今回は『らんまん』の101話(第21週)8月21日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【田邊元教授の溺死】と題して21週101話をお送りします。
財布の中身をみて溜息をついた寿惠子は、遂に愛読書の『里見八犬伝 全巻一式』を質草にすることを決めて、馴染みとなった中尾質店にあしを運びます。
ところが店においてあった新聞を見て驚かされた寿惠子。
何と新聞に田邊元教授が遊泳中に溺死したことが伝えられていたのでした。
<らんまん21週101話のあらすじ>
田邊教授は明治26年8月に唐突に帝国大学理科大学の職を失っていまいました。
日本初の植物学理学博士であったにもかかわらず大学を追われて、二度と植物学に携わることがなかった田邊。
それでも何故か穏やかな顔つきになっていた田邊は、ある日のこと本棚から洋書を取り出しながら、身重となっていた妻の聡子に何かを話そうとしていたのです。
同じころ、十徳長屋の槙野家は次女の千歳と長男の百喜に加えて、次男の大喜が2歳となっていて、ワンパク盛りの子供たちのせいで賑やかな日々をおくっていました。
ところが、万太郎の『日本植物志図譜』は11集にまでなっていましたが、依然として版元が見つからず自費出版が続いていたのです。
槙野家の家計が”火の車”状態が続いているところに、大学を卒業した藤丸が訪ねてきてくれます。
藤丸は教師を目指して奔走していましたが、就職先が一向に見つからず、”植物学”では食っていけないと万太郎に愚痴をこぼす藤丸。
やがて二人は大学を追われた田邊がどうやって暮らしていくのかを心配する話題となります。
そのかたわらでは財布の中身を確認して溜息をついた寿惠子が、遂に愛読書の『里見八犬伝 全巻一式』を質草にすることを決心していました。
顔なじみとなってしまった中尾質店に本を持ち込んだ寿惠子は、店主の中尾から古本屋に売るほうが多くの金になると助言されます。
ところが寿惠子は預けるだけで必ず買い戻しにくると返したのでした。
そんな寿惠子を信じて特別待遇で金を貸し出してくれた中尾。
ところが質屋に置いてあった新聞に目を落とした寿惠子は、そこに伝えられていた記事にびっくりさせられてしまったのでした。
そのころ、十徳長屋で植物学教室のあらたな体制についての話題に触れていた万太郎と藤丸。
田邊に代わって教授になった徳永が前任教授の色を消すために奮闘していることを聞かせれた万太郎は驚きを隠せません。
そんなところに青ざめた顔をした寿惠子が駆け戻ってきます。
寿惠子が質屋から持ち帰った新聞を手渡された万太郎は、そこに書かれていた記事を読んで言葉を失ってしまいます。
何と植物学教室の前任教授であった田邊が、遊泳中に溺死したことが載せられていたのでした。
らんまん102話21週ネタバレ【田邊の遺言!遺志を継ぐ万太郎
<らんまん21週101話の感想>
版元が見つからない槙野家の家計は相変わらず火の車で、寿惠子でなければとっくに崩壊していたでしょうね。
質草に苦労する状況で、啖呵を切って追加融資まで取り付けた磯部の方も心配です。
植物学教室は前任の田邊がつくりあげたものだけに、後任となった徳永教授は大変そうですね。
史実では、富太郎は体制がかわった大学の助手として雇われていますが、万太郎はどうなるのでしょう。
それにしても田邊元教授の溺死って事故なんでしょうか。
聡子のお願いが家族で海にいくことだったけれど、その約束をはたしているときに溺れてしまったのかと真相が気になりますね。
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