今回は『らんまん』の84話(第17週)7月27日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【日本初の発見】と題して17週84話をお送りします。
万太郎がずぶ濡れになりながら見つけた水草を観察すると、次々に疑問が沸いてきます。
万太郎が勝手に名付けた『ムジナモ』を東大植物学教室にもちこむと、日本では発見されていない珍しい種であることが判明。
世界中が驚く発見だという田邊教授は、万太郎に論文と植物画を指示したのでした。
<らんまん17週84話のあらすじ>
引っ越しの手伝いの途中にあった大きな池に自身が落ちたことで、偶然に見つけることができた珍しい水草の観察を始めた万太郎。
その水草には根がないという特徴があって、万太郎は光合成だけで成長しているのかと疑問を持ちます。
注意深く見れば見るほど次々に疑問が沸いてきて、その水草がアナグマやタヌキなどの尾に似ていることから『ムジナモ』と呼ぶことにした万太郎。
翌日になって万太郎が『ムジナモ』を植物学教室に持ち込むと、教室にいた面々は興味深そうに観察に加わります。
そこに姿をあらわした田邊教授は、『ムジナモ』を見て驚きを隠せません。
自分に心当たりがあると話す田邊教授は、ダーウィンの研究書に記載されていた『ムジナモ』の正式名称を見つけ出したのでした。
驚くことに、『ムジナモ』は『アルドロヴァンダ・ヴェシクローサ』という多年草の水生植物で、一属に一種しかない食虫植物だったのです。
しかも、インドと欧州の一部に加えてオーストラリアでしか発見されておらず、ダーウィンをも魅了した珍しいもの種だったのでした。
これが日本で発見されたとなれば世界中が驚く発見になると言って、興奮しながら万太郎に論文と植物画を書くよう指示した田邊教授。
田邊教授の言葉に感謝した万太郎に、徳永助教授も世界への花道をかけてくれた恩を忘れるなと諭します。
徳永助教授は田邊教授が万太郎のことを煙たがり始めていることを心配していて、これが関係改善のきっかけになればイイと思っていたのでした。
その後、万太郎は『ムジナモ』発表論文に向けての研究や、『日本植物志図譜 第3集』を刊行したりして多忙を極めます。
植物学教室の藤丸は、そんな万太郎を応援する傍らで変形菌の研究を続けていました。
藤丸がもう1年大学に残ることを決心すると、徳永助教授もあらたな一歩を踏み出そうとしていたのです。
学生たちに刺激された徳永助教授は、田邊教授からずっと勧められていた留学を決断して、ドイツに渡って最新の植物学を学ぶことにしたのでした。
しばらくしたある日、万太郎は『ムジナモ』が花をつけているのを見つけます。
『ムジナモ』が花をつけることは誰も知らない新事実で、大発見だと大はしゃぎする万太郎。
そんな万太郎のようすを見ていた田邊教授は、万太郎が咲かない花さえも咲かせたと呟いたのでした。
らんまん85話17週ネタバレ【第2子誕生,完成した論文をみた田邊が不穏な動きが…
<らんまん17週84話の感想>
『ムジナモ』は万太郎を敷居が高いはずの東大植物学教室へ向かわせましたね。
田邊教授からの話を断っているだけに、本人があらわれたときは緊張せざるをえません。
でも、『ムジナモ』効果は田邊教授の態度も変えたのかも知れませんね。
徳永助教授が心配する状況で、田邊教授も何かを持っている万太郎を認めざるをえなくなる気配です。
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