NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
今回はスカーレット第11週のあらすじネタバレを紹介します。
八郎と思いを確かめあった喜美子。しかし、常治は断固として二人の結婚を認めてくれません。常治がマツと駆け落ちしたということから常治が出した結婚の条件とは?↓↓
<スカーレット第11週のあらすじネタバレ>
八郎が喜美子を抱き寄せた様子を見かけた常治は、八郎のところに走り寄ります。
「何しとんじゃ!」
そう言いながら常治は八郎を殴りつけたのでした。
そして、有無を言わせずに喜美子を家に連れ帰った常治は激しくしかりつけました。
「どこの馬の骨とも分からない男と、、、」
恒治は激昂しますが、喜美子は八郎の人柄の良さを訴えたのです。
「十代田さんは、付き合うなら結婚を考える誠実な人なんです!陶芸家になる夢を持つ人なんです!あの人と一緒になりたいんです!!」
一方、常治と一緒にいた信作は喜美子たちを応援しようと思って一計を思い浮かべていたのでした。
常治が喜美子を強引に引き連れていくのを、追いかけようとした八郎は脚をくじいていました。
信作は怪我をした八郎をアパートに送る一方で、百合子にそのことを喜美子に伝えて呼んでくるように頼んだのです。
百合子なら常治に怪しまれずに喜美子と話せると考えた信作でした。
八郎のことを百合子から聞いた喜美子は急いでアパートに向かいました。
アパートについた喜美子に八郎の手当を任せて、自分はお見合い大作戦の会場にいくと出て行った信作。
喜美子と八郎はアパートでふたり切りになったのです。
最初は緊張気味だったふたりは、次第に雰囲気に慣れてきました。
そして、八郎の手当をしながら、これからのことを話し合い始めたのです。
でも、喜美子はちょっと落ち込んでいました。
父親の常治は、一度言い出したら中々人の話を聞かない筋金入の頑固者だったからです。
どうしたら、常治がふたりの気持を分かってくれるのかの糸口が見つけられずに悩む喜美子。
「これからは僕がおる。一緒に頭下げよ」
八郎のやさしい言葉に、喜美子は嬉しさがこみあげてくるのでした。
翌朝、喜美子は常治にあらたまって話をします。
「十代田さんに会ってください!」
常治は、会う事だけは了承してくれますが、結婚は絶対に許さないと頑なに言い張ります。
喜美子には、結婚は許さないと言い張る常治が、何故八郎と会ってくれる気になったのかの真意が読めません。
でも、八郎は素直に前に進んだと喜びます。
「会うてくれるだけでもありがたい!百回でも二百回でも会いに行くわ!!」
丸熊陶業では、八郎が敏春は喜美子と真剣に付き合っていることを伝えます。
敏春はふたりに好意的で喜美子に八郎の将来性に太鼓判を押します。
また照子もふたりのことを知って大いに喜んでいました。
その夜、喜美子は八郎をあらためて川原家につれてきます。
八郎の顔を見るなり丁寧に頭を下げて常治は一方的に言います。
「殴ってすまんな。以上!」
その日の会話はそれだけでした。
それ以降、八郎は何度も川原家を訪れます。
しかし、常治は口を利かなかったり、家に上げなかったり、はたまた、留守にしたりするのでした。
そんな無駄足を八郎は7回を重ねたのです。
でも、川原家ではマツも百合子も、東京に行っている直子までが喜美子と八郎のことを応援してくれます。
そんなある日、会社の就業時間が終ったあとで、喜美子は八郎と照子と話をしていました。
その時、急に照子の陣痛が始まってしまいます。
川原家では、その日に限って日参していた八郎が姿をみせません。
そして、夜が更けても喜美子が帰ってこないことに、常治は気が気ではありません。
マツも百合子も喜美子を信じて落ち着いていますが、常治だけは過去にした自分の行動を思い出していました。
「お前と俺んときみたいに、駆け落ちしたんちゃうか?」
常治は、マツとの結婚をマツの両親から反対されていて、ふたりで駆け落ちしていたのです。
常治がそんな心配をしているところに喜美子が八郎に送られて帰ってきました。
「照子が急に産気づいてな!?出産立ち会うてん!」
喜美子は興奮気に話し始めます。
照子が安産であったことを聞いてマツも百合子も喜びます。
常治はと言えば、自分の駆け落ちの話を百合子に知られ、百合子の強い嫌悪感に晒されていました。
それを挽回しようとでも思ったのか、常治は喜美子を送ってきた八郎を家に上げ茶の間に通したのです。
そして、初めて八郎のことを真剣に聞きはじめたのです。
八郎は両親と死に別れていて、苦労して美術大学を卒業したと言います。
それを聞いて、常治は八郎のことを気骨のありそうな男だと感じたのでした。
でも、常治には気がかりがありました。
「喜美子から聞きました。いつか陶芸家になりたい夢を持ってる、、、そんな夢、必要ですか?」
常治は、生活を安定させるために丸熊陶業で働き続けて欲しいと思っていたのです。
そんな常治の親心を知り、自分の気持が揺れるのを感じた八郎です。
でも、喜美子がはっきり言ったのでした。
「うちも夢みてるで!?十代田さんと一緒に、、、」
人の心を動かす作品を作る陶芸家になることが八郎の夢です。
「心を動かせるような作品を作れば高い値で売れます。陶芸展に出品して賞をとります!」
陶芸家になって賞をとることを宣言した八郎。
そんな八郎に常治は喜美子との結婚の条件を出します。
「陶芸展で受賞出来たら結婚を認める!」
八郎は、常治から提示された喜美子との結婚の条件をクリアするために大鉢をつくることに決めます。
しかし、陶芸展は、全国からたくさんの作品が出品されるので受賞することは簡単なことではありませんでした。
喜美子は自分の絵付けの仕事が終れば、八郎の作陶を手伝うという日々が続きます。
そして、八郎は出来上がった作品を敏春にみせますが、厳しい評価を下し作り直しになってしまいます。
時間的にも追い詰められて焦りつつも八郎は寝食を忘れて作陶に没頭します。
そんな八郎に気分転換を勧める喜美子は、ふたりで開店準備中の大野喫茶店に出向きます。
そこで、八郎は信作の両親から店で使うコーヒーカップの制作を頼まれたのです。
快く引き受けた八郎を心配する喜美子。
大野喫茶店のオープンは年明けの1月15日頃で、陶芸展の出品期限がすぐ後の1月末に迫っていたのです。
スカーレット ネタバレ 12週13週あらすじモデルから八郎と結婚!愛人と不倫か
<スカーレット第11週の感想>
追い詰められえて喜美子は八郎に自分の気持を伝えることが出来ましたね!?
八郎は、意識的にお見合い大作戦を利用したのかも知れません。
それにしても、八郎との結婚を認めようとしない常治が、マツと駆け落ちしていたとは意外です。
でも、それを知った百合子の目は常治にはよほど痛かったのでしょう!
喜美子との結婚の条件の陶芸での受賞を何とか成し遂げて欲しいものです。
大野夫妻から頼まれたコーヒーカップ政策が、何かの切欠になると良いですね。
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