今回は『らんまん』の111話(第23週)9月4日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【綾と竹雄は自分たちの想いが込めて屋台『土佐』を開店】と題して23週111話をお送りします。
綾と竹雄は高知を引き払って一家で上京してきました。
いつか自分の酒を造る夢を諦めない綾とそれを支えようとする竹雄は、土佐で貯めてきた金をもとに、屋台『土佐』を開店したのでした。
<らんまん23週111話のあらすじ>
ながらく十徳長屋の住人としてすごしてきた噺家の牛久亭九兵衛が何と真打に昇進しました。
遅咲きになったものの自分の夢を叶えた牛久が長屋をでていくのと入れ替わるように土佐から子供たちを引き連れて上京してきた綾と竹雄。
綾と竹雄は自分たちの夢を東京で叶えるために、高知を引き払ってきていたのです。
槙野家の縁側では寿惠子が綾とつもった話で盛り上がります。
最近になってようやく植物学者としての槙野万太郎のことが分かってきたと打ち明けた寿惠子。
寿惠子は万太郎と植物が一緒になっている場所には自分はたどり着けないと告げるものの、成し遂げた仕事は後世まで色褪せずに残るだろうとしみじみ語ったのです。
万太郎に寄り添う寿惠子に綾が感謝しているころ、竹雄は標本室を覗いていました。
竹雄は全国から集まられた膨大な標本の数や原稿に驚く一方で、万太郎がちゃんと寝ていないのではと心配します。
そんな竹雄に向かって台湾での調査で感じたことを話し始めた万太郎。
“人と人との争いが自然よりも大きな力になっていた”
それを目の当たりにした万太郎は、人の手で自然が破壊される前に、ありとあらゆる植物を解き明かして図鑑にまとめあげたいのだと考えていたのです。
だから休んでいる時間はないと危機感を募らせる万太郎に、竹雄も刺激を受けて自分も急がなければと気持ちをあらたにしたのでした。
『峰屋』を畳んだものの、いまだに自分の酒を造りたいという夢を諦めていなかった綾。
竹雄はそんな綾の願いを叶えるために、店を整理した金と自分が高知で働いて貯めた金をもとに、ふたたび勝負するつもりだったのでした。
そして何とその日の夜から綾と竹雄はさっそく屋台『土佐』を開店させたのです。
高知で『そば打ち』の修業を積んできた竹雄がつくる蕎麦と、綾が作る小鉢を並べて客がくるのを待ちます。
すると話を聞きつけた植物学教室の波多野と卒業生の藤丸も陣中見舞いに姿をあらわしてくれたのです。
そんなふたりに向かって、『峰屋』の酒はまだ自分の中で生きていると話して、商いをしながら酒造りの機会をうかがうことを宣言した綾。
そんな綾と竹雄の前向きな姿勢は、寿恵子に大きな刺激を与えたのでした。
らんまん112話23週ネタバレ【竹雄はいつか新しい酒を造ると…藤丸は
<らんまん23週111話の感想>
またひとり長屋の住民がいなくなってしまいましたね。
でも追い出されるわけじゃなくて、自分の夢を叶えるために出ていくのだから、仕方ないのかも知れません。
それにしても綾と竹雄はしっかりリスタートプランを練っていたみたいで良かったです。
竹雄の蕎麦と綾が作った小鉢に、ふたりがセレクトした酒がある屋台なので是非とも繁盛してほしいものです。
そしてそんなふたりの様子に刺激を受けた寿惠子が、自分の店を出すことを決心するのかが気になりますね。
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