今回は『らんまん』の121話(第25週)9月18日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【大学を辞めることを家族に告げた万太郎】と題して25週121話をお送りします。
大学の職員のままでは『神社合祀令』によって神社の森が失われてしまうのを手をこまねいているしかないと、辞職を決意した万太郎。
しかし唐突に大学を辞めると明かされた槙野家の子供たちは納得ができません。
そんな子供たちに、自分は植物学者としてやるべきことがあるのだと説明したことで、家のことは心配するなと背中を押してくれたのでした。
<らんまん25週121話のあらすじ>
十徳長屋の自宅で万太郎は紀州熊野で採集してきた『ツチトリモチ』の細密画を描いていました。
国が進めようとしている『神社合祀令』によって神社の森が失われてしまう惨状が広がっている状況で、自分に何ができるのかを細密画を描きながら考え続けていた万太郎。
そして意を決して万太郎は寿惠子に向きかって自分の想いを打ち明けます。
万太郎は自分は『ツチトリモチ』を世の中の人たちに知ってもらいたいと思うも、帝国大学の職員という身分では差し障りがあるため辞職したいと告げたのです。
そんな万太郎の決意に困惑の表情を浮かべて納得できない表情を浮かべたのは娘の千歳でしした。
それがきっかけとなって槙野家では緊急家族会議が始まってしまいます。
寿惠子が見守る中で4人の子供たちに自分の想いを話し始めた万太郎。
大学の人間である前にひとりの植物学者である自分は、人間の欲によってどんな植物が絶滅しようとしているのかを世の中に知らしめたい。
そんな子供たちの成長を目の当たりにした万太郎と寿惠子は目を細めたのでした。
寿惠子が娘ふたりとおにぎりを作っていると、そこに差配人の”りん”がやってきて、千歳に向かって唐突に差配人を継いで欲しいと告げます。
“りん”は長屋の家主の具合が悪くなっていて、差配人を引退して家主と一緒に暮らしたいというのでした。
一方で千歳もこれまで頑張ってきた”りん”を自由にさせてやりたいと思って即座に申し出を快諾します。
申し出を千歳が引き受けてくれてほっとした”りん”は、すべてを仕込んできているからと安心できると告げたのです。
そうして自分を家族のように接してきてくれた槙野家の面々に感謝した”りん”は慣れ親しんだ十徳長屋を後にしたのでした。
それから数カ月の月日が流れて季節が冬を迎えたころ、万太郎は『ツチトリモチ』も含めている『日本植物志図譜』を摺り上げました。
そして出来上がったばかりの『日本植物志図譜』を携えた万太郎は、神妙な面持ちで徳永教授がいる植物学教室の執務室に向かったのでした。
らんまんネタバレ25週122話【千歳と虎鉄結婚!万が去る日,祐一郎が教授
<らんまん25週121話の感想>
槙野家で始まった家族会議で、万太郎と寿惠子の子育てが間違っていなかったことが明らかになりましたね。
4人それぞれが人間として立派に成長していたのには、月曜の朝からほっこりさせられました。
これは万太郎というよりは寿惠子の躾が良かったんでしょう。
千歳は”りん”の後継人で十徳長屋の差配人になるとは既定路線だったんでしょうか。
“りん”も自分が引退することを想定して、千歳を仕込んできたんでしょうね。
すっかり白髪混じりになってしまった”りん”さんに”おつかれさん”と言いたくなりました。
ところで差配人って給金がもらえるのでしょうか?
もしそうなら、万太郎が大学職員を辞職するタイミングなので、寿惠子の”やまもも”が順調とはいえ槙野家の財政は助かりますよね。
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