今回は『おちょやん』の14話(第3週)12月17日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん14話のあらすじネタバレ>
劇場からの帰り道で早川延四郎に呼び止められた千代は女将のシズへ手紙を渡すことを頼まれますがことわります。
しかし、せめてシズの近況だけでもという延四郎のシズへの想いと人柄に心打たれた千代は手紙を預かる事にしたのです。
『岡安』に戻った千代は延四郎から預かったと手紙を女将に渡そうとしますがシズは頑なにそれを拒みました。
それでも延四郎の想いをシズに伝えたいと思っている千代は簡単には引き下がりません。
すると、シズは千代に向かって20年前のことを明かし始めたのです。
シズはお茶子修行に行き詰っていたときに、延四郎の言葉で救われていたのでした。
今の自分があるのは延四郎のお陰だとしみじみと語るシズ。
シズは恩人でもある延四郎からの手紙を読んでしまったら会わないわけにはいかなくなるから手紙は受け取れないのだと千代に説明します。
そこまで説明してから、他人のことを心配するより自分の進む道はどうするのかと、シズは話題を千代の年季明けの身の振り方に変えてしまうのでした。
話をすり替えられてしまい仕方なしに延四郎の手紙をシズの前に置いてその場から去った千代でしたが、シズは目の前に置かれた手紙を読むことなく破ってしまったのです。
千代はシズの娘のみつえと踊りの稽古に向かうために通った道頓堀川の橋で『岡安』の本家でもありライバルの『福富』の跡取り息子の福助と出会います。
みつえは自分の母親の噂を流したのは『福富』のお茶子だと福助に文句をつけ始めました。
しかし、みつえの文句をかわすように芝居茶屋は時代に合わなくなってきているからもうすぐ無くなると話す福助。
福助は『福富』の跡取りでありながら商売には興味がなく、冷めた口調で『岡安』も時間の問題だと続けます。
それを聞いた『岡安』を継ごうと考えていたみつえは聞き捨てならないと表情を変え、店がなくなったら自分はどうしたら良いのかと不安になる千代でした。
そして『えびす座』では廃業する早川延四郎が千秋楽の日を迎えていました。
『岡安』では翌日の芝居客を接待する『組見』の準備で大忙しとなっています。
そんな最中に千代が女将のシズに向かって唐突に訴え始めたのです。
『組見』のことは自分達にまかせて延四郎に会いにいけと言う千代。
千代はもし行かなかったらずっと後悔し続けることになると訴えます。
『岡安』の女将として『組見』を仕切るのは自分しかしないと言っても引き下がらない千代に向かって遂にはシズが怒り始めてしまいます。
周りのお茶子も千代をなだめようとしますが千代はやめません。
そして、千代が語り始めたのは年季明けの話でした。
今の自分があるのはシズのお陰だから年季明の自分が一番やりたいことはシズへの恩返しだと言う千代。
千代は女将のシズは自分の恩人である延四郎に恩返しをしないままだと一生後悔することになってしまわないかと語ったのです。
すると千代の話を聞いた周りのお茶子たちの気持がひとつになります。
自分達にまかせて欲しいと訴えるお茶子たち。
するとシズが涙を浮かべながらお茶子たちにむかって感謝の気持ちを込めて頷いたのでした。
翌日、千代は『岡安』をお茶子たちに任せて延四郎との待ち合わせの場所に向かいます。
一方、延四郎はこれまで世話になった『鶴亀』の社長の大山に劇場での挨拶を済ませてから約束の場所に向かおうとします。
しかし、その瞬間に突如として延四郎は苦しみながらその場に倒れ込んでしまったのでした。
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