『エール』は2020年3月30日から放送開始のNHKの102作目の朝ドラです。
今回は10週のあらすじについて紹介します。
エール第10週【音は自分の夢を裕一に託す!?音が妊娠!流産覚悟で舞台に立ち続けるか…】
エール第10週のあらすじと感想です。
<エール第10週のあらすじ>
選考会で東京帝国音楽学校の記念公演の催しものの『椿姫』の主役に選ばれた音ですが、技術的には最後まで争った夏目千鶴子に劣っていました。
そして音はすぐに猛特訓をはじめます。
鉄男は寄せられた縁談を破談にさせていたため福島には居づらかったこともあって上京。
そんな鉄男を廿日市に紹介した裕一でしたが取り合ってもらえません。
理由はふたりのデビュー作となった『福島行進曲』が不人気でまったく売れていなかったのでした。
追い込まれている裕一に木枯が嬉しい仕事を持ち込んでくれます。
木枯の曲に詩をつけてヒットさせた作詞家の高梨一太郎と裕一を組み合わせると云うものです。
高梨が『福島行進曲』の旋律が気に入っていて裕一に作曲を頼みたいと言っているとのこと。
高梨が作詞すると聞いた廿日市はすぐにレコード化を決めてくれます。
そして、裕一にこれが最後のチャンスだと宣告する廿日市でした。
多くの期待を背負ってレコード化された『船頭可愛や』でしたが結果はまたしても売れませんでした。
そして祐一は廿日市から契約の解除と契約金の返還を求められます。
それを聞いた音が双浦環に相談してみると、その曲を聞いた環が自分で歌うと言い出したのでした。
世界的なオペラ歌手が歌ってくれればと期待を膨らます廿日市は前向きになります。
しかし、流行歌のレーベルと洋楽のレーベルには壁があり環が属する洋楽側からは反対されてしまいます。
しかし、自分の信念を曲げない環の強い意向で見事に『船頭可愛や』を歌い上げたのでした。
すると不発だった『船頭可愛や』がたちまち大ヒットになったのです。
そんなある日、記念公演に披露する『椿姫』のレッスン中に音が妊娠していることがわかります。
それでも自分は舞台に立つと言う音でしたが、周囲からは反対されてしまうのでした。
悩んだ音はまたしても双浦環に相談します。
「お腹の子が死んでも歌う覚悟があるの?
それがプロと云うものよ!」
環の厳しい言葉にさらに悩みを深めた音。
それから数週間後、裕一は久志から音の声量が落ちてきていることを教えられます。
それを聞いて音の身体を心配した裕一は彼女に舞台を諦めるように自分の気持を伝えました。
自分が歌いたい気持ちと授かった命を守りたい気持ちの狭間で悩み続けていた音は涙ぐみます。
「音の夢を俺に託してくれないか?」
翌日になって、音は記念公演の『椿姫』を降板して東京帝国音楽学校に退学届けをだしました。
そして、その半年後に音は元気な女の子を出産したのでした。
<第10週の感想>
祐一に厳しい言葉を浴びせる廿日市はビジネスなので仕方ないことかも知れませんね!?
そんな状況でも自分の想いに貫こうとした双浦環は流石です。
環のおかげで祐一も救われましたね!?
一方、音は『椿姫』の主役と妊娠の狭間で悩んでいましたが、声量が落ちてしまっては舞台を諦めざるを得ません。
音の夢の分まで背負った祐一がどんな道を歩むのか楽しみです。
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