光る君へ23話ネタバレあらすじ周明ヂョウミン松下 洸平との縁談話?!

左大臣の宋との交易

医師の周明（松下洸平）は宋から来た者であり、三国を殺したのは朱仁聡（デュレンツォン・浩歌）ではないと日本語で述べ、証人を連れてきました。

松原客館の下人によれば、武生の商人である早成（はやなり）が三国若麻呂を殺す場面を目撃し、源光雅に知らせたところ、朱が犯人だと証言するよう強要されたとのことです。

早成によれば、宋との商取引を望み、三国に賄賂を渡して取次を頼んだところ、金額が少ないとの諍いが起き、三国が転倒して頭を石にぶつけてしまったとのことです。

光雅の主張は以下の通りです。

• 宋人は膨大な富を持ちながら、国同士の商取引を認めさせようと企んでいる。
• 日本を見下している。
• 越前の商人が宋から財宝を仕入れて都に売るなら、商人は利益を得、国府は租税で潤い、都は財宝を手に入れるため、三者ともに利益を得ることができる。
• 朝廷と宋が直接的な商取引を行えば、巧妙な宋の思惑に従わざるを得ないだろう。

為時は朱仁聡を無罪とし、話を聞くと、実は朱仁聡は宋の朝廷から送り込まれた官人であり、日本との交易を図るよう密命を帯びていることが明らかになります。しかし、日本の朝廷は越前での宋人との商取引には応じないと伝えており、受け入れることはできません。

為時とまひろは、越前の地に無事に到着し、新たな生活を始めます。

一方、為時が越前守に任命されたことで、源国盛はその地位を失い、その家庭は悲しみに包まれます。

国盛はその衝撃から病に倒れ、秋の除目で播磨守に任命されましたが、病は治らず、結局、彼は亡くなります。

越前国守となった為時は、宋から来た商人たち70人の代表、朱仁聡（ヂュレンツォン）と交渉を行います。

朱仁聡（ヂュレンツォン）は、995年9月に宋の朝廷から特別な命令を受け、若狭湾に漂着し、越前に移されていました。

為時は、朱仁聡（ヂュレンツォン）たちの安全を保証し、生活必需品を提供し、船の修理や食糧援助を行い、彼らが帰国できるように支援することを約束します。

その交渉の結果、宋の商人たちは、船と積荷を朝廷に献上し、一時的に日本で生活することになりました。

その頃、まひろは街で朱仁聡たちと一緒に越前に来た、宋の見習い医師、周明（ヂョウミン）と出会います。

周明は、宋で医師を目指す青年で、優しく、口数が少なく、穏やかで使命感が強く、まひろに宋の言葉を教え、二人は親しくなります。

まひろは、宋の文化や風俗に触れる機会を得て、充実した日々を過ごし、

この経験が紫式部の後の作品『源氏物語』に大きな影響を与えたとされています。

しかし、周明には何か謎めいた部分があり、その後、まひろとの間である事件が起こります。

その頃、唐物や唐人医の処方に非常に興味があった藤原実資は、越前に出向いたまひろが、

現地で周明と知り合い、唐の医療に関する様々な知識を得たことを知り、縁談の話を持ちかけようとしますが、まひろは・・・

史実では、朱仁聡は997年10月28日に若狭守の源兼澄に対して乱暴な行為をしたとして、11月11日に明法家に取り調べを受けます。

また、999年に石清水八幡宮に贈った献上品を届けた使者が修行僧に捕まり、石清水八幡宮から朝廷に訴状が出されます。

その結果、朱仁聡は越前国から大宰府に移されてしまいます。

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