今回は『虎に翼』の103話(第21週)8月21日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【結婚したい理由】と題して第21週103話をお送りします。
結婚したら佐田姓を名乗ると言い出した航一は寅子と一緒になりたい本当の理由を明かします。
それは世間に自分の伴侶だと言いたいというものだったのです。
それを聞かされた寅子も自分も同じ気持ちだと返したのでした。
<虎に翼 第21週103話のあらすじ>
星家を訪問した寅子と優未は航一の唐突の発言に困惑してしまいます。
結婚したら自分は佐田姓となると言い出し継母から猛反対される一方で、朋一やのどかからは
てそのことを支持された航一。
星家の雰囲気が険悪なものになると優未は自分が航一に漏らしたことを気にします。
すると突然のことに驚いて航一に向かって訊いた寅子。
“いつ私が航一さんに佐田姓になってほしいと言いましたか”
すると寅子が問いかけたことで航一は寅子と結婚したい本当の理由を明かし始めます。
“寅子さんの夫と名乗りたい”
“僕の妻ですと紹介したいんです”
“世界中の人にこの人が僕の愛する人だと伝えることです”
それを聞いた寅子も自分も同じ気持ちであることを伝えますが、”佐田寅子”として歩んできた道を終わらせたくないことを明かしたのです。
そしてそのとき寅子にはある閃きが浮かんでいたのでした。
その閃きを確かめるために東京地方裁判所の所長室に桂場を訪ねた寅子。
“私が法的に星寅子になったとしても、仕事の上で佐田寅子を名乗ることはできないでしょうか”
何と寅子は旧姓のまま仕事を続けることができないかと上司に相談したのです。
しかし結婚は構わないと口にした桂場は旧姓で働く事は出来ないと言います。
署名一つで裁判の判決にケチがつき信憑性が損なわれるというのが理由だったのです。
桂場の話を聞いて諦めて引き返そうとする寅子は桂場から訊き返されます。
“なぜそんなくだらんことにこだわるんだ”
しかし桂場のこの言葉は寅子を不快にさせてしまいます。
“司法の独立、裁判官の資質、あんこの味”
“どうしてもこだわりたいことが人にはそれぞれあるんです”
何と寅子は上司に向かって嫌味ともとれる言葉をぶつけてしまったのでした。
そんな寅子は轟に誘われて航一と優未と一緒に山田轟法律事務所での仲間の集まりに参加します。
それは路上生活者におにぎりを配るボランティア活動で、轟と遠藤意外にも千葉と秋田の男性同士のカップルや性転換手術を受けたバーの女性経営者である山田たちがメンバーだったのでした。
やがて梅子とよねも加わってのおにぎり作りが始まります。
すると世間から奇異の目で見られるメンバーたちが不満や苦労を口にし始めたのです。
“いつも理由が求められる”
それを聞いた寅子はメンバーたちの生き方に感銘を受けるものの頭の中は混乱してしまったのでした。
“同じ人間はいない”
“それぞれ自分らしく生きるべき”
“でもそれと社会の、、、”
それでもおにぎり作りが終わったころになると寅子は航一からのプロポーズを受け入れようと思い始めていました。
“名字の件はいろいろと試行錯誤したけれど、私が折れるのが一番の近道のような、、、”
ところがそれを聞かされた遠藤から助言されてしまった寅子。
“自分が曲げたくないものを折るって、自分も折らせた相手も傷つけることなんです”
ところが遠藤との会話を傍らで聞いていた航一が近づいてきて意外なことを口にして寅子を驚かせます。
“僕たち、結婚するのをやめましょう”
航一は婚姻届を出す結婚はやめようと言い出したのです。
それを航一の話を聞いた寅子はまたまた混乱してしまったのでした。
“はて?”
虎に翼21週104話ネタバレ【婚姻届けをださない!夫のようなものに
<虎に翼 第21週103話の感想>
航一が佐田姓を名乗ることになったら寅子が結婚に踏み切れない理由は解消できるのでしょうか。
そんなときに世間から奇異の目で見られるメンバーたちと会った寅子は何かに気づかされたのかも知れません。
それにしても遠藤の”自分が曲げたくないものを折るって、自分も折らせた相手も傷つけることなんです”って重みのある言葉でしたね。
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