今回は『虎に翼』の117話(第24週)9月10日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【司法試験に合格していた香淑】と題して第24週117話をお送りします。
安田講堂事件で逮捕された娘である薫の弁護を汐見と香淑が轟とよねに頼みにきます。
ところが急に香淑が自分で弁護すると言い出したのです。
何と香淑は司法試験に合格していて、司法修習も終えていたのでした。
<虎に翼 第24週117話のあらすじ>
53歳の父親が娘である29歳の斧ケ丘美位子に絞め殺されるという事件が昭和44年1月におこります。
すると美位子の母親が山田轟法律事務所にやってきてよねと轟に娘の弁護を依頼してきたのです。
“娘をお助けください、、、どうか”
同じころ第5代最高裁長官に就任した桂場を祝う会が催されます。
場所は梅子と道男があらたに開いた『笹竹』で、甘味と寿司が楽しめることをうたって『竹もと』をリニューアルした店だったのです。
その席には病気療養中の多岐川も顔をみせて、自分の熱い思いを桂場に伝えたのでした。
“よくぞここまで上り詰めた”
“この国を、司法を頼むぞ”
そのころになると汐見は事務総局の事務次長に就いていて、部下には航一の長男である朋一が勤務していました。
また航一は桂場が長官となった最高裁判所で調査官として働いていたのです。
そんな航一は評判となっていた息子の朋一のことを心配します。
“昔は現実主義で斜に構える部分が心配だったのですが、寅子さんの影響か最近は理想に燃えていて視野が狭くなり正論を述べることと上にかみつくことを混同しがちといいますか、、、”
ときは過激化した学生運動で東大安田講堂が占拠される事件が勃発していました。
数百人規模の若者たちが逮捕される事態となったある日の夜、よねと轟に呼び出されて山田轟法律事務所に出向いた寅子。
すると事務所には娘の薫が安田講堂事件で逮捕された汐見と香淑がいたのでした。
二人は轟とよねに薫の弁護を頼もうとしてやってきていたのですが、唐突に自分で弁護すると香淑が言い出して揉めていたのです。
何と司法試験に合格して、去年司法修習も終えていた香淑。
しかし議論は平行線をたどり決着がつかないまま二人は帰っていきます。
汐見と香淑がいなくなると、轟とよねは事務所の仕事を手伝う気さくな女性を寅子に紹介したのです。
なんとその女性は父親殺しの罪に問われていた斧ケ丘美位子で、最近保釈が認められていたのでした。
“美位子さんは父親からのおぞましい虐待に長年耐えてきた、、、”
轟から美位子の壮絶な過去を聞かされた寅子。
母親が家を出てからの美位子は何年も父親と暮らすことを強要され、何と子供を2人も産まされていたのです。
しかも仕事先で知り合った恋人と結婚しようとすると、怒り狂った父親から暴力を振るわれていた美位子。
その結果が殺人事件となっていたのです。
“私たちは最後まで戦う”
“こんな理不尽が許されてたまるか”
こうして尊属殺人の重罰規定を覆すと轟とよねは強い決意を寅子に見せたのでした。
昭和44年3月になると安田講堂事件の逮捕者で20歳未満の少年少女たちが東京家庭裁判所に次々と送致されます。
しかも彼らは社会や大人に対して怒りや失望を抱いていて、反抗的な態度を改めようとはしません。
そんな少年少女たちでもじっくり向き合うことで更生の道が開けると信じた久藤や寅子は、その多くを不処分としたのでした。
ところが同じ事件で逮捕された20歳以上の若者たちには厳しい処遇が下されたのです。
すると大物政治家の秘書を通じて最高裁長官である桂場に不満が届けられてきたのでした。
虎に翼118話ネタバレ【のどか婚約者の誠也と!美位子の一審裁判
<虎に翼 第24週117話の感想>
開店した『笹竹』も法曹界の面々が贔屓にしてくれるといいですね。
それと多岐川が桂場の就任祝いに顔を出せるくらい体調が戻ったようでよかったです。
それにしても斧ケ丘美位子の事件は考えられないような背景が隠されていて驚きました。
轟とよねがどうのように弁護して、裁判官がどう裁くのかが気になりますね。
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