この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年 12月16日から12月21日の再放送おしん223話224話225話226話227話228話の内容です。
<223話から228話の簡単あらすじ>
実兄庄治からの金策を諦めたおしんはカツギ商売で日銭を稼いでいく事を決心します。
そんな時、雄の戦友が唯一の遺品である日記帳を持ってきてくれます。
戦友の川村の話で雄の死亡が確定的になってしまい悲しむおしんと初子です。
そして置手紙を残して姿を消してしまった初子。
そこにひさが東京から帰って来ていて一緒にやり直さないかと誘われます。
また、行商から出なおすことにしたおしん。
ふたたび店を持てるようになったおしんに健さんから初子が見つかったとの朗報があります。
おしんは自分自身の戦後を終わらせるために初子を探しに東京に向かうのでした。
<おしん223話から228話の詳細あらすじ>
山形の庄治を頼って金策に行くが失敗に終わり自分の甘さを悔いるおしんでした。
おしんは良く抜くためのカツギ屋商売を続けることを決心します。
そんな時、雄の戦友の川村が復員しておしんを訪ねてきます。
川村はボロボロになった雄の遺品の手帳を家族に届けに来てくれたのでした。
それは雄の日記でした。
雄はルソン島で餓死していたのでした。
名誉ある戦死ではなく、何とか逃げ切って生きて帰ろうとしていたのでした。
雄は口癖のようにいつも呟いていたと言います。
「おふくろとの約束を果たすためどんな事をしてでも生き抜く、そしておふくろの元へ帰る‼」
しかし、途中で体力も限界を越えおしんや初子との約束を果たせずにマラリアにかかって力尽きたのでした。
最後は、これで楽になれると、、、
そして、川村は遺骨を持ち帰れなかった事を詫びるのでした。
その夜、おしんは俊作から貰ったハーモニカを吹きながら戦争で竜三と雄を失ってしまった事を想うのでした。
初子はそんなおしんの姿を見つめていました。
おしんは気持ちを切り替えます。
誰も頼らずに戦争で失ったものは自分の腕で取り戻すのだと自らを奮い立たせるおしんに、仁も希望も大学には行かずに金を稼ぐと言うのでした。
そして雄の死が現実のものとなり落ち込んでいる初子におしんは出直す事を勧めます。
「雄のことは忘れて、山形へ帰りいい人に出会ったら結婚するように、、、」
そんなある日の朝、初子は置手紙を残して姿を消してしまっていたのです。
「初子はここで一人の人生を生き、それも終えた、、、」
行き先も分からないままでしたが、おしんは初子が山形に帰ったものだと思っていました。
留守中に東京に行っていたひさが来てきました。
ひさは自分の3人の息子が誰も漁師をやると言わないので自分でやるために伊勢に戻ってきたのだと言います。
話している間におしんの住まいの事情が分かったひさは自分と一緒に暮らさないかとおしんを誘います。
ひさと一緒に暮らすことにしたおしんは引っ越しで表札を外した時にすぐにもっと立派な家を建てることを自分に誓います。
引越しの最中、初子からおしんに手紙が届きます。
それはそいんへの送金で、また仕送りすると綴られていましたが住所は書かれていません。
ただ、消印は山形ではなく東京となっていたので、初子が東京で働いている事を察することが出来たおしんでした。
伊勢のひさの家に着くと、初めて雄とここに来たことや竜三と3人で暮らし始めた頃の事が走馬灯のように蘇ってきたおしんでした。
そこに浩太も陣中見舞いに来てくれます。
おしんから話を聞いて初めて竜三と雄が死んでしまったことを知った浩太。
浩太は自分なりの戦争責任をとって自殺した竜三なのに自分は主義主張を曲げて生きていると、、、
おしんは竜三と云う夫が居たことに誇りを持って生きて生きたと浩太に伝えたのでした。
さらに、浩太は自分が目指しながら反社会活動と云われて実現できなかった農地解放を米軍は簡単にやってしまったことにも虚しさを感じていたのでした。
浩太も店を焼かれてしまい掘立小屋からの商売を始めたところだったのです。
ひさの店には漁を再開してすぐに大漁の知らせ、、、
昭和21年夏、46歳のおしんは何度目かの出直しの行商を始めます。
それから4年の月日が流れます。
仁と希望は既に21歳になっていて進学せずにおしんを手伝っています。
昭和25年春、おしんは何度目かの店を出すことになります。
以前と同じように行商も続けたいおしんは、オート三輪の運転を練習しはじめます。
店だけでは家族4人は食べていけないにおと贔屓の客を大切にしたいと云うおしんなりの拘りでした。
店を出すに当たってはひさの陰に隠れて浩太が店舗物件から資金調達まで支援をしてくれていたのでした。
浩太自身も並木食料品店を立て直して立派な商売人に変身していたのです。
でも、おしんの戦後は雄の嫁にとまで考えた初子と再会するまでは終わりません。
居場所を明かさない初子は最初の送金があってから毎月おしんに金を送り続けていたのです。
おしんは健さんに初子を探して欲しいと頼んでいたのでした。
店が出来上がりました。
ひさの家から引越しをするおしん達です。
「親子三人で商売ができる幸せ、人間の運命は判らない、昔のことは忘れて出直せ‼」
ひさはおしん達を励ましながら送りだしてくれました。
おしんは運転免許も取得してオート三輪を乗り回しています。
新しい店の半分は鮮魚や野菜を売り半分は仁が雑貨品を売ることにしますが、魚屋の商売は順調ですが雑貨はさっぱりな状況でした。
そんな時におしんの元に健さんから速達が届きます。
手紙には初子の居場所が分かったと書いてありました。
それを読んだおしんは店を子供たちに任せて東京に向かうことにします。
東京についたおしんは髪結いのたかの家で健さんと待ち合わせします。
たかは老いてはいたが元気に髪を結っていましたが、最近は芸妓の髪を自分が食べていける分だけ結うと云う日々を暮らしていました。
健さんも的屋ヤクザからは足を洗って始めた闇的商売が繁盛している様です。
おしんは夕方に迎えにきてくれた健さんについて1時間ほど掛かるという初子がいる場所に向かいます。
しかし、道中で初子の事を何も話してくれない健さんが気になるおしんでした。
<おしん223話から228話の感想>
山形の庄治に金策にいくおしんですが考えてみれば貸してくれる筈もないですよね。
自分で頑張るしかないあいと決心したことろに雄の死亡が確定的になってしまします。
おしんと同じくらい初子は悲しかったでしょうね。
そしておしんは時間軸を遡るように以前に世話になったひさや浩太に支えられて立ち直っていきます。
そして、最後の気がかりである初子の捜索が始まりました。
果たして、初子はどんな暮らしをしているのでしょうか。
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