スカーレット ネタバレ 9週【丸熊陶業の秀男が急死!深野辞め喜美子一人に

スカーレット

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

今回はスカーレット第9週のあらすじネタバレ詳細を紹介します。

丸熊陶業が大変なことになりました。秀男が急死して体制がガラッと変わり、フカ先生もいなくなってしまいます。喜美子一人になってどうなることやら…

<スカーレット第9週のあらすじネタバレ>

八郎が売ってしまった深野の絵を再現しようと考えたのは、喜美子だけではありませんでした。

 

翌朝、会社で深野が八郎に話しかけます。

 

「君が言うてた、おじいさんの絵、、、こんな感じやなかったかぁ?」

 

深野も、八郎の言葉通りに自分の風景画をあらためて描いていて、それを深野に差し出してきたのです。

 

その絵を見た八郎は、感動で声もでません。

 

その少し後で、今度は喜美子が八郎に声をかけて、昨晩、自分が描いたみた絵を手渡しました。

 

八郎は喜美子の絵も喜んで受け取ったのでした。

 

しかし、その日に誰も考えていなかったことが起こってしまいます。

 

何と、丸熊陶業の社長の秀男が急逝してしまったのです。

 

照子は自分が妊娠していることが分かった直後で、秀男に孫の顔が見せたかったと泣き崩れるのでした。

 

秀男の葬儀が終ってから、照子は喜美子と会います。

 

何かを決意したような面持ちをしていた照子。

 

「丸熊陶業、、、大改造や!」

 

かねてより、敏春は丸熊陶業の主力製品の絵付け火鉢の需要が、電気やガスの普及で落ち込むことを危惧していました。

 

だからこそ、商品開発室を設置して新たな柱の創出に力をいれてきていたのでした。

 

敏春は、秀男の急逝を期に絵付け火鉢の縮小を考えていたのです。

 

また、深野も秀男が亡くなったことで自分に区切りをつける決心し、敏春に丸熊陶業を辞めることを伝えたのでした。

 

「丸熊陶業を退職させてください!」

 

敏春は、今までの深野の貢献に感謝しながら、申し出を了承したのでした。

 

川原家では、百合子が中学校卒業後の進路を決めなくてはならない時期になっていました。

 

そして、学校で進路相談の為の三者面談が行われ、常治とマツと一緒に喜美子も同席することになります。

 

百合子は高校進学を希望していました。

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そして、高校卒業後は教員免許取得を目指して県立の短期大学への進学を考えていたのです。

 

担任の先生は、百合子は成績も優秀だからと太鼓判を押してくれます。

 

しかし、常治は家の内情を明かして首を横に振ったのです。

 

「わしも学校の先生にやらしてやりたい、、、でもうちには学校に行かすお金がない、、、」

 

喜美子が働いている川原家では、今も貧しい生活が続いていたのです。

 

絵付師としての喜美子は未だ一人前として認めては貰えず、給料も満額は貰えていなかったのです。

 

そんな状態では、とても百合子を高校に行かせることが出来なかったのです。

 

翌日、喜美子が出社すると八郎がそわそわと落ち着かない様子です。

 

八郎は、深野が敏春に丸熊陶業を辞めると伝えたことを知って、そのわけも確かめたものの、自分でもどうしたらよいのか分からなかったのです。

 

深野の辞職のことを知らない喜美子は八郎との話がかみ合いません。

 

「せやから、、、先生が辞める言うてるんや!?」

 

八郎からそれを聞いて驚くと同時に動揺する喜美子は、八郎から詳しい話を教えてもらいます。

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深野は新しい挑戦のために、信楽を去る事を決心していたのです。

 

長崎に行って、そこで絵付師をしている森田隼人に弟子入りすると喜んで話してくれたと言います。

 

しかも、森田隼人は30歳そこそこの若者だと言うのです。

 

それを聞いて喜美子は、ますます深野を尊敬するようになったのでした。

 

「自分よりずっと若いところに弟子入りするなんて、、、やっぱりかっこええなあ!?」

 

その日の夜、喜美子と深野は他の絵付師たちと、「あかまつ」で会食をしました。

 

深野の弟子たちも丸熊陶業を辞めると言います。

 

彼らは彼らの新たな道を進み、陶芸や絵付けを教える先生になるというのでした。

 

深野は弟子になり、深野の弟子は先生になると言うのです。

 

「おもろい人生やなあ!楽しみやなあ!!キュウちゃんは、丸熊陶業で頑張るんやで、、、!?」

 

丸熊陶業の絵付師がみんな辞めると云う噂が信楽の町の中で流れます。

 

それを聞きつけた常治とマツも、喜美子が丸熊陶業を解雇されるのではと不安に思うのでした。

 

「あんた大丈夫なの?みんな絵付け職人はクビになったって噂になってるよ!?」

 

マツが喜美子に尋ねます。

 

深野はクビになったのではなく、新しい挑戦の為に会社をやめたのだと説明します。

 

「それがどんだけすごいことか、、、」

 

常治は、喜美子が深野のことを敬うのが面白くありません。

 

「深野先生のように、やりたいことだけやれる人間なんてほんの一握りや!深野先生のような人だけが素晴らしいと思うなら出ていってくれ!!」

 

喜美子は常治に帰す言葉が見つからず、黙ってしまうのでした。

 

やがて、信楽で行われる火祭りの日になりました。

 

喜美子と八郎は松明を神社に奉納し、火の神様に感謝するのでした。

 

祭りの後で、丸熊陶業の絵付師としてただひとり残った喜美子は、新たに社長になった敏春に処遇の改善を要求したのです。

 

「今後は、一人前に扱ってください!お給金をあげてください!!」

 

敏春が、喜美子の要望を受け入れてくれます。

 

喜美子が昇給したことで、百合子は高校進学することができるようになったのでした。

 

深野が去って秋も深まった頃に、喜美子がデザインした絵柄の絵付け火鉢がいよいよ発売開始となります。

 

「どんな人が買うてくれるんやろ、、、いとおしいわ、、、」

 

喜美子は自分一人だけで完成させたデザインの絵付け火鉢の試作品を見ながら胸を躍らすのでした。

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<第9週の感想>

 

八郎の想いを聞いて、喜美子も深野も同じような考えで風景画を描いたのは偶然なのでしょうか?

 

深野の弟子入りや弟子が教える立場になることは、人間模様の縮図をみているようです。

 

でも、喜美子が余りにも深野を崇拝するので常治は嫉妬してしまいましたね!?

 

でも、喜美子は自分の頑張りで百合子を高校に行かせることができました。

 

常治は自分が情けないと感じたのでしょうか?

 

そして、喜美子の一人前の絵付師としての仕事が始まりました。

 

喜美子にどんなあ未来が待ち受けているのか楽しみです。

 


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