この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第20週「なつよ、緑の森のわが家」の115話116話です
<前回のあらすじ>
柴田家への挨拶と結婚の許しを得たなつと坂場。
次に東京に戻り、なつは坂場の両親に挨拶と結婚の許しをもらう事にしました。
そして、坂場の父親の一直と母親のサトと一緒に食事をすることになったなつ。
父親の一直は考古学者をしていて、考古学の研究の話になると熱中して話し続けるような人でした。
なつは自分が戦争孤児となっていたところを北海道の柴田家に連れていかれて育ててもらったこと、自分の夢のために酪農の仕事をやめて東京に出てきてアニメーターとなったことなどの生い立ちについて全てを一直とサトに話したのです。
なつが戦争孤児であることを訊いた坂場の両親。
でもふたりはそんな事を気にすることもなくなつを受け入れてくれたのでした。
そして昭和42年春、なつと坂場は結婚式を挙げることになります。。
場所は十勝、しかも夕見子と雪次郎と合同での結婚式になったのでした。
結婚式でふたりの娘の晴れ姿を見て喜ぶ富士子。
「なつも夕見子もキレイよ‼ふたりとも幸せになってね‼」
なつと坂場、夕見子と雪次郎は盛大な合同結婚式で沢山の人に祝福されました。
泰樹はそんなふたりの孫娘の晴れ姿を溢れ出てくる涙を必死でこらえながら見届けていたのでした。
<なつぞら115話116話のあらすじネタバレ>
十勝での結婚式を終えたなつと坂場は東京に戻ります。
西荻窪に小さな家を借りたふたりはそこで暮らし始めたのでした。
東洋動画を辞めた坂場は不安定ながら自宅でアメリカの小説の翻訳することで収入を得ながらなつに代わって家事をこなします。
その頃、なつは東洋動画でテレビ漫画『魔法使いアニー』の原画を描く仕事に取り組んでいました。
下山と結婚した茜もなつと同じ職場で原画を描いていましたがお腹には赤ちゃんを宿していました。
でも、なつたちには未だ赤ちゃんのことは考えられる状況ではありません。
坂場の収入も不安定であったし、なつもアニメーターの仕事を続けたかったのです。
そんなある日、なつが坂場と食事をしているところに咲太郎が訪ねてきました。
「なつ‼風車の立ち退きの話をしっているか?」
唐突に話し始めた咲太郎。
なつは怪訝そうな顔をして何のことかと訊き直します。
「あの辺り一帯が、デパート建設のために取り壊される計画があるらしいんだ、、、」
最近になってその話を知ったと云う咲太郎は亜矢美から何も聞かされていなかった事にショックを受けていたのです。
亜矢美は心配をかけまいと咲太郎に黙っていたのでした。
「どうすれば、母ちゃんはもっと俺のことをもっと頼ってくれるのかな?」
咲太郎の悩みに何も応えられないなつは考え込みます。
すると、咲太郎が驚くようなことを喋りはじめたのです。
「そうだ。結婚だ。俺が結婚したら安心して、甘えてくれるんじゃないのか?」
そうは言っても結婚はひとりではできないと言うなつ。
すると、咲太郎は川村屋の光子と付き合っている事をなつに告げたのです。
またしても驚くなつですが光子が義姉になってくれることを想像して心から喜びます。
その頃、亜矢美は風車で茂木社長と立ち退き後に店などをどうするかを相談していました。
そこに、なつと咲太郎が光子を連れてあらわれたのでした。
「母ちゃん、俺、彼女と結婚しようと思って、、、」
「なんだ‼そんなことか、、、知ってたよ‼あんたが隠し事なんかできないんだから、私に、、、」
亜矢美は特に驚いた素振りも見せずに応えます。
それから、亜矢美は皆にビールをついで回ってから、咲太郎と光子の結婚を祝して乾杯したのでした。
客が帰って店には咲太郎と亜矢美だけになりました。
「母ちゃん、飲みなおそうよ‼」
そして、ふたりが出合った戦後間もない頃の思い出を話し合ったのでした。
ひとしきり話をした後で、咲太郎はあらたまって亜矢美に話しかけました。
「母ちゃん、俺たち結婚してもなにも変わらないから、、、今度は、俺が力になりたい、、、俺に甘えて欲しい、、、」
すると亜矢美は冗談ぽく言います。
「じゃ、ムーランルージュを再建してもらおうかな、、、」
咲太郎は亜矢美の夢を叶えてやると約束します。
「わかった、、、もう昔の俺とは違うから、、、おもいっきり親孝行してやるよ‼」
亜矢美は嬉しいと言いながら笑みを浮かべたのでした。
<なつぞら115話116話の感想>
女性にとって結婚の次は子供と考えるひとは少なくないですよね。
茜の妊娠を喜ばしく思っても、なつと坂場にはふたりの生活を安定させることが先決です。
亜矢美が風車の立ち退きの話を咲太郎にしてくれなかったのは自分がふらふらしているからと決め込む咲太郎。
甘えてもらうために光子と結婚すると云う考え方はどこか理解に苦しみませんか。
やはり咲太郎は周囲の人の自分への想いを感じ取ることができない昔のままでしたね。
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