陸王 あらすじネタバレ後半の内容です。
「半沢直樹」や「下町ロケット」など、社会現象になるほど、
大ヒットしたTBS系の日曜ドラマ枠に、池井戸潤さんの作品が
ドラマ化して、放送されることになりました。
10月から始まるTBS系の日曜ドラマは「陸王」。
陸王の前半あらすじネタバレで、100年の歴史を誇る老舗の足袋屋「こはぜ屋」の
社長である宮沢紘一が減少の一途を辿る足袋の売れ行きに銀行から
新規事業をするよう勧められていました。
そんな時に、お得意先である百貨店の靴売り場で5本指のスニーカーを
見つけます。
それを見た宮沢は、これを新規事業にしようと決めました。
宮沢は様々な苦難にぶつかりますが、一つずつクリアしていき、
仲間も増えていきます。
そして、シューズの大手であるアトランティスでシューフィッターをしていた
村野がアトランティスを退職し、宮沢の元で働くようになり、
ダイワ食品の陸上部に所属する茂木にいつか自分達のシューズを
履いてもらいたいという宮沢の夢を共に追いかけるのでした。
ここまでが、陸王の前半あらすじのネタバレでしたが、
≫陸王あらすじネタバレ1-5話前半【竹内涼真:茂木と村野の引き抜き
陸王の後半あらすじや最終回はどうなるのでしょうか。6話7話8話9話までのネタバレを小説から考察していきます。
今回は最終回前までの陸王の後半あらすじについてネタバレしたいと思います。
陸王の後半あらすじネタバレ 原作小説より
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ダイワ食品の陸上部に所属する茂木裕人は、陸上雑誌から過去に
箱根駅伝でデッドヒートを繰り広げた毛塚直之との対談企画へ
出演依頼が来ていました。
しかし、毛塚が対談相手に他の人を指名したことにより、
茂木は出演依頼をキャンセルされました。
毛塚は現在、アジア工業の陸上部でトップランナーとして活躍しているため、
もう怪我で戦線離脱を余儀なくされた茂木のことは眼中にないようでした。
茂木はアトランティスからサポート契約を解除されたので、
「こはぜ屋」で働くことになった元アトランティスのシューフィッター
村野尊彦から「陸王」を勧められたので、茂木は「こはぜ屋」から
サポートを受けることに決めました。
怪我から復帰した茂木は、部内の選考会に出場し、終盤で足を痛めて
リタイアしましたが、良くできた走りをしました。
その走りを見たアトランティスの小原賢治は、村野の後任である
佐山に茂木を取り返すよう指示します。
その頃、「陸王」開発顧問の飯山晴之は、システム金融から報復を受けて
入院したため、「こはぜ屋」社長である宮沢紘一の長男である
宮沢大地がソールの開発を引き継ぎましたが、顧問の飯山は病院を
抜け出してソールの開発に加わり、ついにソールの開発に成功しました。
飯山のソール開発にかける執念は非常に深いものでしたが、
「こはぜ屋」の経理を務める富島玄三は、会社を倒産させたことのある
飯山をまだ信用しきれていませんでした。
宮沢がそんな富島の様子を注意すると、富島から、先代も新規事業を
立ち上げていたものの、それに失敗したため「こはぜ屋」は倒産直前まで
追い込まれたという昔話を始めました。
そして、先代が始めた新規事業というのが何を隠そう「陸王」で、
倒産しかけた「こはぜ屋」に融資をして救ってくれたのが、
埼玉中央銀行だと言うのです。
経理の富島は先代の新規事業である「陸王」の時には賛成していたので、
現在はその苦い過去から保守的になっており、富島もまた経理の面から
「こはぜ屋」を守ろうと必死だったのです。
そんなある日、「こはぜ屋」社長の宮沢は、ソールを足袋に
使用することを思いつき、新商品の「足軽大将」を発売すると、
値段が高いにも関わらず飛ぶように売れました。
一方、社長の宮沢は茂木の意見を取り入れて「陸王」を改良するため、
新しく足の甲に使用するアッパー素材を探しますが、
大手の企業は少量の取引には応じてくれませんでした。
そんな中、埼玉中央銀行の銀行員が繊維会社である「タチバナラッセル」を
紹介してくれました。
タチバナラッセルは、独立してからまだ4年のベンチャー企業ですが、
アッパー素材の特許を持っている技術のある会社で、
タチバナラッセルも新しい取引先を探していたため、「こはぜ屋」は
タチバナラッセルから生地を供給してもらうことにより、
「陸王」の改良を完成させることができました。
その後、ダイワ食品の陸上部に所属する茂木が公式戦に復帰したことで、
陸王も公式戦デビューを果たします。
これを受けてシューフィッターの村野が「陸王」の量産化を開始するように
言ったので、ついに「陸王」の販売が決まりましたが、
百貨店がまるで興味を持ってくれなかったため、思うように売れませんでした。
アトランティスの佐山は、茂木のサポート契約を取り戻すために、
茂木に「こはぜ屋」の情報を渡し、こんな小さな会社ではなく、
アトランティスと再契約を結ぶよう勧めました。
茂木は「こはぜ屋」が思っていた以上に小さな会社であることに
驚き苦悩し、シューフィッターである村野に相談すると
村野は自分に合ったシューズを選ぶことが大切だと茂木に親身に向き合い、
話しました。
すると、茂木はこはぜ屋の「陸王」とアトランティスの「R2」の
どちらが自分に合ったものなのかを見極めるため、「R2」を履いて練習を始めました。
ある日、そのことを村野から聞いた宮沢は、茂木の練習を見に行くと、
茂木がアトランティスの新製品である「R2」を履いて練習していたので、
茂木からサポートを打ち切られることを覚悟しました。
一方、アトランティスの佐山は、茂木が「R2」を履いて
練習している姿を見たので、上司の小原に茂木のサポート契約を
取り返したと喜んで報告しました。
しかし、茂木が駅伝本番に履いていたのはアトランティスの「R2」ではなく、
こはぜ屋が作った「陸王」でした。
さらに、茂木はその駅伝で大活躍の走りを見せて、アトランティスが
サポート契約を結んでいる毛塚を抜いて勝利したのです。
この結果に激怒したアトランティスの小原は、佐山にこはぜ屋を潰すよう
命じます。
そのため、アトランティスの佐山は、こはぜ屋に生地を提供している
タチバナラッセルにその生地をアトランティスと独占契約することを持ち掛けた。
タチバナラッセルの社長はこはぜ屋のことを気にするものの、
ベンチャー企業という弱い基盤を強固なものにするために、
収益の柱となるアトランティスとの独占契約を結んだ。
そのことに激怒した宮沢は、タチバナラッセルと絶縁宣言し、
新しい取引先を探そうとしますが、やはり少量の取引に応じてくれる
企業は見つかりませんでした。
そのような時に、ソールを生産していた機械が故障し、
その機械の心臓部が燃えていて、修理するのは不可能という状況になり、
陸王は生産中止の危機に陥りました。
すると、それを知ったシューフィッターの村野は常に選手を第一に
考えていたため、茂木に「陸王」の生産が打ち切りとなる可能性が
あることを伝え、アトランティスの「R2」を含めてもう一度、
自分の履くシューズを検討するよう勧めました。
そんなある日、ベンチャーキャピタルへ転職した元 埼玉中央銀行の
銀行員である坂本太郎がこはぜ屋の身売りを提案する話を持ってきました。
アメリカに本社があるアパレルメーカーの「フェリックス」の社長である
御園丈治が、新素材の「シルクレイ」に興味を持ったので、
こはぜ屋ごと買収したいと言っていると坂本は話します。
それを聞いた宮沢は、「陸王」を続けるためには、「フェリックス」の提案を
受け入れるしかないと思いましたが、坂本から買収の裏話を聞いて、
陸王の開発顧問である飯山の思いを知りました。
フェリックスははじめ、「シルクレイ」の特許を持つ飯山のみを
ヘッドハンティングしようとしたのですが、飯山はその申し出を断ったので、
こはぜ屋ごと買収しようとしたのです。
そして、宮沢は飯山にフェリックスからの買収話について相談すると、
飯山は業務提携という手段を提案しました。
そのため、宮沢はフェリックスに業務提携という形で契約できないかと交渉しますが、
フェリックスは買収でなければ応じないとし、交渉は決裂しました。
しかし、その後、フェリックスの社長である御園から条件付きで
フェリックスが3億円融資することが提案されました。
その条件は、返済期間が5年として、その内の3年間はフェリックスが
融資を返済できるくらいの額の発注を保証するが、5年後に
まだ融資が残っていればこはぜ屋が残った融資を資本金として
受け入れなければならないというものでした。
それは簡単に言うなれば、こはぜ屋が5年間で借金を返せなければ、
フェリックスの傘下に入らなければならないという条件でした。
しかし、この条件には問題があり、フェリックスがもし、
3年間の間に意図的に発注の額を減らせば、必然的にこはぜ屋は
フェリックスの傘下に入ることになってしまいます。
ただ、フェリックスの社長である御園は意図的に発注を減らすことはしないと
明言していたので、宮沢は御園の言葉を信じました。
そして、宮沢は顧問の飯山に相談すると、飯山は新素材の「シルクレイ」の
ライセンス料を見て納得し、最終的な判断は社長である宮沢に任せました。
その話にこはぜ屋を大番頭として守ってきた経理の富島は
反対しましたが、宮沢の意志が決まっていたので、反対を諦めて
応援することにしました。
その翌日。
社長の宮沢は、社員全員を集めて、フェリックスから条件付きの融資を
受けることを説明したところ、社員全員がこはぜ屋がなくなるという
不安もありましたが、それを消化して心から応援してくれるのでした。
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ここまでが、陸王 後半あらすじのネタバレでした。
陸王 後半あらすじのネタバレにあるように、後半すぐくらいに
茂木は「陸王」を履くようになるのですね。
そして、何だかんだありながらも、茂木は宮沢達こはぜ屋が開発した
「陸王」を履いて、駅伝に出て大活躍します。
上手いこと話が進んでいくので、どう展開するのかなと感じましたが、
やはりアトランティスの小原も黙っていませんでしたね。
茂木を取り戻すためとは言え、こはぜ屋がやっとの思いで
協力してもらえるところであったタチバナラッセルに独占契約を
持ちかける辺りがとても嫌な作戦です。
そして、タチバナラッセルもベンチャー企業のため、
その話に乗ってしまうのが、残念でした。
しかし、何かと良い提案を持ってくるのが風間俊介さん演じる坂本くん。
アトランティスとの条件付き融資はうまくいくのでしょうか。
陸王の最終回や結末が気になりますね。↓↓
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