どうする家康のネタバレあらすじ35話になります。NHK大河ドラマ2023年9月17日放送予定。
「石川数正の裏切り本当の理由!家康がついに上洛し秀吉に仕える」と題し35回をお送りします。
どうする家康ネタバレ35話
秀吉の母
石川かずまさが自分の処遇が期待できない中で秀吉側に寝返った真意について気づいた家康。
石川かずまさは誰が先導しようとも戦のない世の中を築くことが何よりも大切だと身をもって分からせようとしたと家臣ともども解釈したのでした。
そんな家康が天正14年10月に拒み続けていた上洛を決意すると、秀吉は自分の母親である大政所の仲を岡崎に送り込んできます。
旭と大久保忠世や井伊直政たちに出迎えられて到着するなり、訛りの強い言葉で愚痴り始めた高齢の仲。
井伊直政はそんな大政所を不愛想な態度で応対しますが、仲はそんな直政に好感を抱いたのでした。
秀吉の本心
その一方で、家康一行は大政所が岡崎に到着するまえに浜松を出発して大阪入りしていたのです。
大阪に到着してお供の本多忠次、本多正信、小平太、鳥居元忠らと秀吉の弟である秀長の屋敷に泊まることになった家康。
そんな家康たちを秀長は丁重にもてなしたのでした。
ところが屋敷での歓迎の宴が催されると前触れもなく秀吉が姿をあらわして家康たちだけでなく秀長も驚かされたのです。
翌日に対面することになっていたのにやってきた秀吉は妻の寧々を同伴してきただけでなく、綺麗な侍女たちも引き連れてきていたのでした。
こうして広間での酒宴が始めると、秀吉はいつもの調子で場を盛り上げます。
大声で酒を勧める一方で、家康やその家臣たちを労ったり持ち上げたりする秀吉。
ところがそんな秀吉の意図をはかりかねた家康や家臣たちは警戒を深めます。
ところが、騒いでいた秀吉はほどなく酔いつぶれて眠ってしまったのです。
酔っぱらって秀吉が眠ってしまったことに呆れ顔の秀長でしたが、自分の本心を家康たちに明かします。
家康と一緒に天下統一へ
家康と目を合わせて、天下統一の想いは同じだから末永く秀吉を支えて欲しいと告げた秀長。
そして秀吉が自分が信頼することができるのは信長と家康だけだと言っていたと言うのです。
すると寝ている秀吉に向かって起きていますよねと声を掛けた家康。
秀吉は家康が見抜いた通りで抜け目なく起きていて、ふたりのやり取りに聞き耳を立てていたのでした。
翌日になると大阪城の大広間には各地からの諸大名が勢ぞろいします。
そこに姿をあらわして上座に座っていた秀吉にうやうやしく挨拶をしはじめた家康。
家康は秀吉に使えることを決めたからには、陣羽織を着させないようにすると宣言したのです。
しかも、天下統一のために尽力するので秀吉の陣羽織をくれと申し出た家康。
それは秀吉と家康の関係が強固になったことを示すもので、昨晩の宴席で打ち合わせていた内容だったのでした。
思惑通りことがすすみ喜んだ秀吉は、関東の北条を家康に任せると伝えます。
曲者の真田昌幸
それは関東の統一を自分に託すというものでしたが、家康としては北条より先に真田昌幸との問題を片づける必要があったのです。
真田は上野沼田の地に居を構え続けていて、北条の所領とされた以降も断固として動こうとしなかったからでした。
そんな真田も秀吉から徳川に従うよう命じられて、やっと重い腰をあげて家康のもとにやってきます。
息子の信幸とやってきた昌幸は、自分たちが切り取った上野沼田を家康が北条に差し出す道理がないと話を聞こうとしません。
何を言ってものらりくらりとした態度の昌幸に知恵者の本多正信が応戦しますが、口の減らなさに思わず閉口するありさまだったのです。
たまりかねた家康が昌幸に向かって何を望んでいるのかを訊きます。
すると息子である信幸の肩を抱きながら条件を示してきた昌幸。
昌幸が口にした条件とは、息子の信幸に徳川の姫君が欲しいというものだったのです。
嫁に出せる相応しい娘がいないと悩んでいる家康に、重臣の姫を養女にすることを示唆した昌幸。
同じころ、平八郎の娘である稲は生け花を習っていたのでした。
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