い下げだと菊は返したことで、『岡安』と『福富』の仲は益々険悪になってしまったのでした。
そんな状況に絶望感を感じているみつえを慰めながら千代はどうして『岡安』と『福富』の仲がこんなに悪いのかを不思議に思っていました。
すると、そこに先代の女将であるハナがやってきて、シズと菊の仲が悪いのは先代同士で犬猿の仲だったふたりを見せてしまった自分のせいだと話してくれます。
それは暖簾分けの際に『岡安』が『福富』から何人かのお茶子を引き抜いたような格好になったことが原因だったのです。
そしてハナは謝りながらここだけの話と断りを入れたうえで自分はみつえの味方だと言ってくれたのでした。
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