今回は『らんまん』の117話(第24週)9月12日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【醸造の研究が進みそう】と題して24週117話をお送りします。
屋台に姿をあらわした藤丸は、日本の学者が『清酒酵母』は実在することを証明したことを教えてくれます。
そして農科大学にあらたに醸造の教授が誕生したと言う藤丸。
藤丸は醸造の研究が進めば、科学的に腐造や火落ちの発生を防げるようになると目を輝かしたのでした。
<らんまん24週117話のあらすじ>
綾と竹雄が『峰屋』を畳んで上京してから、5年の月日が流れます。
ある日のこと、屋台『土佐』で農科大学の教授となっていた波多野が蕎麦をすすっていました。
そこに白髪が目立ち始めた万太郎が藤丸と一緒に姿をあらわしたのです。
ふたりの顔を見た波多野は嬉しそうにしながら、かつて画工として頑張っていた野宮から手紙が届いたことを明かします。
波多野は今は滋賀の第一中学校で講師をしている野宮が、またいつか植物学にかかわって欲しいと言うのでした。
波多野が屋台から姿を消すと、あらたまった藤丸が綾と竹雄に最近になって、日本の学者が『清酒酵母』は実在することを証明したことを伝えます。
藤丸は波多野の研究室に居候しながら、農科大学に誕生した醸造の教授に清酒酵母のことを教えてもらおうとしていたのです。
この先に醸造の研究が飛躍的に進んでいくと目を輝かせて話す藤丸。
藤丸は研究がすすめば腐造や火落ちを起こす菌をみつけて、迷信に惑わされることなく良い酒が造れるようになると自信を込めて語ったのでした。
藤丸の言葉に続くように万太郎も、女性が蔵に入っても誰も何も言えなくなる日がくると熱く話ます。
そんなふたりの話を聞いて、かつて自分が歩んできた辛い道のりを想いだして思わず涙ぐんでしまった綾。
そのあとで万太郎が十徳長屋に戻ってくると、紀州熊野から標本が届けられていました。
標本の送り主は南方熊楠と記されていて、新種が入っているので検定してほしい旨の手紙が添えられていたのです。
南方の手紙には長きにわたって世界中で様々なことを学んできたことや、植物に対する情熱が綴られていました。
さっそく調べてみた万太郎でしたが新種ではないことがわかります。
そんな横柄とも思われる態度の南方に、助手の虎鉄は嫌悪感さえ抱いてしまっていたのです。
ところが虎鉄の傍らで、強烈な個性の持ち主である南方に会ってみたいと思い始めていた万太郎。
そして万太郎は熊楠から送られてきた他の標本を見ていて驚かされます。
その標本は『ハチク』と書かれた書付がつけられていたのでした。
らんまん24週118話ネタバレ【日露戦争勃発!南方熊楠からまた手紙が
<らんまん24週117話の感想>
今日は朝ドラ得意のワープで始まりましたね。
何と昨日の放送内容から一気に5年も過ぎ去ったのには驚かされました。
その間、綾と竹雄は屋台『土佐』を地道に営みながら、酒造りのチャンスを待ち続けていたようです。
そんなふたりにとって藤丸の醸造研究の話は朗報に聞こえたでしょうね。
綾たちが古い慣習や迷信から解き放たれる日が早く来てほしいものです。
その一方で万太郎にもあらたな出会いが訪れる予感がします。
熊楠の正体と万太郎が目にとめた『ハチク』のことなど、今後の展開が気になりますね。
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