この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2020年 1月27日から2月1日の再放送259話260話261話262話263話264話の内容です。
主なキャスト出演:乙羽信子 、山下真司 、田中好子 、長門裕之
<おしん259話から264話の簡単あらすじ>
辰則が加わって開店準備も加速します。
そんな中でも道子だけは我儘放題です。
結局、子供が受けれるまで実家にいることになる道子。
仙造は実家に戻ってきた道子を戻しがてら自分の商売である衣類販売にも注力して欲しいと言い出します。
道子以外の総力を結集して開店に漕ぎつけたセルフサービスの店は薄利ですが盛況です。
近所から安売りへの苦情もでますが意に介しません。
始めは嫌々ながら手伝っていた偵も徐々に商売の面白さや、おしんや初子の働く姿に感化せれていくのでした。
<おしん259話から264話のあらすじ>
おしんが道子に文句を言うと仁に返ってくると言うのが田倉家で常態化してきています。
道子以外の家族は新店の開店準備のために飾り付けをしたり粗品の準備をしたりで忙しく働いています。
そんな特に川辺が夫婦でやってきます。
仙造は辰則を紹介されると自分の店から卸す衣料品の積極的な販売を頼みます。
辰則は売れ筋を想定しながら専門家らしく子供服を中心にして発注したのでした。
また仙造はおしんに道子の後帰りを申し出てきました。
「道子は妊娠のつわり、いちばん大事な3か月から5か月の間、実家に引き取りたい、また開店時の忙しい時には川辺から人を派遣させてもらいたい‼」
即座に仙造の申し出を断ろうとするおしんですが周りから好意に甘える様にと諭されて受け入れることとなりました。
でも、道子は5ケ月だけでなく生まれるまで実家で過ごしたいと言い出す始末でどうしようもありません。
名古屋の大学を休んでまでして開店準備の手伝いに呼び戻されていた偵は、うどんを啜りながら道子はうまく逃げたと不満をあらわすのでした。
辰則はみんなに店の中での持ち場を割り付けます。
おしんと初子は今まで通りおしんと初子には魚と野菜の売り場を割り付けたのでした。
そして、急遽偵に金銭登録器の操作を覚えさせえてレジ係に仕立てます。
昭和31年3月15日、当時ではまだ少なかったセルフサービス店をオープンの日を迎えたのでした。
おしんは開店当日もいつものように魚とさや野菜の仕入れに出掛けましたが開店時間の2時間前までには終えていました。
開店準備が整ったところに希望がゆりが作ったと云う赤飯を持ってかけつけてくれます。
そして仙造の音頭で乾杯してから店の扉を開いたのでした。
すべての商品は新装開店価格で3割引きにしていて、特に子供服は超特価となっていたので良く売れたのでした。
急遽、レジ係を任された偵も次々に商品をもってくる客を見事に捌き切ります。
「流石 おしんの子供、蛙の子は蛙」
初日を終えて売り上げと利益を確認しますが利益の少なさに皆があらためて驚きます。
でも、開店から3日間は利益度外視での集客が目的だったのでした想定の範囲内だったのでした。
店を閉めて少し落ち着きを取り戻した頃に、仁は”並木食品店”の花輪を見つけおしんに誰だと尋ねます。
「大恩がある世話になった人で今回のお店で失敗したら死んでも死にきれない」
おしんはそう答えるだけでした。
そこに商店街の役員がやってきます。
「田倉スーパーでは安く売り過ぎ、商店街では共存共栄が大切だ‼」
その苦情に対し、おしんは商売はどんなものをいくらで売るかは店の自由だと反論して聞き入れません。
さらにおしんは営業時間を7時まで延長して、総菜を作っての安売りも考えていたのでした。
集客を目的とした特価販売の予定期間である開店から3日間が無事過ぎました。
明日からの通常価格販売に切り替えるべく値札を張り替えようとしたとき、もうしばらく値段を変えずに商売をる続けようとの話になります。
この3日間でも魚と野菜は最低限の収益を確保できていたのです。
そしておしんと売れるものは何でも売ろうと初子は総菜作りに勤しみ始めます。
また、特売筈の子供服の利幅が大きかったのです。
その理由は仕入れた子供服は仙造の東京や大阪の販売店で売れ残ってしまったものを在庫処分価格で仕入することができたからなのです。
さらに、偵も春休み中は店を手伝うと言い出し、偵の学業への影響を心配するおしんです。
偵は必至に働くおしんや初子の姿を見て、実際に自分も働いてみて商売の大変さと楽しさが分かってきたのでした。
おしんたちの総菜は良く売れました。
楽しそうに働く偵の姿をみて、仁は偵が辰則の嫁にしてはとおしんに相談します。
でも、おしんは仁の相変わらずの自分本位な考えに呆れることした出来ませんでした。
仁は辰則と偵が結婚すれば辰則も家族になってより強い絆で結ばれると考えたのでした。
しかし、おしんは大学を卒業させたあとの偵は自分と関係のない自由な道を進んで欲しいと考えていました。
おしんは店の犠牲になって自分の道を歩けなかった加代の二の舞にしたくなかったのです。
だが、またしても仁は勝手に偵にその話をしてしまいます。
偵はそれに激しく怒って春休み中は店を手伝うと言っていたのにも関わらず翌日に名古屋に帰ってしまします。
そんなとき、子供が店で万引きをします。
おしんの引き留めを無視して学校に連絡した仁。
その数日後、万引した子供の親がセルフサービス店舗は万引きを助長するかと不買運動を起こすと言ってきます。
仁は公然と反論するが、おしんはそれを制止て世渡りの術を諭したのでした。
「お客に理屈は通用しない、これ以上この問題を拗ら せると忙しいばかりで益々儲からないようになる、、、」
偵は名古屋に戻ってから学生にあるまじき堕落した生活を送っていましたが、自らおしんの気持を察して誰にも相談せずに大学をやめて下宿を引き払ってしまうのでした。
突如帰ってきた偵に理由を訊くおしん。
「好きな人がいたが、今は別れた。今後はお店の手伝いがしたい、人の気持ちは変わる もの、、、家族揃って全員で力を合わせて働きたい、、、」
その夜、偵に肩を揉んでもらっているおしん。
「ちっとも嬉しくない。親の心子知らず、商売の苦労は仁と自分だけで結構、偵には自由に生きて欲しかった、、、」
翌早朝、偵は辰則に結婚を申し込みますが断られてしまいます。
そして、名古屋に帰って学業を続けるように諭されたのでした。
<おしん259話から264話感想>
道子は田倉家の水には馴染めない不協和音因子になってしまいましたね。
仁は相変わらず短絡的な発想しかできず暴走してしまいます。
そして傷つくのは周囲の人です。
でも、気になるのは偵の行動です。
偵は辰則に好意を持っているのでしょうか、それとも田倉家で商売を手伝い続けるための居場所を考えているのでしょうか。
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