今回は『おかえりモネ』の120話(第24週)10月29日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【百音もやっと心を解き放つ】と題して24週120話をお送りします。
震災は家族や幼馴染たちに暗くて辛い爪痕を残しました。
しかし、それらは9年たって少しずつ融解しはじめます。
最後まで百音に残された爪痕は分かち合えなかった疎外感だったんですね。
でも皆が心を解き放って輝く未来に向かって歩いて行って欲しいですね。
<おかえりモネ120話のあらすじネタバレ>
幼馴染が集まった永浦家で震災から一度も開けたことの無かった楽器ケースを持ちだしてきた百音。
そんな百音が一旦は開けようと思って躊躇していると亮をはじめとする仲間たちが背中をおすようにはやしたてます。
そして9年ぶりにケースの蓋をあけると中からは金色に輝くアルトサックスと開かれることのなかった卒業コンサートのプログラムがあらわれたのでした。
百音は家族や仲間たちが被災したときに自分が島にはいなかったことに後ろめたさを感じ、しかもそのあとも皆と痛みを分かち合えなかったことが苦しくて何年も大好きだった音楽を封印していたことを明かします。
そしていつしかアルトサックスのケースを開けると昔の自分に戻ってしまいそうで開けられずにいたの偽りのない気持ちを初めて打ち明けた百音。
でもやっと開ける事ができた今は昔に後戻りはしないと百音は強い気持ちで微笑んだのです。
やっとかける事ができたと晴れ晴れとした表情になった百音に妹の未知が声を掛けます。
おかえり。
すると幼馴染たちも口々に百音が帰ってきたことを喜び合います。
おかえりモネ。
そう言われて百音も笑顔でただいまと応えたのでした。
そうして百音、未知、亮、明日美、三生、悠人は誰からともなく手をつなぎあって涙を流しながら笑いあったのです。
そして、アルトサックスを手にとって9年の歳月を経てまた息を吹き込んだ百音に音楽の素晴らしさや喜びが蘇ってきたのです。
そんな幼馴染たちのやりとりを隣の部屋で聞いていた母親の亜哉子も思わず顔をほころばしたのでした。
しばらして亮が船主として初出港する日がやってきます。
港には百音や未知だけでなく多くの人たちが亮の初出港を祝おうと集まってくれていました。
皆もが守る中で新次は自慢の息子に派手なハッピを羽織らせます。
それは亡き母の美波が大好きだった新次のハッピだったのです。
自分の船だと自慢そうに新次の前で両手を広げてハッピを披露する亮。
新次が満面の笑顔で送り出された亮は未知の方に目をやって出漁してくると声をかけて海に出て行ったのでした。
ところが耕治は自分の想いがあって敢えて亮の船出には立ち会わなかったのです。
家業を継いだばかりの耕治は自分が泣くのはもう少しあとだと自分に言い聞かせて永浦家で留守番をしていたのです。
それでも、亮の船の汽笛が聞こえてくると耕治は龍巳と海の方に向かったのでした。
数日後には未知が大学で勉強するために東京へ旅立っていきます。
そして教師としての自分を取り戻すために島の子供たちを集めた塾をはじめた母親の亜哉子。
そうして、それぞれが自分で選んだ道を歩み始めて数年の歳月が流れたのです。
その頃になると百音は気仙沼の漁船と連携して海上の気象データを収集するようになっていました。
思うように収益があがらなくて百音はウエザーエキスパーツの朝岡や野坂や内田に状況報告したりしていたのです。
そんなある日、何気なく砂浜に出て海風を全身に感じていた百音。
するとそこに2年半も会えていなかった菅波医師が前触れも無くあらわれたのです。
お互いに時間も距離も関係ないと言う百音でしたがやっと会えたと本音をもらすと菅波医師も両手を広げたのです。
すると何もためらうことなくその胸に飛び込んだ百音は医師として厳しい日々をすごしてきた菅波医師に労いのことばを掛けます。
本当にお疲れさまでした。
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