エールネタバレ94-95話【智彦がラーメン屋を辞め貿易会社に

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エールネタバレあらすじ 94話95話 19週の紹介です⇓

エールネタバレ94話のあらすじ

 

裕一は劇作家の池田から、映画の主題歌をつくる仕事を紹介されて引き受けることにします。

 

池田が持ち込んできた仕事は、敗戦を決定的なものにした原爆の被災地の現実を描いた『長崎の鐘』と云う映画の曲をつくることでした。

 

物語を書き下ろした原作者の永田武は、実際に自分が被爆者の治療に従事していた長崎に住んでいる医者だったのです。

 

作曲を引き受けた裕一は先ずは作者の永田に会って話を訊こうと長崎行きを決心しますが、音はようやく戦争にかかわったトラウマから抜け出せた夫がふたたび戦争の恐怖に引き戻されることを心配します。

 

しかし、裕一は自分がもう一歩前に進むためにこの仕事は受けるべきだと考えていると理解を求めます。

 

 

裕一は、戦時中に自分の作曲で多くの若者を戦地に送り込んでしまったつらい記憶から完全に抜け出そうとしていたのでした。

 

そんな裕一の姿を見て音は夫を励ますことにしました。

 

長崎に降り立った裕一は、先ずは焼け跡の広場に設けられた祭壇で手を合わせます。

 

そこにひとりの女性がやってきます。

 

『長崎の鐘』の作者である永田武の妹のユリカが裕一を迎えにきてくれていたのでした。

 

そのとき裕一は広場にあった大きな鐘に目を引かれます。

 

その鐘は焼け跡の中で存在感を示すように鎮座しており、ユリカはそれが永田の本の題名になったものだと説明してくれます。

 

それは原爆被災の後から多くの人たちによって土の中から掘り起されていたのでした。

 

永田のもとに行った裕一でしたが、彼は寝たきりになっていました。

 

白血病を発症して病床に伏しながらも永田は如己堂と名付けた場所で執筆活動を続けていたのです。

 

永田を前にして緊張を隠せない裕一でしたが、映画『長崎の鐘』の主題歌の作曲を引き受けたものの表現すべきものが大きすぎて着想すらできていないことを打ち明けます。

 

戦時中に自分も裕一の曲を良く聞いたという永田は謝る裕一を不思議な目で見つめます。

 

自らの贖罪のために作曲を引き受けたと言う裕一に、永田は自分自身のための作曲はして欲しくないと伝えます。

 

原爆が多くの人の命を一瞬で奪っており、どん底まで落ちる事が悩みに対する答えだと話す永田。

 

しかし、裕一には永田の真意を理解することができませんでした。

 

その後、裕一は3日間も宿にこもったまま考え続けます。

 

そんな裕一の様子を知った永田は、いくら自分を見つめても答えは見つからないのにとため息を漏らすのでした。

 

<第95話のあらすじ>

 

妹のユリカから裕一が悩み続けている事を聞かされた永田は、ユリカに裕一をとある廃墟に案内するように頼みます。

 

そこは、永田が原爆投下直後から被災した人たちの治療をしていた場所だったのです。

 

そして、裕一は壁に書かれていた『どん底に大地あり』の文字に目を奪われます。

 

それは永田自身によって書かれており、彼の真意を探ろうと文字を見つめながら考え込む裕一でした。

 

一方、元軍人の肩書が邪魔をして働き口が見つからない吟の夫の智彦は、妻に知られないように闇市のラーメン屋で働いていました。

 

そんな智彦に陸軍時代の同期の松川が声をかけてくれます。

 

父親が経営する大きな貿易会社に誘ってくれたのです。

 

喜んだ智彦は帰宅するなり吟に就職が決まったことを伝えて、それまでの吟の心労にねぎらいの言葉をかけたのでした。

 

長崎では廃墟から戻った裕一が永田の言わんとしていることを考えていると、突然広場の方から大きな聞えてきた鐘の音。

 

裕一がその音を辿っていくと広場ではユリカと子供たちが花を植えていました。

 

裕一が鐘を見つめているとユリカが多くの人によって掘り出された鐘が鳴り響いた時の感動を話し始めます。

 

その時の感動は今でも覚えていて、鐘の音が自分たちに生きる勇気を与えてくれたと言うのです。

 

すると裕一の目が輝き、ユリカに永田が言わんとしていたことに気づけたと言い残して如己堂の方に向かって走りだします。

 

裕一の気づきを聞いた永田は裕一に向かって希望について語りかけます。

 

どん底まで落ちて大地を踏みしめ、ともに頑張れる仲間がいてこそ希望は生まれるものだと言う永田。

 

そして今の自分にできることは何かと問いかけられた裕一。

 

多くの人を応援することこそが今も変わらない自分の役目だと気づいた裕一に、永田は優しく微笑みながら希望を持って頑張る人に『エール』を送ってくれるのかと尋ねたのでした。

 

東京に戻った裕一は一気に曲を作り上げて、歌手の山藤太郎を訪ねます。

 

捕虜になってどん底を経験した山藤によって見事に歌い上げられた『長崎の鐘』は多くの人の心に響き渡り、その曲は裕一の代表作になったのでした。

 

 

そのころ、智彦は松川の父親の貿易会社に初出勤していました。

 

松川は自分が社内の反対を押し切って採用した智彦に将校に相応しい処遇を用意したと告げます。

 

そして、戦争には負けたが経済で世界を見返して欲しいと智彦にエールを送るのでした。

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