スカーレット10週59話60話【喜美子の胸の中で芽生えていたものは?】

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。

 

このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

 

今回は12月6日(金)と7日(土)に放送予定の第10週59話60話について紹介します

 

<前回のあらすじ>

 

直子が草間に連れられて東京から信楽に戻ってきました。

 

常治とマツは恐縮がって助かったと草間にお礼をいいます。

 

「助けられたのは僕のほうですから、、、」

 

直子は草間の顔を見るなり信楽に帰りたいと泣き出したので、工場の社長に頼んで休みをもらって帰ってきていたのでした。

 

しばらくすると、草間が信楽に戻ってきたと云う噂を聞きつけて、柔道の教え子たちが集まってきました。

 

懐かしい話に皆で盛り上げっているところで、信作が『お見合い大作戦』のイベントのことを切り出します。

 

「僕が企画した『お見合い大作戦』に参加してくれくれませんか?信楽を盛り上げたいんです、、、」

 

そこに照子と敏春まで加わって宴はますます盛り上がったのでした。

 

しばらくして、草間が近々貿易の仕事で台湾に行くことになったことを常治に告げたのです。

 

「台湾に発つ前に信楽に挨拶に来たいと思っていたところに、直子さんの話があったから来れる切欠になってよかった、、、」

 

それを聞いた常治は寂しくなると嘆くのでした。

 

<スカーレット59話60話のあらすじ>

 

川原家では疲れ切って寝てしまった直子が目をさまします。

 

そして直子は自分の悩みを話し始めたのです。

 

「牛田さんと云う新人指導係の人にお世話になっていて、わたしだけ仕事以外でも映画に誘ってくれてたりしたの、、、でも牛田さんには彼女がいたの!そんな牛田さんはわたしを妹のように思っていることが分かって、、、服も買って、化粧品も買って、、、たくさんのお金をつかっちゃった、、、好きになっちゃった、、、どうしたらいいか分からなくなって、、、」

 

マツは直子が自分の気持を大切にしたことを責めませんでした。

 

すると直子は、自分の気持を話したらスッキリしたと言い出します。

 

「お母ちゃん!お姉ちゃん!ありがとう、、、東京へ帰るわ、、、」

 

喜美子は妹が恋に悩む年頃になったのだと思ったときに、何故か八郎のことが頭に浮かんだのでした。

 

翌日、喜美子は草間を『丸熊陶業』に連れて行き絵付けを見てもらいます。

 

「喜美ちゃん頑張ったんだね!?」

 

そして草間は、大阪で里子とのけじめを付ける事に付き合わせたことを詫びたのでした。

 

「後悔はしていないんだ!出会ってほんとうに良かったと思っている、、、心から好きな人ができると世界が広がるんだよ、、、」

 

翌日、草間は直子と一緒に東京に帰っていったのでした。

 

夕方、喜美子は八郎の作陶する姿を見ながら、マツが直子にかけていた言葉を思い出します。

 

「自分の中の好きと云う気持ちに気付いて、好きと云う気持ちを大切にしたんだね、、、」

 

その時、不意に八郎からやってみるかと言われて驚く喜美子。

 

八郎は見られているのも辛いし、実際にやってみた方が良く分かると考えたのでした。

 

そして、土のこね方からロクロの回し方を教えてもらった喜美子は、日が落ちて暗くなった頃に茶碗を完成させたのでした。

 

喜美子は今までに味わったことのない満ち足りたものを感じていました。

 

そして何故かある緋色の欠片の事を思い出して、そのことを八郎に話したのです。

 

「えっ?それ見てみたいです!見せてもらえますか?」

 

翌日、喜美子は八郎を自分の家に連れていきます。

 

前触れもなく喜美子が若い青年を連れてきたのでマツは慌てふためきます。

 

そんなことはお構いなしで喜美子は自分の部屋から緋色の陶器の欠片を持ってきて八郎に見せます。

 

「わぁ!ほんとうに綺麗だなぁ、、、」

 

八郎はいろんな角度からその欠片を見つめていました。

 

「その当時の土と水と空気と窯が作り上げた傑作だよ、、、もう二度とできないものだよ、、、」

 

しみじみ八郎が語っているところにマツがお茶を持ってきましたが、八郎は『お見合い大作戦』の時間だからと言って川原家を後にしたのでした。

 

その言葉を聞いて何故かまた胸がチクリとした喜美子。

 

慌てて帰っていった八郎はハンカチを置き忘れていきました。

 

それを拾った喜美子。

 

「それにしても、十代田さんって感じの良いひとだったよね!?あんな人だったらすぐに合う人が見つかるだろうね!?そして結婚するんだろうね!?」

 

マツがそうつぶやくと喜美子はハンカチを持って八郎を追いかけます。

 

「十代田さん、これっ!」

 

そして、続けたのです。

 

「『お見合い大作戦』に行かないでください!好きなんです!わたしはどう考えても十代田さんのことが好きだったんです!」

 

すると八郎は喜美子を離さないと言いながら抱き寄せたのでした。

 

その時、喜美子には八郎の肩越しに大野雑貨店の最終在庫処分品を持ったままあっけにとられた顔でふたりを見つめている常治の姿が見えたのでした。

 

<59話60話の感想>

 

直子は片思いの恋煩いだったんですね!?

 

誰でも特別に親切にされたら勘違いするもので、喜美子も大阪で淡い圭介に対しての恋煩いみたいなものがありましたよね!?

 

でも、喜美子はマツに背中を押されて八郎に告白してしまいました。

 

八郎も同じ想いだったから良かったですね!?

 

でも、喜美子には抱きしめられていた八郎の肩越しに常治の姿が見えていました。

 

何かが起こりそうな予感で、次回以降が気になります。続きの詳細は↓記事からどうぞ!

スカーレット ネタバレ 11週【常治は断固八郎認めず!結婚への条件とは!

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