NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
今回はスカーレット 第24週についてほぼ確定したあらすじをネタバレ紹介します。ご注意を
後半に史実モデルからの24週もお送りしてます。
スカーレット ネタバレ 24週ほぼ確定内容
武志がドナーの検査を受けた結果、非常に珍しい型であることがわかりました。そして、喜美子も受けますが、やはりドナーの型は一致しませんでした
喜美子はショックを受けますがその話を武志にするため病室に行きました。すると、武志が言います。
そんなある日、ちや子(水野美紀)が信楽にやってきました。喜美子の現状を聞いて、ちや子は
そんな折に大崎(稲垣吾郎)は、喜美子に
そんなある日、武志のもとに真奈(松田るか)がやってきます。
それを聞いて、武志は切なくなります。喜美子は、武志の病気の関係で京都にでかけます。その間、川原家には八郎が来てくれました。武志が作る陶芸を見て、八郎はアドバイスをします。
武志は、突然降り出した雨からインスピレーションを受けます。武志はそのことで作品づくりに夢中になって取り組みます。その間、大崎先生も武志の様子を見に訪ねてきました。
喜美子が京都から帰ってきました。武志が病気になっているということで、さだ(羽野晶紀)と圭介(溝端淳平)がやってきました。喜美子は、3人で懐かしい話を一緒にしました。
それから、武志の病気は少しずつ進行していき体力がみるからに落ちてきます。武志は、体力がもたずアルバイトもやめることになります。
武志の友達の学と大輔は、武志に一緒に大阪に出かけようと誘います。しかし、学と大輔の迷惑になりたくないと、武志は病気を打ち明け断ります。
その後、周囲の人に血液の型が一致する人は現れませんでした。八郎(松下洸平)も同じでした。
武志の病気を知った学と大輔たちは、信楽で「川原武志を救う会」を発足させます。骨髄液の提供者(ドナー)探しと募金を集める活動を同時進行で行ってくれます。
大崎先生が紹介してくれた患者の会は、やがて病院や行政、福祉関係者など様々な人が協力してくれて「白血病支援団体連絡協議会」が設置されました。
この2つの団体は、武志のためだけでなく他の白血病患者のために、ドナーをつのり「骨髄バンク」の早期設立を訴えかけ爆発的な広がりをみせていました。
一方、喜美子も活動に加わると同時に個展を開き「母子作陶展」の中で、骨髄バンクの必要性を訴えかけていくのでした。この作陶展には、喜美子が作った自然釉の大壺が並んでいました。
その願いを込めた作品は、大きな話題を呼びました。そして、全国から3000人ものドナーが集まりました。しかし、武志にあう血液の型はありませんでした。
そして、ドナーバンク設立の動きは全国的なものになっていきます。「骨髄バンクと患者を結ぶ会」が結成されたのです。全国の白血病患者の家族が中心になって骨髄バンク設立への大きな動きが起きます。
そんな武志の想いが人々に伝わっていきます。武志は、入退院を繰り返しながらもロクロを回して天目茶碗を作ります。それを喜美子が窯をたいて焼き上げます。
武志の作った天目茶碗は、金銀、虹色とキレイに焼きあがります。光の加減で見え方が変わって美しい作品に仕上がりました。
喜美子は、自分が作った自然釉の大壺と武志の作った天目茶碗を並べました。
武志が生きようとして作った茶碗を見て、喜美子は命の茶碗だと思ったのです
スカーレット23週先週のあらすじ>
信楽での『世界陶芸展』が始めると、事前にマスコミで紹介されていた武志と喜美子は新聞社などの取材をうけます。
武志は天目茶碗を出品していた武志は気さくに応じ、自然釉の大壺を出していた喜美子は武志を盛り上げる様な取材をしていました。
しかし、『世界陶芸展』が始まってしばらくしてから、多くの死者がでた信楽鉄道の脱線事故が起きて、『世界陶芸展』も日程を残して急遽中止になってしまいます。
そして、慢性だった病状が急性に変わった武志がまた高熱を出して入院してしまいます。
そんな時に、喜美子は弟子にして欲しいと女性から手紙を受け取りますが、弟子は取れないが見学に来たらと返事を書きました。
返信を投函して間もなくして、牛尼瑞香と云う若い女性がやってきました。
すると、喜美子は瑞香のやる気に溢れた目が気に入ってしまい、そのまま同居することにしたのでした。
武志の病状は予断を許さず、喜美子は週に3回は病院に通っていました。
そして瑞香に声をかけて一緒に見舞うのが喜美子の習慣になっていたのでした。
喜美子は、何とかして武志に栄養をつけようと様々な食べ物を持ち込みますがほとんど食べる事ができませんでした。
武志のベッドに傍らにはプラモデルが置いてありました。
武志はバイクが好きだったので、病院で暇を持て余した時にプラモデルを作っていて、それをベッドに傍らに置いていたのです。
喜美子は武志とツーリングに行く約束をしたあとで、病室を出て、担当医師の大崎先生のもとを訪ねます。
大崎先生は、骨髄バンクでの照会でもドナーが見つからなかったので、かなり近い百合子の骨髄の移植を喜美子に提案します。
喜美子も同じ考えで、百合子からも喜んで応じてくれる返事をもらっていたのでした。
スカーレット第24週のあらすじ>
百合子の骨髄液を武志に移植する手術はすぐに行われることになります。
そして、骨髄移植手術が無事に終わりました。
ドナーとなった百合子の身体には手術での切開跡が残ってしまいましたが、彼女は武志の命を救うための勲章だと笑顔で話していました。
もちろん喜美子と武志は、百合子は当然のことながら信作にも心から感謝の気持ちを伝えました。
そして、武志の術後の容体も安定していたので、しばらくして退院しても良いとの許可がでたのでした。
久し振りに、川原家に戻ってきた武志は、喜美子と昔あったことを思い出しながら話を交わしました。
そんな時に武志は喜美子に言います。
「お父ちゃんと、もう一度ここで一緒にご飯が食べたい、、、」
八朗は、武志が入院している間にアンリたちと一緒にご飯を食べて泊っていった日以来、一度も川原家に来ていませんでした。
その間、八郎は武志のドナーを探したり、病院に武志を見舞ってくれたりと多くの協力をしてくれていたのでした。
それを聞いた喜美子は少し言葉を濁して返します。
「八郎に聞いてみるね!?」
病院を退院した武志は、『窯業研究所』には行かずに、喜美子の工房で自分の作品づくりを再開します。
術後ということで、武志は自分の体調と相談するようにのんびりと作陶をしていましたが、自分の想いを込めるように日々忙しそうに
作品づくりに没頭していきました。
『窯業研究所』の真奈が武志の入院中に結婚してしまっていたことも、武志を作陶に集中させていたのでした。
周囲の人たちの『骨髄バンク設立』活動をちや子も支援してくれていて、記事にして世間やテレビ業界にも広めてくれていました。
武志は、骨髄移植手術を無事に終えて退院したことを知ったテレビ局から出演依頼を受けます。
快くテレビ出演を受けた武志は、そのテレビの中で、新たな作品を作り白血病の骨髄バンク設立の必要性を訴えかけて協力を依頼したのでした。
さらに、喜美子と一緒にシンポジウムに出演した際にも、テレビ出演時と同じような活動を展開していました。
一方で、喜美子は退院後に武志から言われた、『八郎と一緒に食事をしたい』と云う望みを叶えるために密かに八郎と相談していました。
そしてある日、喜美子は武志に八郎と3人で旅行に出掛けようと切り出します。
手術は成功しましたが、武志の病気は小康状態を保っている状況だったため、余り無理ができない身体でしたが、初めての親子3人での旅行ということで箱根にいくことにします。
その旅行中は、喜美子と八郎も普通の夫婦のようで、武志は親子3人での家族旅行を思う存分楽しむことが出来たのでした。
箱根から信楽に戻ってきて、八郎が自分の家に帰ろうとした時、武志が数日間だけでも川原家に泊まっていって欲しいと八朗に頼み込みます。
それを聞いて、喜美子も八郎を説得しようとしたので、悩んでいた八郎は武志の言葉に従うことにしたのでした。
しかしその翌日、武志の容態が急変してしまいます。
病院での検査の結果、白血病が再発してしまっていたのでした。
<第24週の感想>
百合子の骨髄液を移植して予断を許さない状況を脱したかに思われた武志でしたが、またして白血病が再発してしまうとは悲しすぎますね!?
武志は術後の退院から、白血病の再発までの短い時間の中で忘れ物を取り戻そうとしたようにも思えます。
今度こそ、完全適合のドナーが見つかって欲しいですね!?
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