今回は『おちょやん』の112話(第23週)5月11日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【2年ぶりに道頓堀に戻った千代】と題して23週112話をお送りします。
ずっと避けていた道頓堀に向き合うことを決心した千代。
2年ぶりに道頓堀に戻ってきた千代を皆がどのように受け入れてくれるのかが気になりますね。
<おちょやん112話のあらすじネタバレ>
いつものように母親の形見のガラス玉を月にかざしていた千代。
『鶴亀』の熊田との再会やラジオで一平の肉声を聞いた千代は浮かない顔つきで道頓堀への想いを募らせていたのです。
そんな千代が心ここに在らずの日々を送っていた頃、一平は熊田から千代に『鶴亀新喜劇』への出演を打診したことを聞かされていました。
その話を聞いた一平は千代が承諾してくれるはずもないと実現性を否定しながらも、そんなことになったら本当の喜劇になると冗談混じりの笑みを浮かべます。
そんなある日、悶々としていて元気がない千代が家に戻ってくると心配した春子が葛湯を作って出迎えてくれたのです。
葛湯は春子にとって自分の元気がなくなると看護婦だった実母のさくらがよく作ってくれた魔法の薬だったのでした。
そんな春子の優しい思いやりに感謝しながら葛湯を飲むと自分を優しく包み込んでくれた道頓堀の人たちの顔が浮かんでた千代。
一平と離婚して飛び出してきて以来、道頓堀に足を踏み入れることを避け続けてきた千代はやっとちゃんと向き合うことを決心したのです。
そうして養女になった春子を連れて千代は2年ぶりに道頓堀の『岡福』を訪ねたのでした。
『岡福』ではラジオで千代の声を聞いて以来ずっと千代が訪ねてくるのを待ち続けていた若女将のみつえが千代たちを歓迎してくれます。
笑顔のみつえからお帰りの声を掛けられた千代は思わず抱き付いてただいまと声を震わせて返したのです。
そして親代わりだったシズが不義理を詫びる千代を叱りながら宗助と一緒になって大粒の涙を流して喜んでいるところに、『鶴亀新喜劇』の徳利が何気なく店に入ってきて腰を抜かすほど驚いたのでした。
急いで劇団の稽古場に戻った徳利は他の劇団員たちに千代が道頓堀に戻ってきていることを伝えると、一平には内緒で稽古を終えてから皆が『岡福』に向うことになります。
ところがひとりだけ残されていた一平にもとに寛治がやって千代が戻ってきていることを明かします。
寛治は千代と一平の息子のように育てられていたため一平に黙ったままではいられなかったのです。
すると顔色ひとつ変えない一平から淡々とした口調で早く行ってやれと告げられた寛治は何か釈然としない気持ちになってしまったのでした。
『岡福』で苦楽を共にしてきた劇団員たちとの再会に千代の顔から笑みが溢れているところに寛治が遅れて姿をあらわします。
何も告げずに自分が消えてしまったことを寛治に詫びる千代。
しかし寛治は暗い雰囲気に陥らないような言葉で場を和ますと、千代の養女になった春子に向って自分の妹みたいなものだと微笑んだのでした。
それを聞いて道頓堀にきて祖父母だけでなく兄までできたと家族が増えたと大いに喜んでいた春子。
そんな様子を眺めていた千代は道頓堀に戻る決心をして良かったと感じていて、大事な家族に囲まれて自分たちは二人っきりじゃなかったとしみじみと思うのでした。
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