今回はエールの118話(第24週)11月25日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<エール118話のあらすじネタバレ>
裕一がオリンピック式典運営協議会の酒井からのオープニング作曲の依頼を受けてから1年の月日が流れ開催が1年後に迫ってきていました。
その頃に古山家にも待望のカラーテレビが入ります。
これでオリンピックはカラーテレビで観れると喜ぶ音でしたが、裕一の作曲が進んでいる気配がないことに不安を募らせていました。
そんな音が心配して裕一に声をかけると、妻を安心させるかのように頭の中にあるから大丈夫だと返されてしまいます。
それでも心配で堪らない音はバンブーで木枯に会って相談することにしました。
その時の木枯はオリンピック式典運営協議会の期待に応えて『東京五輪音頭』を作曲しヒットさせていたのです。
その頃、古山家には福島三羽カラスのひとりの作詞家の鉄男が訪ねてきていました。
亡き恩師の藤堂先生を偲んで、自分が作曲するオリンピックのオープニング曲を聴いてもらいたかったとため息をつきながらしみじみと語る裕一。
裕一の想いを聞いた鉄男は、開会式当日には自分がラジオを持って恩師の墓参りをするから任せておけと胸を叩きます。
そこに音がバンブーから戻ってきます。
しかも、相談していた木枯らしを引き連れて帰ってきたため古山家は一気に賑やかになり、久々に『鉄男のおでん』を囲んでの団欒がはじまりました。
懐かしい味は不遇だった若い頃の思い出話を盛り上げます。
その頃の木枯は流行歌の巨匠と言われていたこともあり、自分がつくる音楽は売れる曲で、裕一がつくる音楽は残る曲だと、切磋琢磨を繰り返してきた良きライバルを褒めたたえたのでした。
そして、オリンピックはみんなの集大成だと鉄男も祐一を激励します。
さらに、団欒の輪は拡がり、久志と藤丸夫妻も加わって益々賑やかさを増したのでした。
そうして宴は夜中まで続き、皆は騒ぎすぎて疲れて雑魚寝状態になってしまいます。
裕一がその姿をひとりで嬉しそうに見つめていると、ふと目を覚ましました音が裕一の事が心配でバンブーで木枯に相談していたことを明かします。
そして、木枯らしが言っていたことを裕一に伝えたのです。
生む楽しみを先延ばしにしているか、最後のピースが見つからないか、、、
それを聞いた裕一は流石だと木枯を褒めます。
裕一は湧き上がってくる溢れんばかりの音の中で何かが足りなくて書き出せなかった今までの自分の胸の内を音に明かしたのでした。
そして心配そうに夫の顔を見つめている妻に向かって裕一は続けます。
今さっきそれが見つかったと、微笑みながら酔いつぶれて気持ちよさそうに寝ている仲間たちをふたたび見つめたのです。
その時の裕一の顔には今までなかった自信が溢れ出ていたのでした。
それから1年の月日が流れて、とうとう運命の『東京オリンピック』開会式の日がやってきます。
極度に緊張して足がすくんで会場に入る事ができなかった裕一に警備員の男が声を掛けます。
晴れの舞台なのだから会場で聴いてくださいと、、、
偶然にも長崎の出身者から背中を押された裕一は音と一緒に会場に入っていったのでした。
開会式が無事に終わって大役の荷がおりた裕一は安堵の表情を隠せません。
そんな夫に音は最高だったと言いながら思わず抱き付いてします。
それから一気に10年がすぎます。
オリンピックが終ってからも裕一と池田のコンビは健在で活躍を続けましたが、あるときに池田はオペラの舞台を裕一とやると云う自分が描いた夢のひとつを果たせぬままこの世を去ってしまったのです。
盟友とも言える池田が逝ってしまったことで、裕一は音楽への情熱をどんどん失っていき、次第に第一線からも身を引くようになってしまいます。
そうして池田の逝去から5年が経った海辺の保養所に裕一と音の姿がありました。
裕一とともに波乱の人生を歩み、直近は2人の孫の成長を楽しみにしていた音ですがその時は乳癌との闘病を強いられていたのです。
そんな音には夫の裕一が優しく寄り添っていました。
静かにふたりの時間が流れていたある日、その海辺の保養所にひとりの青年が裕一を尋ねてやってきたます。
そしてその青年はふたりの前で広松寛治と名乗ったのでした。
前話⇒エール117話【裕一にオリンピックの作曲依頼が舞い込む!
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