今回は『らんまん』の125話(第25週)9月22日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【待合茶屋『やまもも』を買い上げてもらった寿惠子】と題して25週125話をお送りします。
関東大震災からひと月がたったころになると、渋谷は東京市内から移ってきた多くの人ですっかりさま変わりってしまいます。
そして震災以前から『やまもも』の常連だった相島からが、店の再開を促された寿惠子。
ところが寿惠子は、自分の望みは道半ばで手狭となった渋谷の『やまもも』を買い取って欲しいと頼み込みます。
すると大いに落胆した相島は、何と5万円もの大金で買い上げてくれると約束してくれたのでした。
<らんまん25週125話のあらすじ>
計り知れないほどの甚大な被害をもたらした関東大震災からひと月が過ぎたころになると、片田舎で被害が少なかった渋谷には130万人もの人たちが押し寄せます。
そして静かだった渋谷が大きく変わると、震災前まで『やまもも』の常連となってくれていた実業家の相島は、渋谷に賭けた自分たちは正しかったと誇らしげに語ったのです。
そして、渋谷には『やまもも』と女将が必要だと、寿惠子に店を再開するよう迫った相島。
しかし、急激にさまざまな人が行き交うようになったことで、治安も悪くなってしまった渋谷で『やまもも』を再開することを寿惠子は戸惑っていたのでした。
震災後は槙野家の住居となっていた『やまもも』では、40年間の成果である標本や原稿の大半を失ったにもかかわらず、万太郎がそれまで以上の気力で立ち直ろうとしていたのです。
万太郎は十徳長屋で『ムラサキカタバミ』が自分を励ましてくれたように、自分も植物で少しでも多くの人を励まそうと考えていたのでした。
その様子をみて、寿惠子は自分のために無理をしているのではと心配しますが、今こそやる気に満ちていると返して伴侶の不安を払拭した万太郎。
しかも、40年かけて集めたものを10年で取り戻すと寿惠子に自信満々に宣言したのです。
自分のことを草花の精だという万太郎をみた寿惠子は、初めて出会ったころとまったく変わっていないことをあらためて実感させられます。
そして、寿惠子がそんな夫のことが涙がでるほど愛おしいと打告げると、万太郎も自分の心を照らしてくれるのは寿惠子だけだと返したのでした。
そんなある日の夜のこと。
寿惠子は4人の子供たちを集めて自分の想いを打ち明けます。
また同じようなことがあったら万太郎の原稿も標本も守り切れないと告げた寿惠子は、のどかで落ち着いて仕事ができる広い穏やかで土地を探してほしいと頼んだのです。
それから数日後に、寿惠子は最後のお座敷と称して相島と仲居のフミを『やまもも』に招待していました。
そして、自分はどうしても叶えたい大願の途上にいると話を切り出した寿惠子は、手狭になった渋谷から次のあらたな土地に移りたいと思っていることを明かしたのです。
さらに相島に向かって、手塩にかけて育てた待合茶屋『やまもも』を買い取って欲しいと頼み込んだのです。
寿惠子の話を聞いた相島は大いに落胆したものの、頼まれた待合茶屋『やまもも』を何と5万円で買い取ると約束してくれたのでした。
そんなある日のこと。
寿惠子は東京郊外にあって緑豊かな大泉村まで万太郎を連れ出していました。
寿惠子が万太郎に見せたのは小学校のグランド2つ分ほどの土地で、そこで驚くべきことを口にしたのです。
そこが万太郎と標本を守るために自分が買い上げた土地であると告げた寿惠子。
そして絶句する万太郎に寿惠子は満面の笑みを向けたのでした。
らんまんネタバレ26週126話【店を売ったお金で,東京郊外に土地購入
<らんまん25週125話の感想>
多くの人が行き交うようになった渋谷に対して、相島と寿惠子の感じ方はかなり違ったものでしたね。
それにしても寿惠子の行動力には驚かされてばかりです。
万太郎を支えるために一緒になった寿惠子は、夫が安心して植物の研究に没頭できる環境をどうやって創り出すかだけを考えているようにも思えます。
しかも先のことを考えて、あらたな広大な土地を手にいれてくれるなんて寿惠子を妻にした万太郎は果報者ですよね。
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