今回は『おちょやん』の75話(第15週)3月19日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【テルヲが留置場の中で逝ってしまう】と題して15週75話をお送りします。
留置場の金網越に話をする千代とテルヲ。
最期まで意地の張る千代とテルヲの確執は融解させることができるのかが気になりますね。
<おちょやん75話のあらすじネタバレ>
警察に収監されている父親から謝られた千代は懐から亡き母親であるサエの写真を取り出してテルヲに見せつけるように金網に押し付けます。
自分は絶対に許すことはないがサエは謝れば許してくれるかも知れないと告げる千代。
すると、テルヲは泣きじゃくりながら亡くなったサエの写真に向って自分が娘に対してやってきたことを何度も何度も詫びたのでした。
すると自分は辛い時に何回もこの写真に救われてきたことをテルヲに告げて、この写真を持たせてくれたことだけは感謝していると伝えた千代。
散々な目に合わされてきて縁を切って赤の他人になりたくてもテルヲが自分の父親であることは変えようがないと千代は告げます。
そして、どんな手を使ってもいいから自分が笑顔でおとうちゃんと呼ぶことができるようにして見せろとテルヲに向って千代が一喝。
すると娘の必死の迫力で目が覚めたテルヲは涙を拭いながら、病気なんかすぐに直してみせて芝居を観に行くから一番いい席をとっておけといつもの横柄な態度を取り戻したのです。
千代もテルヲに向って今までにあった嫌なことをすべて忘れさせるような演技をしてみせるから楽しみにしておけと言い放って警察の接見室を後にしようとします。
すると自分の背中越にお月さんみたいだと言うテルヲの声が聞こえた千代は涙を堪えて振り返って父親の姿を目に焼き付けたのでした。
満月の夜の留置場の中で自分の口から血が流れ出てきて意識も徐々に遠のいていくテルヲ。
うつろになったテルヲの瞳には幼い頃の千代と今の千代があらわれて自分に向っておとうちゃんと言いながら微笑みかけてくれる姿が映っていたのです。
自慢の娘が自分に微笑んでくれたことに安堵したテルヲはそのまま静かに息を引き取ってしまったのでした。
サエの写真の横に高笑いしているテルヲの写真が置かれた仏壇に手を合せる千代。
弟のヨシヲは行方不明で連絡が取れませんでしたが、天海家には多くの弔問客が焼香しにやってきてくれます。
シズや宗助と『岡安』の女中たち。
みつえや『福富』の家族と『鶴亀家庭劇』の劇団員たち。
小さな天海家は焼香する人で溢れかえりますが、千代はどうしてテルヲのためにそんなに多くの人がやってきてくれるのか戸惑っていました。
すると、それぞれの弔問客から生前にテルヲが娘のことを頼むと頭を下げて回っていたことを知らされた千代。
多くの人がテルヲとの思い出を嬉しそうに話してくれる姿を見て、千代は胸が熱くなるのを抑えきれません。
テルヲを弔う賑やかな宴が終って天海家の縁側に千代は一平と並んで座っています。
千代はみつえから言われていた普通の幸せについて考えていて一平に話しかけます。
一緒になれてよかったと伝えた千代は芝居も役者も続けたいと一平に自分の本音を明かします。
すると当たり前だと返事をした一平が温泉にでも行こうかと千代を誘ってくれたのでした。
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