今回は『おちょやん』の第4週(12月21日から12月25日)のあらすじネタバレ全体について紹介します。
<おちょやん第4週のあらすじネタバレ>
千代の前に突如あらわれたのは夜逃げしたと知らされていた父親のテルヲだったのです。
テルヲは自分の借金は全て返したので親子3人で暮らそうと誘いますが千代は父親を追い返してしまいます。
しかし心の中では父親が迎えにきたことを喜んでいた千代でした。
その日に天海一座が道頓堀に戻ってきましたが、座長は一平ではなく須賀廼家千之助になっていました。
やはり一平には天海天海の後を継いで二代目を襲名するだけの力がなかったのです。
翌日にもテルヲがやってきます。
今度はヨシヲが病気だと言われて千代は迷いますが、実はそれはテルヲの嘘だったのです。
千代の身売りの相談をしているヨシヲを一平が目撃していたのでした。
テルヲをふたたび追い返した日の次の日になって、『岡安』の千代のもとにテルヲの借金取りが男たちを連れてやってきました。
その日から借金取りによる千代への嫌がらせが始まります。
彼らは千代が『岡安』に居られないようにするために、店の周囲をうろつくようになります。
そのせいで『岡安』への客足が次第に遠のく様になってしまい千代は自分のせいだと徐々に追い詰められていきます。
千代はこれ以上『岡安』に迷惑はかけれないと、父親のテルヲが背負った借金の肩代わりとしての自分身売りを覚悟して店を出ていく決心をします。
たまたま千代が『岡安』を出ることを決めた日と天海一座の千秋楽の日が重なります。
ところが天海一座では千秋楽だというのに座長の須賀廼家千之助は失踪するし、女形の役者も腰を痛めて舞台に立てなくなってしまい、一座は窮地に追い込まれてしまいました。
その時に一平はとっさに芝居好きな千代に目をつけたのでした。
有無を言う時間もなく無理やり舞台に引っ張り出された千代。
彼女の芝居は言うまでもなく下手でしたが、それを見た客たちから大笑いが起こって盛り上がったことで天海一座は無事に千秋楽を終えることができたのでした。
そうしていよいよ千代が『岡安』を出ていく時間がやってきます。
シズの娘のみつえが千代を船着き場まで案内すると、そこにはシズが待っていたのです。
シズは千代を逃がすことを考えていたのでした。
しかし、千代は自分が逃げたあとの『岡安』に対して借金取りたちがどんな仕打ちをするかを心配します。
そんな千代に『岡安』に恩返ししたいなら自分が幸せになれとシズが告げます。
千代を船に乗せて逃がしてから『岡安』に戻ったシズは借金取りたちに金の入った袋を投げつけます。
シズは千代のいる時に借金の清算をしてしまうと、千代を『岡安』に縛り付けてしまうことを心配して先に千代を逃がしていたのでした。
そして、シズは借金取りに向かって気迫に満ちた様相で言い放ちます。
その金は道頓堀を守りたいと思う者たちから寄せられたものだからよそ者にこれ以上好き勝手はさせないと。
そして、シズに気圧された借金取りが『岡安』から逃げ去っていくと店では大きな歓声があがったのでした。
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