NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。
今回は、主役の川原喜美子が大阪の『荒木荘』で働いていた頃の、初恋のような思い出となった酒田圭介と喜美子を恋敵の様に警戒した泉田あき子を演じる、溝端淳平さんと佐津川愛美さんについて紹介します。
<酒田圭介と泉田あき子の実在モデルとは?>
荒木商事は下着会社『TUNIC』だと言われていて、荒木さだの実在モデルは鴨居羊子さんだとされています。
『TUNIC』はエジプト人が初めて着た貫頭服からとられた名前です。
そして喜美子が働くことになった『荒木荘』は荒木さだの洋館を下宿に改装したと云う設定になっています。
しかし、鴨居羊子さんが下宿屋を営んでいたと云う史実は残されておらず、『荒木荘』はドラマでのオリジナルの存在となっています。
従い、『荒木荘』の住人の大久保のぶ子や田中雄太郎もドラマオリジナルと言えます。
庵堂ちや子は”白い巨塔”などで有名な作家の山崎豊子さんの可能性も考えられますがこれも物語が進んでいくうちに明らかになってくると考えられます。
酒田圭介は清子の息子の神山賢一が白血病におかされており、将来の主治医と云うことも考えられますが、現時点では明らかにされておりません。
泉田工業と云う会社は群馬県に実在しますが、スカーレットには関係なさそうです。
従い、泉田あき子もドラマオリジナルと言えるでしょう。
<酒田圭介と泉田あき子の役柄>
酒田圭介は『荒木荘』の住人で小児科を目指している医学生のですが、『荒木荘』の庭先でフンを残していく犬のゴンの飼い主にビシッと言ってやると云うとこから登場してきます。
しかし、圭介と喜美子が『荒木荘』の前でゴンと強面の飼い主を待っていたところに、その日に限ってあき子がゴンを連れてきました。
あき子に一目惚れした圭介を応援すると言う喜美子でしたが、圭介の想いがわかるほど自分の胸が痛みます。
ある日、町内会の行事で銀杏拾いにいった喜美子は、『喫茶さえずり』の前につながれているゴンを見つけました。
迷わず店に入った喜美子ですが、あき子が強面の父親の庄一郎に見合いの話を断っていることろでした。
あき子は庄一郎に自分の気持を伝えるとそのまま帰ってしまいます。
意を決した喜美子は、庄一郎に圭介の話をしてあき子に『荒木荘』に遊びに来るように話をしますが相手にしてもらえません。
その時、店で皿洗いのアルバイトをしていた雄太郎が、庄一郎に圭介が医学生であることを伝えると一瞬だけ顔色を変えますが、そのまま帰っていってしまいました。
『荒木荘』に戻った喜美子は、『喫茶さえずり』での出来事を圭介に報告すると、圭介は名前がわかっただけと云うのに顔を赤らめたのです。
そこに、唐突にあき子が姿をあらわします。
予想外の展開で慌てふためく圭介をみて、思わず笑ってしまった喜美子ですが、ふたりの会話が弾み始めると今度は気持ちが沈んでいくのでした。
しばらく話していたふたりは『コーヒー』を飲みに外出していきました。
その内にさだもちや子も雄太郎も帰ってきたので、喜美子は圭介の話を報告すると、みんなで盛り上げったのです。
皆が盛り上げれば盛り上がるほど何故か喜美子は落ち込んでいきます。
ちや子からそれは恋だと指摘されてしまった喜美子は、夜遅くなってから帰ってきた圭介から”妹”と云う言葉を聞いてまたしても落ち込みました。
それからと云うものの、あき子は事あるごとにゴンの散歩にかこつけて『荒木荘』の前を通って、喜美子に圭介とのことを話したのです。
でも喜美子が、圭介から聞いていると切り返すたびに機嫌を損ねていくあき子でした。
そしてある日、喜美子は圭介から『荒木荘』をでると伝えられます。
表向きの理由は国家資格の為の勉強に集中するためとのことでしたが、実際にはあき子のやきもちだったのです。
そして、圭介の引っ越しの日がきました、そしてその日は喜美子の初恋が終った日になったのでした。
<酒田圭介役を演じた溝端淳平さんのプロフィール>
[生年月日]
1989年6月14日
[所属事務所]
エヴァーグリーン・エンタテイメント
[主な出演作品(TV)]
花ざかりの君たちへ(2007年)、BOSS(2009年)、ブザー・ビート(2009年)、新参者(2010年)、35歳の高校生(2013年)、失恋ショコラティエ(2014年)、仮面同窓会(2019年)
[主な出演作品(映画)]
DIVE!!(2008年)、君が踊る、夏(2010年)、高校デビュー(2011年)
<泉田あき子役を演じた佐津川愛美さんのプロフィール>
[生年月日]
1988年8月20日
[所属事務所]
ホリプロ
[主な出演作品(TV)]
春 君に届く(2006年)、ギャルサー(2006年)、ニュース速報は流れた(2009年)、トラブルマン(2010年)、王様の家(2013年)、ぼくは愛を証明しようと思う(2017年)、ラブリラン(2018年)
[主な出演作品(映画)]
蝉しぐれ(2005年)、海と夕陽と彼女の涙(2006)、腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年)、幸運の壺(2012年)、俺たちの明日(2014年)、生きる街(2018年)
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