今回は『ブギウギ 』の46話(第10週)12月4日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【公演が決まらない『福来スズ子とその楽団』】と題して第10週46話をお送りします。
楽団を立ち上げて半年が過ぎても『福来スズ子とその楽団』は公演が決まりません。
しかも大口を叩いてマネージャーとして加わってきた五木は、自分のことを棚に上げて公演が決まらないのはスズ子のせいだとまで言い触らし始めるありさまだったのでした。
<ブギウギ ネタバレ第10週46話のあらすじ>
昭和16年の春にスズ子は自身の音楽活動をつづけるために『福来スズ子とその楽団』を立ち上げます。
そして自分の楽団に巻き込んだバンドマスターでトランペット奏者の一井の自宅を楽団事務所にしたのでした。
すると自分から声をかけてメンバーまで集めてくれた一井。
ピアノには腕が確かな二村を、ギターには三谷を、そしてドラムには四条が集まってくれます。
さらに五木がかつての『梅丸楽劇団』で製作部長をしていた辛島から紹介されてやってきました。
五木は自称”腕利きマネージャー”と自らを売り込んできたのです。
“君は歌う人、君ら弾く人、僕売る人!”
そう言って五木は自身のプランを語ってスズ子たちを喜ばせていると、何とスズ子が下宿から叩きだした小林小夜が楽団結成の噂を聞きつけて姿をあらわします。
そしてまた弟子入りを懇願してきたこともあって、付き人として楽団に加わることになったのでした。
こうして『福来スズ子とその楽団』が少数精鋭で動き始めると、梅吉や下宿の大家たちの応援を受けたスズ子は、楽団を売り込むためにチラシをつくって自ら精力的に配りあるき始めます。
しかし、楽団を結成して半年以上がたった12月になっても、スズ子の楽団は公演する機会を得ることができません。
銀行から借り入りた資金も底を付き始めているなか、大口をたたいて加わってきたマネージャーの五木は、公演が決まらないのはスズ子が敵性音楽を歌っているという噂が広がっているからだと責任転嫁するありさまだったのです。
さらにスズ子が売れたのは梅丸楽劇団の派手な演出と日帝劇場という豪華な後ろ盾があったからだとまで他の楽団員にこぼし回っていた五木。
そんな五木の話を立ち聞きしてしまったスズ子でしたが、ただただもっと頑張らなければと言ってチラシの束を抱えて寒空の下で営業に出かけていったのでした。
同じころ、茨田りつ子は警察署にいて二度とブルースを歌うなと厳命されていたのです。
警察は何度も指導しているのにかかわらずりつ子が一向に愛国精神をあらわさないことに業を煮やしていました。
そして、遂には楽譜を押収して焼き捨てるとまで警察から言われてしまったりつ子。
怒りを抑えながらりつ子が取調室をでると、警察署の廊下に羽鳥がいました。
羽鳥もまた映画の主題歌に対して指導を受けていたのです。
そんな羽鳥から励まされたりつ子は、楽団を立ち上げたはずのスズ子を活動の話が聞こえてこないと心配します。
しかもスズ子が出かけているときに下宿にいた梅吉のもとに辛い知らせが届けられていたのです。
それは出征していた六郎が戦死したことを知らせるものでしたが、スズ子はそのことを知る由もありません。
そのときスズ子は自身が音楽活動ができないことへのもどかしさを吹っ切るかのように誰もいない路地で独り歌っていたのでした。
<ブギウギ 第10週46話の感想>
『福来スズ子とその楽団』はメンバーが集まるまでは順調でしたが、肝心の公演がなかなか決まりません。
劇場側も当局から良く思われていないスズ子に簡単には貸してくれない状況だったんでしょうね。
半年も収入がなかったら、お金の問題から解散になってしまわないとイイのですが。
ところでUGDが解散してしまったあと、スズ子は梅丸を解雇させられてしまったのでしょうか。
羽鳥は映画の主題歌の仕事をしているようなので、まだ梅丸に所属しているようにも思われますが。
しかも、新しい週が始まったばかりだというのに、六郎がいきなり今週のサブタイトル『大空の弟』になってしまうとは、今後の展開が予測不可能ですね。
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