今回は『おちょやん』の35話(第7週)1月22日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん35話のあらすじネタバレ>
憧れの女優である高木百合子は千代に『太陽の女カルメン』で重要な人妻役という大きな置き土産を残してくれていました。
役どころは他の女の事が好きになった夫を引き留めようとするも捨てられてしまうと云うもので演技を重ねるほど悪くなっていく千代はまたしてもジョージ本田を激怒させてしてしまいます。
監督に対しては本気で人を好きになった経験があると伝えてはいたものの実際のところ良くわかっていなかった千代。
そうして遅々と進まない撮影はまたしても翌日に持ち越されることになってしまったのでした。
その頃、撮影所の『脚本部』に席をおいていた一平が書き上げた脚本を『鶴亀』の社長である大山が目を通していました。
大山は一平が父親の天海を越えようとしてもがき苦しんでいることを見透していて助言を与えます。
それは父親を越えたければ先ずは父親のことを知れと云うものだったのでした。
一向に撮影が進まなくて落ち込んでいる千代を見かねた助監督の木暮が気分転換にと外に誘いだしてくれます。
喜劇映画を観て大笑いしてから洋食屋に入って話しをしはじめた二人。
そこで一方的に失恋して落ち込んでいた小暮は自分の胸の内にある憧れていた高木百合子への想いを千代に明かしたのです。
それでも彼女を好きになれて良かったと告げる木暮。
そんな片思いに苦しむ木暮の様子をみていて千代は恋することの苦しみを感じ取ることが出来たのでした。
次の日になってふたたび撮影に臨んだ千代。
その日の撮影がうまく行かなかったら降板させられると云う追い込まれた状況であったにもかかわらず千代は落ち着いていました。
監督の指示でフィルムが回り始めると千代は木暮のことを好きになれてよかったと云う気持ちで演技を始めます。
するとその芝居に引き込まれたジョージ本田から千代は初めて絶賛されたのでした。
そんな女優として一皮むけた千代の様子を撮影セットの陰から一平が人知れず見つめていたのです。
監督からも褒められる芝居をした千代を木暮も大いに称えてくれます。
そして木暮自身も自分がはやく一人前の映画監督になると云う気持ちを新たにすると、百合子のような女優になったときに自分も映画に出させて欲しいと告げた千代。
そうして二人はそれぞれの夢に向かって頑張ろうと固い握手を交わしたのでした。
その後の撮影は順調に進んで映画『太陽の女カルメン』は封切られて千代の名前も連なられます。
しかし、その頃になると『撮影所』では一平の姿が消えたように見られなくなっていたのです。
千鳥の紹介で千代が『鶴亀映画撮影所』にやってきてから3年がたっていて昭和3年を迎えていました。
その頃になると中堅どころの女優となって撮影現場を掛け持ちするようになって忙しそうにしていた千代。
そんなある日、千代の名前も記載されている映画のチラシを持ったひとりの男が撮影所の前にあらわれたのでした。
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