この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2020年 2月25日から2月29日の再放送283話284話285話286話287話288話の内容です。
<283話から288話の簡単あらすじ>
田倉家はようやく平穏の日々を取り戻します。
おしん81歳の誕生日に仁は17号店の構想を話し始めます。
仁が出店しようとしている場所は並木食料店の近くで浩太たちに影響が出る事が避けられなくなるので反対するおしん。
仁は出店計画を中止するつもりがなかったので浩太に話をするおしん。
しかし、17号店オープンの前日に浩太から呼び出しを受けおしんは衝撃の計画を知らされます。
浩太の息子の宗男は駅前の一等地にある並木食料品の土地を大手スーパーに売却して、スーパーの中で店を残す交渉を進めていると言います。
大手スーパーが駅前に出店したら17号店は大打撃を受けること必死だったのです。
<おしん283話から288話のあらすじ>
昭和43年暮れ、おしんは仁が郊外に建てた新居に引越します。
おしんは姑の心得として甘えないし干渉もしないことを自分に課したのでした。
孫たちの遊び場になったようにおしんの部屋は賑やかになります。
おしんの世話に初子を当てにしていた道子は目論見が外れてしまいます。
でも、子供たちの前でこの家で一番偉いのはおしんだから、風呂に最初にはいるのもおしんだと言い聞かせておしんを立て始めたのでした。
小姑の偵にも頻繁には来ないで欲しいと新しい家での秩序を守ろうとしていたおしん。
初子が始めた手芸店は年寄りから若者までの幅広い客層に支えられ順調に馴染みを増やしていきます。
そんな初子に仁も気をつかい時々は野菜などを届けながらおしんの近況を報告するのでした。
そんな時に、庄司の嫁のとらが貞吉の嫁からいびり出されて山形から逃げてきます。
不憫の思ったおしんはとらを暫く置いてやることにします。
おしんが道子や孫たちと仲良く暮らしているのを見て羨ましく思うとら。
おしんが揚げ膳据え膳ですべての仕事をお手伝いがする様子をみてとらはおしんに忠告しますが聞く耳を持ちません。
とらに向かって仁たちが稼いだ金をどう使おうが構わないのだと言うおしんでした。
そうこうしていると庄治がとらを迎えにきます。
おしんはふたりを歓待して話を聞きます。
山形で庄治ととらが長年守ってきた田畑を貞吉が勝手に担保にいれて商売を始めてしまったと言うのです。
子供達のことをおしんに愚痴るとら。
おしんの子供たちは戦後の混乱時におしんが金策に行った時に一銭も用立ててくれなかった事をしっていて庄治ととらを苦々しく思っていました。
そうして、子供から捨てられた事に恨み節のとらは庄治と解決の糸口も見つけられないまま山形に帰って行ったのでした。
そんな頃、仁は希望の作品を展示するギャラリィを手掛け始めます。
昭和57年になるとスーパー田倉は16店舗まで拡大していました。
この年、おしんは81歳の誕生日を迎えて家族からお祝いをしてもらいます。
スーパーたのくらの社長は仁でおしんは副社長と仁を立てていました。
その頃になると、希望の焼き物にも初子の手芸品も周囲から認められて高値がつくようになってきていました。
孫の剛も圭も参加してくれています。
経営学を学ぶ圭に仁は期待していましたが4歳から父親と一緒にロクロを回してきた陶芸の才能を皆が惜しがるのでした。
この祝いの席で仁はスーパーたのくら17号店の構想について話はじめます。
仁は従来の店舗とは異なるデパートにも匹敵する規模の4階建ての店舗にしたいと自分の構想を披露します。
場所は名古屋のベッドタウンとなっている通勤者が多い住宅地だと言います。
おしんは仁の話を聞いてすぐに反対します。
現地の商店街からの反対運動は想定の範囲内なのだが、その中心の駅前では並木浩太が食料品店を営んでいたのでした。
浩太に何かと助けてもらってきたおしんは、恩を仇で返すような真似はできないと思うのでした。
何としても中止させたいおしんですが仁も苦労して土地の取得を進めてきて設計段階だで来ていたのでした。
仁の話で祝賀ムードは吹き飛んでしまいます。
説得を続けるおしんですが仁は自分が出店しなければ他の店に出されてしまうと商売での義理人情不要論を持ち出すのでした。
仁は計画を更に加速させるためになんと新聞社を呼んで出店計画を報道させたのです。
仁は店を大きくすることが最大の親孝行だと考えていたのでした。
翌朝、おしんは新聞をみてから朝食も食べずに浩太を訪ねます。
浩太に仁の育て方を誤ったと謝るおしん。
それを聞いた浩太は、戦争が人の心を蝕み食べるために金を稼いでいる内に拝金主義に毒されてしまったのだとおしんを庇うのでした。
浩太は既に楽隠居しており悠々自適に暮らしていておしんに昼食をさそわれましたが、息子の宗男があらわれたので並木家をあとにしたのでした。
帰りに初子の店に寄ったおしん。
初子にはついつい本音がでてしまします。
「長生きをしすぎた、、、商売は厳しい、、、」
昭和58年春、スーパーたのくら17号店オープン前日に浩太から呼び出しを受けておしんは並木家に向います。
浩太の息子の宗男はスーパーたのくら進出による並木食料品店の危機を救うべく決断したと言うのでした。
もともと並木食料品店がある場所は仁も欲しがっていた好条件土地だったのでした。
宗男はこの土地を大手スーパーに売却して、建てられた店舗の中で並木食料品店を続けると云う交渉をまとめ上げていたのでした。
こうなると立場は逆転してスーパーたのくら17号店は立地条件の差もあり大手スーパーに客を奪われる事が必至となると浩太はおしんに伝えてくれたのでした。
どん底を経験する好い機会で仁や孫たちにとってきっと良い経験になるとおしんは言います。
おしんは浩太に宗男の計画の中止を敢えて頼みませんでした。
その日の夜、田倉家は17号店オープン前夜祭で盛り上がっています。
そんな中、店の危機を知っているおしんは一緒には楽しめず、翌朝ひとりで家を出てしまうのでした。
<おしん283話から288話感想>
ようやく田倉家にも平穏が訪れましたね。
そんな時に子供に捨てられた庄治夫婦がやってきますが幸せそうな田倉家の様子をみて変えるだけでした。
仁は商売には義理人情不要だと並木食料品店がつぶれても構わないと17号店開店を進めましたが、逆に潰される危機が迫っているのは知りません。
おしんは仁達が並木宗男の計画を知って騒ぎ出す前に雲隠れを決め込んだようですね。
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