この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレ49話50話です。
2019年5月27日28日放送内容です。49話50話の簡単あらすじと詳細あらすじをお届けします↓
おしんあらすじ簡単まとめ49話50話
16歳になったおしん(田中裕子)は、故郷の山形を家出して新しい世界を求めて上京した。姉が紹介してくれた髪結いの師匠・長谷川たか(渡辺美佐子)に、一度は弟子入りを断られたが、おしんは必死に頼み込んだ。奉公させてもらえるかどうか分からないままに、東京へ着いた初めての日を、がむしゃらに働いた。髪結いの師匠・たかを頼るほかに、行くあてもないおしん。しかし、たかは、そんなおしんの人間を見込んで、おしんに店にいてもいいと許してくれた。おしんには、たかの気持ちがとてもうれしかった。
出演キャスト】田中裕子,渡辺美佐子,乙羽信子,大橋吾郎,田中世津子,木瓜みらい,
<おしん49話50話のあらすじ詳細>
16歳の自分の思い出を追っておしんは圭と山形を後にしていました。
東京へ向かう列車の中で16歳の自分がホームで列車を待っている時に感じた心細さや帰りの電車賃は持っていなかった事などを思い出して圭に話をするおしん。
「でもおばあちゃん!はる姉ちゃん信じてたし!もしうまくいかなくても東京なら何とかなると思ったよ‼東京ってそういう人たちが方々から集まってるとこだったからね、、、」
それに加代も東京のどこかに居たからとおしんが言うと圭は加代には浩太が居たから違うと言われて顔を伏せるおしんでした。
はるから渡された髪結いの師匠は浅草に住んでいました。
タクシーで行こうかと言う圭に苦労して歩いた道を同じよう懐かしく辿りたいと言うおしんでした。
おしんは当時の姿を残すものはほとんどない雑踏の中ではるから言われたお師匠さんを目指して歩いていた16歳の自分の姿を思い浮かべるのでした。
16歳のおしんが苦労してやっと見つけた『髪結 長谷川たか』の看板。
思わず笑顔になるおしんでした。
意を決したおしんは戸を開けますが邪魔もの扱いされてしまいます。
奉公させて欲しいと言っても誰も相手にしてくれません。
落ち込んでいると二人の女性が店に入ろうとしているのに気付いたおしん。
はるからもらった髪を見せてお師匠さんですかとおしんは女性に声を掛けます。
でもお師匠さんは従業員に呼ばれて店の中に入ってしまいました。
しかたなしに店の裏手に回ったおしん。
中ではお湯がぬるいと罵声が飛ばされています。
それを聞いたおしんはかまどに薪をくべ始めたのでした。
中からでてきた従業員はおしんを見て泥棒と叫びます。
声を聞きつけて5人6人の従業員が集まってきます。
後から出てきて店に皆に戻れと指示したお師匠さんはおしんに言いました。
「ホラまた火が消えちまうよ!仕事はいちいち人に言われなくたって自分で先へ先へとやるようじゃなきゃ務まりゃしないんだよ‼」
そう言って店の中に戻っていくお師匠さん。
おしんはその意味を理解して嬉しくなっていそいそとお湯を店内に持っていきます。
おしんはお客のお茶を入れなおしています。
入れなおしたお茶が美味しいと褒められるおしん。
帰ろうとしている客を見つけたおしんは脱いである下駄を拭き始めます。
「あらぁ悪いわね‼随分気がきくじゃないこの子‼髪結に来て下駄拭いてもらったの初めてだわ‼」
昼食の時間になって従業員のお茶を入れるおしん。
石鹸で洗った手ぬぐいを干しているとお師匠さんがおしんにも飯を食べろといいます。
何も食べていなかったおしんはお師匠さんにお礼をいいます。
そしてお師匠さんのお茶を入れながら尋ねるおしん。
「今夜、ここに置いて頂けるんでしょうが?」
最後の客が帰って店の一日が終わろうとしていた。
おしんは奉公させてもらえるのかもらえないのかわからないままに遮二無二働きました。
閉店した店の掃除を始めたおしんを見てりつも負けじと掃除し始めます。
するとお師匠さんがりつに言います。
「掃除はいいから、みんなお腹空かせてんだから」
掃除はおしんが任されたのでした。
従業員のひとりがおしんをどうするつもりなのかとお師匠さんに尋ねます。
「布団はあるんだろ?あんたたちのとこへ寝かしてやっとくれ‼」
お師匠さんはとやかく言う従業員に言います。
「あたしが見込んだんだあんたにとやかく言われることはないねえ!しばらく様子みてやろうじゃないか⁉10日もすれば、ほんとにやる気があるかないか辛抱できるかできないかはっきりするだろうさ‼身元引受人があるような子だったらうちで断ったって大丈夫だろうけどあの子今うちで放り出したらどうなる? 一人の娘の一生がかかってるんだよ!後で寝覚めの悪い思いするのはあたしは嫌だよ‼」
夕食を隅の方で食べているおしんの元にお師匠さんのたかがやってきて名前を聞きます。
たかはおしんをお湯に連れていくように他の従業員にいいますがおしんはとんでもないと言います。
おしんはもう一度たかに置いてもらえるのかを聞きます。
「行く当てもない者追い出すわけにいかないだろ‼その代わりこっちから出てってくれって言った時にはさっぱりと諦めるんだね‼それだけは承知しといておくれよ‼」
お湯に行きそびれたおしんはたかから自分の寝場所を教えてもらいます。
たかはおしんに人に世話になろうと思わない事や仕事は自分で見つけることを教えてもらうのでした。
その夜、従業員たちがお互いを髪結いの練習台にしているのを見たおしんでした。
翌朝、おしんが飯をたいて掃除を終えて鏡を拭いているところにりつが起きてきました。
りつは自分の仕事をとるなとおしんに言います。
りつは千葉の田んぼと畑の小作の娘らしくここで頑張らなければ家に帰れないのだと話します。
おしんが奉公に入ったて仕事をとられたらりつはお払い箱になると言います。
身支度しているたかに頭を下げて他の奉公先を探すと詫びたおしん。
1日で放り投げるのかと言うたか。
自分はどんな仕事でも耐えられるが自分が頑張ることでりつの立場がなくなる事がわかったからだと理由を説明するおしん。
それを聞いたたかは自分をそんな了見の狭い女だと見てくれるなとおしんに言います。
そんな事を心配する暇があったら鏡台でも磨けといって既に磨かれている鏡をみてたかは笑い出したのでした。
おしんは未だ奉公が決まったわけではないがたかの気持ちを聞いて誰にも気兼ねせず精一杯働けると思うのでした。
<おしん49話50話の感想>
おしんははるの想いも抱えて髪結いのお師匠さんのたかを訪ねます。
たかの店は繁盛していてたくさんの従業員が忙しそうに働いていました。
最初は全く相手にされなかったおしんですがお師匠さんのたかの目に留まり取り敢えず居させもらうことになりましたね。
でも人を犠牲にすることを嫌うおしんはりつの話を聞き自分は引き下がろうとする優しさ持っています。
でもたかははるが言っていた通りの心が広いお師匠さんでしたね。
ようやく自分のために仕事ができそうなおしんに頑張って欲しいものです。
あらすじ51話52話師匠のたか(渡辺美佐子が正式な弟子入り許す
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