今回は『らんまん』の122話(第25週)9月19日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【揺るぎない万太郎の覚悟】と題して25週122話をお送りします。
『日本植物志図譜』を徳永教授に進呈した万太郎は、自分の目で見てきた紀州熊野の惨状を伝えます。
そして解雇を言い渡される前に、辞表を差し出した万太郎。
万太郎は大学職員でなくなる明日から、各所に『日本植物志図譜』と紀州熊野のフローラを送り始めると告げたのでした。
<らんまん25週122話のあらすじ>
万太郎は執務室に徳永教授をたずねて、出来上がったばかりの『日本植物志図譜』を贈呈します。
その中には、『神社合祀令』のせいで失われてしまう恐れのある『ツチトリモチ』が載せられていました。
そして伐採でこれだけ多くの植物が失われてしまうと紀州熊野にある神社の植物相である森のフローラを手渡した万太郎。
紀州熊野で『神社合祀令』に反対する南方熊楠のことを嫌う徳永教授は憤りを募らせますが、万太郎は大学の職員である自分は本人と会うことはしなかったと説明したのでした。
それでも万太郎が完成させた『日本植物志図譜』が発刊されれば物議が持ち上がってしまい庇えなくなると告げる徳永教授。
そんな徳永教授が”今学期限りで”と口にしたのを制するように、万太郎は内ポケットから辞表を取り出して差し出したのです。
そして明日から各所に向けて図譜と紀州熊野のフローラを送り始めると告げたのでした。
大学には一切関係のない、自分ひとりの勝手な行動だと弁明した万太郎は、植物学教室に復帰させてくれた恩は忘れないと感謝するとともに教授の意図に背くことを謝罪したのです。
そんな万太郎を何とか引き止めようとした徳永教授でしたが、その意思が揺るぐことはなく執務室から出て行ったのでした。
万太郎が感慨深そうに誰もいない研究室に頭を下げていると、何と幼馴染の広瀬佑一郎が姿をあらわし驚かされます。
佑一郎は翌年度から万太郎が去ろうとしている帝国大学の教授として迎えられることになっていたのです。
そのあとで近況を伝え合った旧友ふたりは、お互いの進む道は違っても目指す場所は同じであることをあらためて確認しあい健闘を誓いあったのでした。
やがて『神社合祀令』の反対運動は世論を動かし、年が明けた頃には神社の森の一部は保全されることになったのです。
元号が明治から大将に変わった年の7月に槙野家の次女である千歳が助手の虎鉄と結婚することになりました。
正装に身を包んだ虎鉄は土壇場になって、千歳との年の差を気にして怖気づいてしまいます。
すると微笑みながら自分は”虎鉄にい”のお嫁さんになりたいのだと和らげた千歳。
そんなふたりを見守る万太郎と寿惠子は、2歳にもなれずに急逝してしまった園子の分まで健やかに育ってくれた千歳に大いに喜んだのでした。
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<らんまん25週122話の感想>
徳永教授と万太郎の別れは想定していたより淡々としたものになりましたね。
それにしても万太郎の受けた恩には何があっても感謝しつづけるスタンスは見習うべきとことが多くあります。
徳永教授も田邊教授のようにいつかは万太郎のことを素直に求めて欲しいものです。
それと千歳と虎鉄が一緒になる展開には驚かされました。
万太郎が四国で初めて会った虎鉄は14歳で、そのとき千歳は1歳だったから年の差は13歳ということになります。
千歳は大正元年には26歳になっているのに対して、虎鉄は39歳ななので当時だったら怖気づくのも分かりますよね。
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