今回は『ブギウギ 』の33話(第7週)11月15日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【スズ子の失恋】と題して第7週33話をお送りします。
松永と喫茶店で落ち合ったスズ子は自分と逃げてほしいと、好意を打ち明けます。
しかし、松永からはアメリカに愛する人を残していて、スズ子の想いには応えられないというものだったのです。
そして、スズ子に”逃げてはいけない”と言い残した松永は、その場を去っていったのでした。
<ブギウギ ネタバレ第7週33話のあらすじ>
スズ子の下宿に移籍の噂を聞きつけたUGDの辛島製作部長が血相を変えてやってきました。
スズ子の移籍の話は既に大阪本社の大熊社長の耳にも入っていて大騒ぎとなっていたのです。
そして日宝からの契約書がおいてあるのを見つけて、激怒しながらも悲しそうに訴えた辛島部長。
“今まで君を育てたのはどこだと思ってるんだ! 君には義理や人情ってものがないのかね!”
辛島部長のこの言葉は幼いころより教え込まれてきた”義理と人情の大切”を思い起こさせ、スズ子の胸を激しく揺さぶります。
罪悪感と恋心の狭間で揺れるスズ子でしたが、そのときは松永への想いの方が勝っていたのでした。
そして美月の協力も得ながら素早く荷物をまとめたスズ子は、辛島部長の隙をついて2階の窓から飛び降りて逃げたのです。
そして喫茶店で松永と落ち合うことにしたスズ子。
周囲の目を気にしながら移籍の話が梅丸に漏れてしまったと明かすスズ子に、松永は日宝が金で解決してくれるからと微笑んだのでした。
同じように梅丸を裏切って日宝へ鞍替えしようとしているのに、平然としていられる松永にイラつきを覚えたスズ子。
そして、梅丸にも日宝にも顔向けできないから自分と一緒に逃げて欲しいと訴えたスズ子は、自分の好意を初めて本人に明かしたのでした。
しかし、それを聞いた松永の顔色がにわかに曇ります。
そしておもむろにポケットから写真を取り出して、自分はアメリカに愛する人を残してきていることを明かしたのです。
“残念ながらスズ子の気持ちには応えられない。すごく嬉しいけどね”
“スズ子は歌って踊るんだ。いい返事を待ってるよ。チャオ!”
そう話す松永は逃げてはいけないと言い残して、その場を去っていったのです。
店内に茨田りつ子が歌う『別れのブルース』が切なげに流れるなかで、ひとり残されたスズ子は大粒の涙をながしながら重い足取りで歩きはじめたのでした。
そんな傷心のスズ子が向かった先はコロンコロンレコードでしたが、既に移籍話を聞き及んでいた担当者の佐原から激しく罵倒されてしまいます。
“君にはどっちに行くか選ぶ権利なんてないんだよ!問答無用に君は梅丸の人間なんだ!”
しかも、たまたま居合わせた茨田りつ子からも厳しい言葉を浴びせられたスズ子。
“浮かれて自分が見えなくなってるんじゃない?”
りつ子の言葉はスズ子の胸をえぐります。
そして自分が舞いあがってしまっていたことを自覚したスズ子は、下宿に戻ることにしたのでした。
ところがそんなスズ子を待っていたのは作曲家の羽鳥と作詞家の藤村だったのです。
何と二人はスズ子が戻ってくるかどうかもわからないというのに、無邪気に新曲を作っていたのでした。
<ブギウギ 第7週33話の感想>
スズ子の想いは空振りに終わりましたね。
そして気になるのは松永の転職です。
日宝が欲しいのはスズ子であって、松永はスズ子を引き抜けるなら雇い入れてもらえることになっているようにも考えられます。
スズ子の移籍に失敗したら松永の居場所はなくなってしまって、それこそアメリカに戻っていくのかもしれません。
スズ子は元鞘にうまくおさまって欲しいところですが、それを支えてくれるのが下宿で帰ってくるのを待っていてくれた羽鳥と藤村であって欲しいものですね。
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