おしんあらすじ151話152話健さん女房が怒鳴り込み、おしふじのん山形へ帰郷

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

 

2019年9月23日、24日の再放送151話152話の内容です。

 

<おしん151話152話の簡単あらすじ>

 

健さんに紹介してもらった露店でのどんどん焼きはおしんの才覚もあって順調に客を増やしていました。

 

それを知ったたかは安心しますが健さんやりすぎとも思える親切には多少の不安を感じています。

 

たかの不安は的中して健さんの女房がおしんが住む借家に怒鳴り込んできて健さんとやりあってしまったのでした。

 

この事件でおしんは健さんに甘えすぎていたと露店も辞め借家もでて山形に帰る事にしたのでした。

 

<おしん151話152話のあらすじ>

 

寒い時期に始めた露天商の仕事は楽ではありませんでしたが、自分で稼い金で誰にも気兼ねすることなく雄とふたりで暮らせるだけで、おしんには天国のように思える日々でした。

 

おしんが野菜を洗っている傍で雄が小石を桶に入れて遊んでいます。

 

「どうしてそうやって石入れるの?石入れたら駄目でしょう」

 

そう言うおしんに誰かが声を掛けます。

 

たかが馴染み客の出髪帰りに様子見に立ち寄ってくれたのでした。

 

互いに忙しさにかまけての無沙汰を詫びます。

 

たかは雄の様子をおしんに訊いて大丈夫だと知ると安心します。

 

「うん、よかったじゃないか。まあ立派なもんじゃないの。誰の世話にもならずにちゃんとこうやってうちまで借りて。あたしの心配なんて取り越し苦労だったね⁉」

 

おしんは少しずつではあるが貯金もできるようになったと話します。

 

竜三のことを訊かれて手紙で気持ちは伝えてあるがまだ返事はないと話すおしんでした。

 

そこに健さんがやってきて雄を遊びに外へ連れ出していきました。

 

それを見たたかはおしんに話します。

 

「おしん? そりゃあまあ親切にしてもらうのはいいけどさぁ、、、そりゃあたしはね、健さんもおしんもよく知ってるから信じてるよ。だけどさ、世間の口っていうのはうるさくってねえ、、、」

 

たかの意外な話に笑ってしまったおしんでした。

 

竜三が縁側でぼんやり座っているところに清が見合写真を持って話しかけてきます。

 

竜三はちょっと写真をみて興味なさそうに他所を向いてしまうのでした。

 

清が竜三の見合いの話をすると大五郎がおしんが居るのにと清に怒り出します。

 

大五郎は竜三にもしっかりしろと言いますが自分のことは放っておいてくれと外に出て行くのでした。

 

おしんと雄は健さんに送られて家に帰ってきました。

 

「うちのどんどん焼き覚えて下すったお客様が、だんだん増えてきたみたい。子供達の顔なじみだっているんだから」

 

少しずつでも貯金して竜三を呼ぶのだとおしんは健さんに言います。

 

その時、誰かが玄関を開けて入ってきました。

 

健さんの女房がおしんのことを勘違いして怒鳴り込んできたのでした。

 

健さんの親切がはた目には普通ではないものに映っていたのでした。

 

ふたりをなだめるおしんですが、自分が知らないところでひとりの女性を傷つけていたことを知ったのでした。

 

「もう健さんの世話にはなれない、なってはいけないんだ、、、」

 

翌朝、おしんは部屋の掃除をしていました。

 

その時、健さんが騒がして申し訳なかったと詫びにきました。

 

それを聞いて逆に健さんに謝るおしん。

 

そしておしんは健さんに言ったのです。

 

「健さん。私達は何とも思ってなくたって、私が健さんにこうやって甘えてたら世間の目にはどんな風に映るのか、私やっと分かった、、、」

おしんは露天商も辞めて家もでると言うのでした。

 

「健さん。本当にありがとうございました。楽しい仕事だった。結局健さんの好意無にするようなことになって、ごめんね。でも、、、健さんのこと一生忘れないから!」

 

おしんは健さんに使わせてしまった金には到底足りないがと封筒を健さんの前に差し出しておさめてくれと頼みます。

 

健さんはその封筒を手元に引いてから雄にへとおしんに戻します。

 

「雄坊には随分慰められました。あっしは小さいうちから家族ってものがなかったから。あっしから雄坊にお礼の気持ちです!」

 

雄を背負って荷物を持ったおしんは借家をでてたかに挨拶します。

 

たかも健さんに世話になり過ぎることを気にしていたから露天商を辞めたことは良かっと言います。

 

山形に帰る必要はないからここに住んだらと勧めてくれるのでした。

 

そうしている内に右手も治るだろうと、、、

 

たかとおしんが話している間にも雄は幸子の手を煩わしています。

 

「すみません。あれですものお師匠さん。もう。雄を抱えてこちらにお世話になったんじゃ、ご迷惑かけるばっかりです」

 

おしんにとっては作造が亡くなって以来の4年ぶりの帰郷でした。

 

思えば、この4年間には結婚、大震災、2度の出産と余りにも多くの事があり過ぎました。

 

そして苦労に打ちひしがれての無残な敗北での郷への旅でした。

 

山形ではふじがとらにおしんからの手紙は来ていないかと訊きます。

 

とらが来ていないと言うと子供は親が心配するほど気にしていないものだと庄司。

 

もう半年も音沙汰がないおしんをふじは心配していたのでいた。

 

その時、ふしろから自分を呼ぶ声で振り向いたふじ。

 

ふじの目の前にはおしんが居たのです。

 

ふじは立て続けにいろんな事をききますがおしんは口を濁して古い家の方に入ります。

 

健さんはたかの店に来ていておしんの行き先を訊きます。

 

そうですか。山形へ帰られたのですか、、、」

 

詳しい理由はよく分からないと言うたかに自分のせいだと健さんがおしんを心配しています。

 

そこに幸子が持ってきた竜三からの手紙を読んで驚くたか。

 

「おかしいねえ。『おしんがうちに世話になってないか』だって。あら嫌だ、佐賀を出てから梨のつぶてなんだって、おしん、、、」

 

その頃、佐賀では清が強引に竜三に見合いをさせようとしていました。

 

一方、山形ではおしんが事の成り行きを泣き出しそうな顔をして話し始めていたのでした。

 

<おしん151話152話の感想>

 

誤解を招くことは当事者がわにも何らかの落ち度があるのです。

 

折角、順調になりはじめた東京での生活でしたがやり直しですね。

 

まだ右手が自由につかえないおしんは得意な髪結いも針仕事もできない歯がゆさがあります。

 

最後に頼れるのは母親のふじだけで山形に戻る事を決心したおしんでしたね。

 

おしんが去った後に届いた竜三からの手紙。

 

おしんの周りの歯車の噛み合いはズレたままです。

 

山形ではどんな生活が待っているのでしょうか。


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