NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
今回は、喜美子と八郎の出会いや結婚から離婚までのあらすじと喜美子が初めてとった女弟子の松永三津について紹介します。
2020年1月上旬14週あたりから登場するキャスト黒島結菜は喜美子の弟子で、川原家に波乱を巻き起こす松永三津役、2月上旬から登場するキャスト伊藤健太郎は喜美子の長男・武志役を演じます。
先バレしてしまうと喜美子の実在モデルが自分の弟子と旦那が不倫をするので、この松永さんと八郎は浮気・不倫してしまい離婚へとの流れに高確率でなると予想してます。
目次
<スカーレット 八郎役の松下洸平と浮気-不倫相手の松永三津役の黒島結菜を紹介!結婚の13週までの流れ>
喜美子と八郎の出会いから結婚まで13週 2019年ね12月いっぱい放送までのあらすじを紹介します。
[喜美子と八郎との出会い]
敏春は『丸熊陶業』に商品開発室を設立し、十代田八郎の他2名を新規採用しました。
喜美子が『丸熊陶業』の食堂で信作と話をしていると、八郎がお茶を片付けるためにやってきます。
要領を得ない八郎に喜美子はいろいろ教えます。
そして、信作と火祭りの話で3人は仲良くなったのでした。
[八郎の深野への想い]
しばらくして、敏春は喜美子を使って会社のPRをすることを思いつき、喜美子に新聞記者の取材を受けさせる計画をします。
新聞記者は深野の事には全く興味もなく、敏春からの依頼もあって喜美子をマスコットガールに仕立てようとします。
結果、新聞記事には絵付けの事も深野のこともほとんど触れられていませんでした。
しかし、喜美子から詫びを入れられた深野は全く意に介していない様子でした。
しかし、新聞記事を読んで何故か八郎が激怒したのです。
八郎は戦後の食糧難の時期に祖父が大切にしていた深野の絵を闇市で食料に変えてしまった事を申し訳なく思っていたのです。
それを深野に話して許しを請う八郎でした。
それを聞いた深野は忘れずにいてくれてありがとうとひと言だけ返したのです。
[喜美子も深野の絵を再現してみた]
その日の夜、喜美子は八郎が深野に話していた日本画の構図を思い出しながら絵を描きはじめたのでした。
喜美子は夢中になって描き続けでて、気が付くと明方になっていました。
その日、八郎が朝食を『丸熊陶業』の食堂で食べていると深野がやってきました。
そして深野は自分が描いた絵を八郎に渡します。
それは、八郎が話していた闇市で売ってしまった絵を描き直してくれていたのでした。
八郎は驚きながらも感激して謝意を伝えます。
一方、喜美子は自分が描いた深野の絵を八郎に渡すかどうかを悩んでいました。
でも渡すことを決心して、八郎に絵を見せたのでした。
その絵を見て八郎は大いに喜びます。
そして、もらってもいいかと八郎に尋ねられた喜美子は喜んで差し出したのでした。
それから新聞記事の件で怒って悪かったと詫びる八郎に笑いながらそれを許した喜美子でした。
[丸熊陶業大改革]
社長の秀男が突然亡くなってしまいました。
慌ただしく葬儀を終えた熊谷家では『丸熊陶業』の社長として敏春が引き継ぐことを決めます。
久し振りに照子と合った喜美子は敏春がいて良かったと慰めたのでした。
それに頷いた照子は代が変わってこれから『丸熊陶業』の大改革が始まると喜美子に告げたのでした。
そして、火鉢の生産を徐々に縮小していく方針を知らされたのです。
[深野が信楽を去る]
その頃、深野はふたりの弟子を『あかまつ』に呼び出して、秀男がいなくなったこともあり自分は信楽を去ろうと考えていることを伝えていました。
翌日、深野は新社長の敏春に『丸熊陶業』を辞める話をしていました。
敏春は深野の貢献に感謝しつつ会社として方向転換を考えていることを深野に伝えて辞意を了承しました。
その夜、川原家には百合子の担任の先生が進路相談にやってきていて、その面談に喜美子も同席していました。
家庭科の先生になりたいと言う百合子に余裕がないから駄目だと常治は中学卒業後に働くことを強要したのでした。
そんな百合子に喜美子は自分が稼いで学校に行かせてやると言います。
翌日、喜美子が出社すると八郎がそわそわして深野を待っていました。
八郎は喜美子も深野が信楽を去る事を知っていると思って話をしますが、それを知らない喜美子と話が合いません。
火祭りで思い出に一緒に松明を持ちたいと言う八郎に益々意味が分からなくなった喜美子でした。
そして、喜美子は八郎から深野が近々信楽を去る事を聞いて驚きます。
そして、深野が『丸熊陶業』を辞めて長崎の森田隼人と云う若者の弟子になって絵付けを学び直すつもりだと聞かされるのでした。
その日の夕方、喜美子は深野に誘われて『あかまつ』にいきます。
そこで、深野かあらためて信楽を去って長崎で修行しなおすことを告げられたのでした。
[喜美子が一人前の絵付師になる]
深野が信楽を去ってしばらくして、喜美子は敏春から呼び出されて絵付けの仕事について告げられます。
その時、喜美子は敏春に自分を一人前の絵付師として『丸熊陶業』で働かせて欲しいと処遇改善を要求したのでした。
絵付けを外注に出そうと考えていた敏春でしたが、喜美子の熱意を汲んで要求を飲んで絵付けを残すことを決めたのでした。
[喜美子がデザインした絵付け火鉢]
深野が去ってしばらくした秋のある日、喜美子がデザインした絵付け火鉢の試作品が出来上がってきました。
ひとしきり感慨に浸ったあとで、喜美子は八郎が仕事をしている商品開発室へ行きます。
八郎はひも作りで作品作りに励んでいる最中でした。
あまりに集中している八郎に声がかけられない喜美子はしばらく作陶している八郎の姿を眺めていたのです。
一段落して喜美子に気付いた八郎に、時間が空いた時に絵付け火鉢の試作品を見て欲しいと伝えました。
[喜美子が陶芸に興味を持つ]
八郎は喜美子に自分がやっている作陶についての説明を始めます。
八郎は『丸熊陶業』の仕事をちゃんとやる事を条件に朝晩2時間ずつの電気炉の使用許可を敏春から得ていたのです。
八郎は一人前の陶芸家になる道程は厳しいことを説明しますが、自分は敢えてそれを目指しているのだと喜美子に話してくれます。
話を聞いているうちに自分もやってみたくなった喜美子は八郎にやらせて欲しいと頼みます。
でも、八郎は朝夕が2時間ずつ長くなるし、若い男女がふたりきりで部屋にこもるのは良くないと断ろうとします。
そんな八郎に喜美子は付き合ったら問題ないと告げたのでした。
[緋色の欠片]
数日後、喜美子は八郎が作陶している姿を見ながらマツが言っていた、”自分の中の好きと云う気持ちに気付いて、好きと云う気持ちを大切にした”と云う言葉を思い出していました。
その時、不意に八郎からやってみるかと訊かれた喜美子は驚きます。
じっと見られているのが辛いし、実際にやってみた方が良く理解できると言うのでした。
八郎から、作陶のはじめからの流れを教えてもらって喜美子は時間のたつのも忘れて夢中になったのでした。
やっとの思いで茶碗をひとつ作り上げた喜美子は、大きな満足感に浸りながら自分が大切にしている緋色の欠片のことを思い出します。
そのことを八郎に話すと八郎はぜひ見たいと興味深々です。
[八郎が川原家にやってきた]
次の日、八郎は喜美子が話してくれた緋色の欠片を見せてもらうために川原家を訪れます。
突然、喜美子が若い男を連れてきたので驚きを隠せないマツでした。
でも八郎はマツにはお構いなしに喜美子の宝物に見入っいて昔の信楽の土と空気と窯が作り上げたものだと興奮するのでした。
そこに、マツがお茶を持ってきましたが、八郎は『お見合い大作戦』の時間だからと川原家を後にして行ってしまったのです。
[喜美子の告白]
八郎は慌てていたせいかハンカチを置き忘れていました。
喜美子がそれを見つめていると、マツが八郎は素敵な青年だから『お見合い大作戦』で直ぐに相手が見つかるだろうと喜美子の気持を揺さぶります。
それを聞いた喜美子はハンカチを持って八郎を追いかけたのでした。
そして、八郎に追いついてハンカチを渡しながら、自分は八郎が好きだということに気付いたから『お見合い大作戦』に行かないでくれと頼んだのです。
すると八郎は自分も同じ気持ちだとその場で喜美子を抱きしめたのです。
[常治の怒り]
その様子を大野雑貨店の最終在庫処分品を買いにいっていた常治が見ていました。
常治はふたりに走り寄って、八郎を殴り飛ばして喜美子を家に引っ張って行ったのでした。
家に着いてから喜美子は常治に謝りながら八郎から陶芸を習っていること、将来は八郎と結婚したいことを伝えます。
しかし、常治はそれを頑なに許そうとはしませんでした。
[喜美子と八郎の決意]
八郎は連れ去られる喜美子を追いかけようとして足をくじいていました。
信作は百合子に八郎をアパートに送ることを喜美子に伝えるように頼みます。
百合子から話を聞いた喜美子はすぐに八郎のアパートに向かいます。
喜美子がくると信作は入れ替わる様に『お見合い大作戦』があるからとアパートを出て行ったのでした。
八郎のアパートでふたりきりになった喜美子と八郎。
ふたりは常治が許してくれるまで頭を下げて頑張る決意をしたのでした。
そして翌日には八郎は社長の敏春に喜美子と結婚を前提に付き合うことを報告したのです。
[理解できない常治の行動]
それから1週間後、常治は八郎に会うと言い出します。
喜んで川原家を訪れた八郎ですが、常治は殴りつけた事を謝り、結婚は許さないと伝えるとさっさと出て行ってしまったのです。
それから八郎は毎日のように川原家を訪れますが、常治は居留守をつかったり、飲み屋に逃げていったりして会おうとはしません。
そんなある日、臨月に入った照子が八郎と喜美子のところにやってきました。
そして、八郎にくれぐれも喜美子を頼むと言う照子でしたが、突然陣痛が始まってしまいます。
[喜美子の駆け落ちと結婚の条件]
川原家では喜美子が帰ってこないと常治が心配していました。
常治はマツに自分達と同じように喜美子と八郎が駆け落ちしたのではと落ち着きません。
そこに照子の出産に立ち会って帰りが遅くなった喜美子が八郎に送られて帰ってきました。
喜美子は常治が爆発する前に八郎を帰そうとしますが、なんと常治は八郎を家の中に導いたのです。
常治は八郎のことをいろいろ聞きだします。
ひととおり話が終ったところで、八郎は常治から陶芸家になる夢を捨てろと言われます。
八郎は『陶芸展』で受賞した先輩が成功をおさめている話をした結果、常治は八郎が『陶芸展』で受賞したら喜美子との結婚を許すと約束してくれたのです。
[心が乱れては良い作品がつくれない]
それからというもの八郎は『陶芸展』を出品する作品作りに没頭し喜美子もそれを支えます。
やっとの思いで作り上げた大鉢を敏春に見せた八朗。
しかし、敏春は八郎の作品には惹きつけるものがないと駄目出しをしたのです。
敏春は八郎が喜美子との結婚を許してもらうために賞をとるための作品を作ろうとしているのを見抜いていたのでした。
その後、八郎は悩み続け食事もろくに取らなくなってしまいます。
そんな八郎の姿を見て心配した喜美子は、雑貨店から鞍替えした大野喫茶店にコーヒーを飲みに行こうと誘います。
そこで、コーヒーカップの作成の依頼を受けてしまう八郎を喜美子は益々心配するのでした。
[喜美子には陶芸の才能がある?]
年が明けていよいよ『陶芸展』と大野家から頼まれているコーヒーカップのタイムリミットが迫ってきていました。
そんなある日、喜美子は自分でコーヒーカップを作ってみます。
その出来栄えに驚く八郎。
それから喜美子は八郎を手伝ってコーヒーカップ作りを始めたのでした。
[常治が大量の材木を集め始めた]
その頃になると、ふたりに隠れて木材を大量に集めていました。
常治は八郎が『陶芸展』で賞を取る事を信じていて、川原家を増築して広げようとしていたのでした。
でも常治が何をしようとしているのかわからない周囲は謝金が増えることを心配することしかできません。
[八郎が受賞して喜美子と結婚]
常治の予想通り八郎は『陶芸展』で見事に賞をとりました。
約束通り常治は喜美子と八郎が結婚することを認め、ふたりは晴れて夫婦となります。
そして、その日から常治は買い込んだ木材を使って自分で家を増築し始めたのでした。
それから数年が経ち、喜美子は27歳になり、ふたりの間に生まれた長男の武志も4歳になっていたのでした。
[常治が倒れた]
八朗も独立した陶芸家になっていましたが稼ぎは少なく、喜美子に頼らざるを得ませんでした。
ある日、喜美子は武志が遊んでいた泥団子を見て新たな焼き物の食器を思いつきます。
何と、その食器が「小文様皿」や「編込皿」として『陶芸展』で評価されたのです。
それを機に、喜美子は仕事が激減していた『丸熊陶業』を辞めて自宅での作陶生活に入る決心をしたのです。
しかし、そんな時に常治が倒れてしまいました。
常治の容態はなかなか良くならない状況で、喜美子はマツヤ百合子と一緒に常治のために絵柄のついた皿を作って常治の枕元に置いたのでした。
浮気-不倫-離婚までの14週以降のながれを予想>
12週以降はほとんど何も公表されていませんが、神山清子さんの履歴と映画「火火」から予想してみます。
[喜美子の作品が売れ始める]
喜美子は『丸熊陶業』を辞めて自宅で作陶すしはじめると、「小文様皿」が売れ始めます。
それを機に、喜美子は自宅で焼けるようにするために電気炉を購入したのでした。
その後、喜美子は展覧会や美術展での賞を重ねていきます。
その頃になると喜美子と八郎の作陶は忙しさを増してきたので、八郎は女性弟子を取る事にします。
しかし、喜美子は受賞を重ねる毎に作品がどんどん売れていきますが、八郎は鳴かず飛ばずです。
[喜美子が弟子をとる、八郎の嫉妬と離婚]
喜美子は東京の美術学校を卒業したと云う松永美津に出合います。
美津は学校を卒業してからいろんな焼き物を見る為に全国を歩き回っていたのでした。
美津は物おじしない性格ですぐに喜美子や武志に馴染んでいくのでした。
八郎は喜美子の作品が評価されればされるほど自分の不甲斐なさを感じるようになっていきます。
そして、喜美子を避けて自分の女弟子と深い関係になっていくのでした。
喜美子は悩む日々を続きましたが、40歳を前にして息子の武志に勧められて、とうとう八郎との離婚を決意したのでした。
八郎と離婚した喜美子は、陶芸家として作陶を続けます。
<八郎役の松下洸平のプロフィール>
[生年月日]
1987年3月6日
[出身地]
東京都
[所属事務所]
キューブ
[主な出演作品(TV)]
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[主な出演作品(映画)]
ラララ・ランドリー(2013年)、Bの戦場(2019年)
<松永三津役の黒島結菜のプロフィール>
[生年月日]
1997年3月15日
[出身地]
沖縄県
[所属事務所]
ソニー・ミュージックアーティスツ
[主な出演作品(TV)]
孫のナマエ(2014年)、十七歳(2014年)、ごめんね青春!(2014年)、マッサン(2015年)、旭山動物園物語2015 (2015年)、花燃ゆ(2015年)、いだてん(2019年)、一番電車が走った(2015年)、サムライせんせい(2015年)、恋の三陸 列車コンで行こう!(2016年)、さよならドビュッシー(2016年)、ナイトヒーロー NAOTO(2016年)、
時をかける少女(2016年)、夏目漱石の妻(2016年)、アシガール(2017年)、イアリー 見えない顔(2018年)、さかさま少女のためのピアノソナタ(2019年)、FLY! BOYS, FLY! (2019年)、死役所(2019年)
[主な出演作品(映画)]
ひまわり(2013年)、呪怨(2014年)、ストロボ・エッジ(2015)、あしたになれば(2015年)、 呪怨-ザ・ファイナル(2015年)、 ストレイヤーズ・クロニクル(2015)、at Home アットホーム(2015年)、流れ星が消えないうちに(2015年)、オケ老人!(2016年)、妖怪ウォッチ(2016年)、サクラダリセット(2017年)、プリンシパル(2018年)、十二人の死にたい子どもたち(2019年)、カツベン!(2019年)
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