今回は『ブギウギ 』の64話(第13週)12月28日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【人々の心を癒すスズ子の歌声】と題して第13週64話をお送りします。
東京への空襲が日常茶飯事になる中、スズ子は公演して欲しいという依頼を断ってしまいます。
ところが空襲警報で逃げ込んだ防空壕でなく出した赤ん坊のために歌声を聴かせたスズ子は、避難していた人たちから御礼をいわれたのです。
さらに嬉しそうに微笑んだ愛助から皆のために歌って欲しいと言われたスズ子は、地方巡業を再開することを決めたのでした。
<ブギウギ ネタバレ第13週64話のあらすじ>
スズ子の目に飛び込んできたのは辺り一面が焼野原になってしまった東京の惨状でした。
その様子をみてさらに心配を募らせたまま愛助と暮らす家がある三鷹を目指したスズ子。
三鷹の家の周りは幸いなことに空襲を免れていて、愛助も無事でした。
愛助の無事な姿を見たスズ子は、涙ながらに胸に飛び込みます。
しかし、その一方で大阪も同じように大空襲に見舞われたとの話を聞いて、UDKの仲間たちや『はな湯』のことを心配するスズ子。
そして”もう嫌や”とスズ子は絶望の声を漏らしたのでした。
翌朝になって坂口がやってきて、大阪のトミは芦屋にある別邸にいたため難を逃れていたことを伝えます。
それでも連絡がとれない芸人や社員も多くいると告げた坂口は、村山興行が最初からやり直さなければならないと明かしたのでした。
東京の大空襲があってからは、アメリカ軍の飛来は日常茶飯事のこととなり、空襲警報も鳴らない日がなくなってしまったのです。
そんな日々を大切に生きるスズ子と愛助は精一杯に暮らしていった夏のある日、富山県にある高岡からスズ子の楽団に公演して欲しいとの依頼が届きます。
するとマネージャーの山下は、大空襲以来中断していた地方巡業を再開してはと言い出します。
しかし愛助と離れているときに何かがあってはと、傍にいたいスズ子はその依頼を断ってしまったのでした。
ところが、ある夜の空襲の際にスズ子の気持ちを動かす出来事がおこります。
空襲警報で防空壕へ避難したスズ子たちでしたが、皆が声をひそめて飛行機をやり過ごそうとしていると、赤ん坊が泣き出してしまったのです。
“黙らせるかこの防空ごうから出ていけ”
心無い男に責められて母親が困っているとき、愛助から歌声を聴かせてやれと言われたスズ子。
そしてスズ子が『アイレ可愛や』を歌い始めると、赤ん坊が泣き止んだだけでなく避難していた他の不安顔の人たちも笑顔にすることができたのです。
朝になって飛行機の爆音も聞こえなくなったので避難していた人たちは防空壕からでてきます。
そして口々に礼を言われたスズ子。
すると愛助は”さすが福来スズ子や”と言いながら、歌が皆の気持ちを明るくしてくれたと微笑んだのです。
“戦争の陰で懸命に生きる銃後の人々にとっても福来スズ子の歌声は 生きる糧、生きる希望になるんやから”
そう口にした愛助は、こんな時だからこそ皆のために歌って欲しいとスズ子に告げたのでした。
そうして防空壕の中のできごとと愛助の言葉がスズ子の気持ちを動かし、全国の人たちを慰問するための巡業を再開することを決心したのでした。
“ワテ、歌うわ”
<ブギウギ 第13週64話の感想>
三鷹の家が無事だったことは奇跡的なことだったのかも知れません。
多くの航空機関連工場は、アメリカ軍の標的になって当然ですからね。
そして同じように爆撃を受けた大阪の仲間や知り合いも心配で、皆無事でいて欲しいものです。
それにしても非難した防空壕の中ってよく似たストーリィ展開がありますよね。
今回もスズ子の歌声と愛助の言葉に感動させられました。
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